WBCではチェコとの一戦がありました。
『2023 WBC 東京プール』(プールB) 3月11日 チェコ戦結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
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チェコ | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 1 |
日本 | 0 | 0 | 3 | 4 | 1 | 0 | 0 | 2 | X | 10 | 11 | 1 |
佐々木朗希投手の先発でした。
トップチームの国際試合デビューです。
3月11日という特別な日に、最高スピード164Kmと力いっぱい躍動しました。
しかし源田選手の負傷欠場が諸に出た感じで、いきなり足元を掬われた失点でつまづきました。
国際大会の怖いところと思います。
経験が浅く守備に一抹の不安を持っている選手は、大事に行こうとするとリズムが崩れ、得てしてエラーを招きます。
達人に近い選手は普段通り平常心で行うことが出来る(自信)といったところでしょうか。
まあ怪我はいたし方ありませんので、源田選手、無理は禁物です。
中野選手は頑張るしかありません・・・これは思いがけぬチャンスでもあります。
佐々木選手、初回以外は順調で4回途中までを投げました。
球数制限で4回最後の打者を任せられた宇田川優希投手。
三振に仕留め、責任を果たします。
その後宮城大弥投手がしっかり投げて、9回まで一人で踏ん張りました。
相変わらず元気いっぱいのヌートバー選手はさて置き、なかなか真面勝負を避けられる大谷翔平選手。
とはいえ相手サトリア投手の超軟投のスローボール攻勢はさすがに面食らった感じでした。
大谷選手から三振を奪ったことで大喜びのチェコ陣営。
さぞかし祖国に自慢ができ、野球の発展に貢献すると思います。
さすがここまで(126Kmの直球)遅いスローボールはメジャーでは稀有でしょうから戸惑ったようです。
しかし、少し球速が上がった以降の投手は簡単にあわやホームラン。
「プロは緩い球は打ちにくい」を証明した感じでした。
また三盗を決めるなど、走っても凄いを見せつけました。
近藤健介、吉田正高の中軸を挟む両選手が効いています。
不振とは言えホームランバッターの村上選手と大谷選手に神経を使うところもありますが、この2人の上手さが光ります。
チャンスメイク、繋ぎ、タイムリーとソツなく万遍なく職人芸を披露し、5番までの打順は理想的な感じです。
お目覚めつつある山田哲人選手。
さすがの勝負強いところを見せています。
この試合も3回の吉田選手の逆転打の後タイムリーを放ち、ダメオシの追加点を入れました。
「ここで欲しい」ところで打つ、特別な物を持っているのでしょう。
遅い球への打ち方では
「タイミングが合わせづらいというのがあるので一番は前に突っ込まない、基本に戻って、そいういうところを一番に意識しました」とコメント。
国際大会に強い山田健在です。
ようやく一本ヒットが出た村上宗隆選手。
まあ悠然と4番に座って、アメリカに行ってから目立てば・・・・真打はあとから出ますフッフッフ
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