3月に入り、オープン戦も中盤の大事な時期になりました。
ここでそろそろ選手の見極めが行われ、徐々に開幕メンバーが絞り込まれていく段階です。
3/4 千葉ロッテマリーンズ 対 東京ヤクルトスワローズ オープン戦 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 6 | 0 |
ロッテ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 |
・ロッテ本塁打 平沢大河 1号 2ラン(1回)
・ヤクルト本塁打 丸山和郁 1号 ソロ(9回)
バッテリー
エスピナル、ピーターズ、ケラ、石山泰稚、清水昇、木澤尚文、田口麗斗 – 古賀優大、松本直樹 | |
西野勇士、廣畑敦也、カスティーヨ – 佐藤都志也、田村龍弘 |
ヤクルト、おおよそのポジションはレギュラーが順調の感じですから、動きはないと思います。
ただWBC組は開幕に調整が間に合わないでしょうから、ベンチ入りを狙う選手にはチャンスではあります。
WBC組の4名はスタートから無理はさせず、十分な調整後順次となりそうかなと。
たとえ村上選手でも、スタートから全打席出場とはならないのではと思うのですが。。。
さて、ロッテとのオープン戦1戦目を見て感じたことを書いてみたいと思います。
捕手は内山選手は二番手当確で、この試合はレフトを守りました。
三番手を古賀、松本選手が争います。
今のところは拮抗の感じで、ここからの勝負で決まりそうです。
この試合の古賀優大選手は気合が入っていたように思いました。
一塁への牽制で一塁走者を刺してアピール。
昨季も成功していましたが、彼の18番という感じです。
生き残りに真摯に取り組んでいる印象でした。
外野は塩見選手がどこで実践復帰できるかにもよりますが、まあ青木選手は別として丸山和郁選手がかなり当確に近付いた感じです。
この試合でも9回表、レフトに同点ホームランとシッカリ打てていました。
センターを守れることも考えれば、このままコンスタントに結果を残せば当確となります。
レギュラー争いに一馬身リードの感じ。
赤羽、濱田、武岡選手は相当の踏ん張りが必要かもしれません。
偏らずどの試合でも結果を出す必要があります。
「爆打ちをしなくとも、コンスタントに」がレギュラーには必要ですから。
そんな意味でのこの試合の武岡龍世選手。
貴重なタイムリーを打ちアピール。
北村選手が二塁打を打ったチャンスでのタイムリーは大きなアピールになります。
投手陣、外国人新戦力+クローザー候補の競演でした。
見劣りしてしまったのはエスピナル投手。
球に威力なく、結構いいところに投げても簡単に打たれてしまいました。
一本調子な感じが強く、まだメリハリがつけられない段階かもしれません。
枠もありますので、一番後方の感じです。
ピタース投手は内容良く、後は長いイニングのスタミナは如何にのところ。
スタミナさえあれば、ローテ入りは当確かなと思いました。
ケラ投手は前回よりはしっかり制球できていましたが、球威面ではまだといった感じ。
「球威がもう少し上がるのか」がクローザーへの課題かもしれません。
石山、清水、木澤、田口投手は、この時期ですから貫禄勝ちの感じ。
こんなところでコケるわけには行かない競争ですから、シッカリ絞めて終わりました。
石山泰稚投手は打者3人、13球、無安打、無失点。
清水昇投手は打者3人、4球、無安打、無失点。
木澤尚文投手は打者4人、13球、1安打、無失点。
9回、田口麗斗投手は打者3人、11球、無安打、1奪三振、無失点。
完璧な中継無失点リレーで、監督は誰をクローザーにするのでしょうか。
悩ましくも、嬉しいところ。
今日もロッテとのオープン戦があります。
コメント