本社火ヤク庫大爆発　村上3年18億、清水1億、山崎、久保、梅野、太田皆アップ

契約更改の発表がありました。

 

更改したのは、

久保拓眞投手、太田賢吾選手、梅野雄吾投手、山崎晃大朗選手、清水昇投手、村上宗隆選手です。

もはや本社の火ヤク庫が大爆発で、そんなに出しちゃっていいのか、自分の財布じゃないけど心配！

 

久保拓眞選手

推定年俸は650万増の1,300万円です。

「今年が4年目で、結果を出さないと危ないと思っていました。コロナの大量離脱の時に一軍に上がって、「ここしかない」という気持ちで取り組んだ結果、最後まで一軍にいることができたので良かったです。（日本シリーズで）オリックスの中継ぎの方々を見ていて、空振りを取れる絶対的な決め球があると感じました。自分は三振を多く取れる投手ではありませんが、その中で勝負できる球種を一つでも多く増やしていくことで、来シーズンも良い場面で投げられると思っています。（来シーズンに向けて）今年はワンポイントで多く投げさせていただきましたが、いつか先発をやりたいので、1イニングでも多く、長いイニングを任せていただけるように頑張っていきたいと思います」

 

苦しかった7月以降、ある意味ブルペンの救世主でしたから、内容的にも当然の評価と思います。

 

投球スタイルは軟投型で、力で抑えるタイプではないのでねじ伏せ感はありません。

しかし、淡々と落ち着いて制球力もあるのが良さだと感じます。

そのため、計算しやすいく安定感があります。

今季は初勝利も挙げました。

今のスタイルで磨きを掛ければ貴重な存在と成れます。

今季の大きな収穫でした。

 

 

太田賢吾選手

推定年俸は300万円増の1,600万円です。

「前半戦しか一軍に帯同できず、優勝争いが関わってくる中で、全く貢献できなかったことはとても悔しいです。打撃も守備も一軍にいる選手の方が上でしたし、もっと自分の持ち味を出さないといけないと感じました。僕は打たなければいけない選手なので、打率だけではなく、長打を打てるように頑張りたいです。（来シーズンに向けて）誰が見ても一軍の選手だと思ってもらえるような、圧倒的な成績を残したいと思います。数字でも、全てキャリアハイを目標に、頑張っていきたいと思います」

正直優勝ご褒美かな?

本人がコメントしている通り、前半戦は力になってくれました。

 

猛打賞を打ったり、

走ったり、

スクイズの成功だったり

 

コロナ騒ぎの時穴埋めもしてくれましたが、調子の波が大きい感じが残りました。

なかなか階段を一段アップできないところです。

内外野ライバル多しですから、売りの打撃が率、長打力ともに上がらないと(守備では抜けませんから)ファームの強打者で終わってしまいます。

とはいえ、今季は外野でのファインプレーもあり、内野手のくくりを破ってのユーティリティプレーヤーを目指しているのは良いと思います。

4月23日には、佐藤選手のライナー性のライトフライを滑り込んで捕球し、石川投手の勝利の手助けをしています。

 

年間を通じてこの活躍ができれば、年俸は大きく変わると思います。

そろそろ抜け出して欲しい選手です。

 

 

梅野雄吾投手

推定年俸は900万円増の3,500万円です。

 

「（球団からは）前半戦、よく投げてくれたと評価をしていただきました。後半戦は不調もあって、なかなか一軍で投げられなかったので悔しかったです。（不調の要因について）一番は、調子が落ちてしまった時に、気持ちを上手く立て直せなかったところだと思います。裏方さんなどに助言もいただきましたが、良くない状態で後半戦に進んでしまいました。技術面では、一年間を通して投げ続けられる体を作ることが課題なので、重点的に取り組んでいます。（来シーズンに向けて）今年以上に投げることはもちろんですが、チームの三連覇のために、シーズンを通して貢献できるように、頑張っていきたいと思います」

 

本人も自覚の、調子が落ちての対応がブレイクを遠ざけていると思います。

シーズンの半分しか働けないと、サブブルペンとなりますから。

今季一時期粘りが出てピンチでもしっかり投げれたのですが、調子が下り坂となってからは昨年までの逆戻りでした。

先ずはメンタル強化ありきの感じです。

試合を見ていますと、メンタル状態が諸に出ていることが多くありました。

目が泳いだり、落ち着きのない表情で、「思い切った投球ができないのは当然かなぁ」と感じていました。

プレッシャーに弱かったり、気持ちの切り替えがヘタだったりするのかと思います。

多分ですが、メンタル強化さえできれば成績を残せる力は持っていると思います。

 

まだ「目標が一年を通じて投げる体力」としているあたりは、少し考え直さないと･･(今ごろ?)

強い梅野雄吾を見たいです。

 

 

山崎晃大朗選手

推定年俸は1,300万円増の4,000万円です。

 

「思うようにプレーできる試合もありましたし、できなかった試合もありました。その中でも、2番に入って塩見を先に進めたり、山田さんや村上の前でしっかりとランナーを進めることをしないと、僕は生き残れないと思ったので、その仕事を少しは形に表すことができたと思います。（今年の盗塁数について）もっと走らなければいけないと思いますし、自信を持って成功数を上げていくために、追求してやっていきたいです。もっとチャンスメイクできる選手にならないといけないですし、2番打者として、やるべきことはまだたくさんあると思っています。（来シーズンに向けて）今年はスタメンの数もキャリアハイでしたし、レギュラーを掴み取らないといけないところまで来ていると思っています。数字を上げることができれば、レギュラーも近づいてくると思うので、切磋琢磨してやっていきたいと思います」

 

いい繋ぎで貢献度は高いのですが、できれば更にもう一歩の感じです。

サブの位置は揺ぎ無いのですが、全てにもう一段精度を上げないと定位置は難しいところに来てしまいました。

長打力で勝負はできませんから、中距離、アベレージ勝負です。

今季は打率.257、安打88、打点37、得点52、盗塁10と、キャリアハイの成績でした。

一軍でレギュラーを取るには、盗塁の成功率も上げる必要があります。

小技は当然。

守備もキッチリ。

 

2023年は正しく勝負所。

レギュラーを勝ち取って欲しいと思います。

 

清水昇投手

推定年俸は1,200万円増の10,000万円です。

 

「昨年、一昨年とタイトルを取って、今年で三度目の報告をしたいと思ってやってきたので、自分の中では悔しい部分も残りました。登板数は50試合までいきましたが、タイトルを取ることを考えていたので、悔しさがあります。神宮球場で勝負している投手は、力だけで勝負しているとは限らないと思っています。球の速さで他のリリーバーと戦っても、僕は勝てないと思っていますが、球種やコース、心理戦などを磨いていけば戦っていけると思っています。今年打たれた本塁打が1本だったことも、そこを意識した結果だと感じています。（リリーフ陣を引っ張っていくために）全員が日本一を目指していくと思いますし、自分が声をかけなくても大丈夫だと思っています。その中で、自分が一番前に立ってやっていきたいですし、行動で見せていきたいと思います」

ついに大台に乗りました。

貢献度からは当然です。

アクシデントなどでなかなか難しいシーズンでしたが、やはり苦しいところを支え続けたところは大きなものです。

 

此れで3年安定した力を出せて、今季は課題の被ホームランは1本だけ。

昨季12本でしたから、雲泥の差となりました。

着実に課題を克服して来ています。

やはりセットアップはこのひと･･･

 

でも、クローザーをやりたいんだろうなぁ

 

村上宗隆選手

推定年俸は38,000万円増の60,000万円です。

3年18億＋出来高でサインしました。

「数字としてもすごく良い成績が残せましたし、昨年立てた目標も達成できたので、とても良い一年になりました。（オフの期間は）とにかく「全部」を鍛えて準備していきたいです。（来シーズンに向けて）すごく大変な一年になることは今から分かります。上手くいくことばかりではないですが、ヤクルトの歴史に、三連覇を残したいという思いだけです。（自身の目標について）全てキャリアハイを目指します。チームの中心で、引っ張る存在でいたいという思いに変わりはないので、これからも必死に頑張っていきたいと思います」

 

 

 

 

本社の火ヤク庫を全部爆発させたかのような大盤振る舞いで、圧倒的な年俸となりました。

 

冷静に考えますと、落ち着くべきところに落ち着いた感じもします。

お互いに計画したラインにしっかり乗せたと思います。

25歳でのポスティングメジャー等の条件についても、まあ円満解決の感じで、ファンにとっても気持ちの良い落としどころと思いました。

 

球団としてもこの数字がいっぱいいっぱいだと思います。

何と言っても日本での頂点の数字ですから･･･

 

契約更改のオオトリは三冠王に相応しい形で終わりました。

 

あ、もう1羽トリがいましたね。

今季はどうするんでしょうか。

 

 

ヤクルト　12/9　までの契約情報

出典日刊スポーツ