ドラフト会議2022が今日17時からですが、昨日ヤクルト1位指名に吉村貢司郎投手(東芝)を公表しました。
「公表しない」が一転ですが、今年は相次ぐ公表で追い込まれた感じもします。
駆け引きですが。。。味気なさも残る事前公表。
何か談合のようで少し違和感があります。
再度話し合って方針転換し「誠意を見せる意味、本人に知っていただくためにも公表することにした」と説明しました。
さて、吉村選手と言いますと先日(10月6日)の練習試合が記憶に新しいところです。
このブログでもお伝えしました(こちら)。
吉村投手の部分を抜粋した内容ですが、
東芝には今秋のドラフト1位候補右腕である吉村貢司郎投手(24歳、国学院大出身)がおり、練習試合と言え9球団のスカウトが駆けつけていたようです。
先発し、村上選手とも対戦しました。
直球を主体に追い込み、フルカウントから外角フォークで空振り三振に仕留めアピール。
「日本でトップのバッター。純粋に楽しもう」と思ったそうですが、「スイングスピードが社会人とは全く違った。抑えられて自信になった」と述べています。
社会人どころか、NPBでも、彼以上のスイングスピードの打者はチョットねと言う状態ですから、自信を持てたのは理解できます。
3回を投げ無失点7奪三振でした。
ヤクルト斉藤スカウトは「直球の球速のアベレージが上がってきた。変化球も効いていた」と高評価だったようで、ドラフトがどうなるかも興味深いところ。
吉村投手は最速153Kmを投げる右腕です。
身長:183cm
体重:85kg
生年月日:1998年1月19日
出身校:日大豊山高校ー國學院大学
出身地:東京都
その他:趣味は温泉
勝負球はフォークとツーシームの様です。
速い系の変化球ですが、木澤投手とも良い勝負と思います。
横ブレなく縦に落下するカーブが打者の目線をかき乱すと評されています。
練習試合当日は多くのチームのスカウトが偵察に訪れ、熱心に見ていたようです。
現在の各チーム公言の1位選手は、
日本ハム 矢沢宏太(日体大)
中日 仲地礼亜(沖縄大)
広島 斉藤優汰(北海道・苫小牧中央高)
楽天 荘司康誠(立大)
巨人 浅野翔吾(高松商高)
西武 蛭間拓哉(早大)
ソフトバンク イヒネ・イツア(愛知・誉高)
オリックス 曽谷龍平(白鷗大)
ヤクルト 吉村貢司郎(東芝)
ロッテ、阪神、横浜が公言をしておらず、どうなるものなのか。。。
そういえば、スポーツ報知が村上選手の弟で九州学院の村上慶太選手について書いた記事がありました。
指名の可能性について高津監督は「なんとも言えない」と話すにとどめたが、映像はチェック済み。「サイズ感が素晴らしい。体が大きいのは魅力」と素材の良さを評価
ホームランバッターではなくても安打はイケるかもしれません。
ガタイが大きいので、オスナ選手が帰国後のファーストという手もあり、そうなりますと1,3塁が兄弟と、話題としても十分です。
育成の場合は大学の方針もあって進学を選ぶようですが、本気でやりたいなら育成も良いのではと思うのですが。。。
話は変わり、MLB。
リーグ優勝戦へのチームが出そろい、いよいよ本格化の感じです。
日本と違い地区1位通過でも、日本のような大きなアドバンテージ(1勝+連続でのホーム開催)はありません。
シードも勝利数で決め、アドバンテージはホーム開催から始まるのみとなっています。
短期戦としては行方は分からない所が多い感じです。
ア・リーグはアストロズとヤンキースで、ナ・リーグはパドレスとフィリーズです。
まあ力からはアストロズと思いますが、打線が活気付けばヤンキースにも目はあるかも知れません。
いずれにしてもア・リーグが優勢とは思いますが、足元を救われるかもしれませんし、油断大敵です。
細かい野球をしないMLBですから、展開は読みにくいのが本音です。
先ほどパドレスとフィリーズの2戦目が終わり、パドレスが勝って1-1となりました。
昨日パドレスは負け、ダルビッシュ投手が負け投手になってしまったのですが、今日はやり返しました。
今日の試合には元阪神のスアレス投手も出て、ホームランを打たれましたがリードをそのまま保って降板したようです。
何しろ日本シリーズまでまだ日がありますので、MLBのおかげで野球ロスにならずに済んでいます。
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