くしくも昨年のめぐりあわせの再来となってしまった日本シリーズ2022。
昨年は
第1戦 | 11月20日(土) |
○オリックス 4 – 3 ヤクルト●
|
[勝]比嘉 | [敗]マクガフ |
第2戦 | 11月21日(日) |
●オリックス 0 – 2 ヤクルト○
|
[勝]高橋 | [敗]宮城 |
第3戦 | 11月23日(火) |
●オリックス 4 – 5 ヤクルト○
|
[勝]石山 | [敗]吉田凌 |
第4戦 | 11月24日(水) |
●オリックス 1 – 2 ヤクルト○
|
[勝]石川 | [敗]増井 |
第5戦 | 11月25日(木) |
○オリックス 6 – 5 ヤクルト●
|
[勝]山岡 | [敗]マクガフ |
第6戦 | 11月27日(土) |
●オリックス 1 – 2 ヤクルト○
|
[勝]マクガフ | [敗]吉田凌 |
第1戦先発は山本―奥川でした。
山本投手相手に6回1点を取り、その後モヤ選手にホームランが出たため同点とされますが、奥川投手は7回1失点と踏ん張りました。
8回に村上選手が2ランホームランを打ち3-1と優勢でしたが。。。
最終的に9回、マクガフ投手ご乱心で3点を入れられ負けてしまいました。
山本投手は中6日で第6戦にも登板し9回を投げ切りました。
両軍1対1の同点のまま12回。
塩見選手安打で出塁、代打の川端選手がレフトにポテンヒットを打って勝利しました。
この様子は、川端はやはり神様!感涙の日本シリーズ制覇 嬉しすぎてな~んも言えない自分に驚く
に書いています。
さて、今年も山本由伸投手は健在です。
1,2戦を考えますと、山本、宮城の2枚看板で行くのは必須です。
オックスはこの2人で獲れませんとその後が厳しくなりそうですから、なんとしても初戦を取りに来ると思います。
只、2021年の内容でもあるように山本投手と言えども1点は失点しています。
オリックスは山本投手への援護が思うようにいっていません。
今季も吉田選手と福田選手は脅威ですが、杉本選手が昨年ほどではなく、ホームランバッターが多くありません。
チームの総本塁打数が89本とリーグ最下位(昨季は133本でリーグ1位)です。
ヤクルトが174本、村上選手の56本を除いても尚上回っています。
一発攻勢でガンガン点が入るというような展開は望みにくいのが現状です。
そこに山本投手の攻略の糸口が見えるように思います。
ヤクルトには一発実績の選手が網羅されて配置されています。
1番塩見16本、3番山田23本、4番村上56本、5番オスナ20本、7番サンタナ15本、8番長岡9本。
この陣容だけで139本と圧巻の破壊力です。
誰かが当たってくれれば点になります。
2番山崎、6番中村選手が繋ぎに徹しますから、僅かなスキをついて誰かがぶち込むことができれば勝機が見えると思います。
今年のヤクルト、昨年と比べてマイナスなのは奥川投手がいない事。
プラス要素はまず長岡秀樹選手の台頭と、2番としての山崎晃大朗選手が役割を確実にこなせる逸材に育ったことです。
この2選手が機能しているので、色々仕掛けやすくなっています。
次に木澤投手がどのような場面でも使えること。
ビハインドで良し、回跨ぎ良し、火消し良し、セットアッパーでも使え、なんならクローザーもできるというオールマイティな投手となりました。
今季ビハインドで登板し、9勝を挙げてチームに貢献しました。
昨年にはいなかった投手です。
更に、山下、小澤投手が試合の穴埋めとして存在します。
こう考えますと、山本、山本と恐怖に感じることはないと思います。
確かに脅威ですが、火ヤク庫を満タンにして立ち向かえば、何とかなりそうなどと思います。
もちろん、ヤクルトの顔村上宗隆選手も頑張ってくれると信じています。
コメント