10月3日 対 横浜DeNAベイスターズ
シーズン最終戦、ヤクルトとしては盛りだくさんの内容の試合となりました。
またポストシーズンに向けての意味合いに於いても、良い収穫の内容で終わることができたと思います。
たった1試合ですが、涙あり、感動あり、とてつもない記録アリの1試合。
何から書いたら良いのか。。。
10/3 東京ヤクルトスワローズ 対 横浜DeNAベイスターズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
横浜 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | X | 8 | 12 | 0 |
・横浜本塁打 ソト 17号 2ラン(2回)
・ヤクルト本塁打 キブレハン 6号 3ラン(3回) 内山壮真 4号 ソロ(6回) 長岡秀樹 9号 ソロ(6回) 村上宗隆 56号 ソロ(7回)
バッテリー
小川泰弘、H清水昇、☆原樹理、スアレス、梅野雄吾 – 中村悠平、内山壮真、嶋基宏、古賀優大 | |
★坂本裕哉、京山将弥、東克樹、田中健二朗、入江大生、エスコバー、伊勢大夢 – 嶺井 博希、戸柱恭孝 |
ヤクルトの生え抜きではありませんが、価値ある足跡を残した内川、坂口、嶋選手の引退試合でした。
それぞれ最後に「らしさ」が十分のタイムリーヒット、安打、リードを見せ、まだまだやれる印象を残してのラストでした。
チーム全体の涙は如何に多くのものを後輩に残したかを示すもので、形式的なものではなく心の底からの感謝を感じる光景でした。
如何にもヤクルトと言う球団のチームカラーと感じます。
良い引退試合となったと思います(詳細は後日に改めて書きます)。
投手陣は最終戦で確認や調整も含めての登板でしたが、全体にはいい内容が多かった感じです。
スタートは小川泰弘投手。
3回を投げ、ソト選手の2ランホームランで2失点をしたものの良い内容で、シーズン後半の状態が維持されていました。
勝ち投手となったのは、3番手出場の原樹理投手。
ここまで先発、中継ぎでともに今一つで調子を落としていた原投手。
久しぶりに持ち味を出せたと思いました。
ゴロを打たせる投球ができました。
ポストシーズンに向けて好材料となった感じです。
久しくファーム調整のスアレス投手。
「今季の内容では来季の契約更新はないだろう、取りあえず最後にチャンスだけは与えたのかな」と、割と冷めた目で見ていたのですが。。。
何と、高めに浮く感じはなくなり少し改善していました。
1イニングでしたのでまだ分かりませんが、良い兆しではあります。
関根、太田、佐野選手を7球で押さえました。
内野ゴロ、三振、ファーストライナーでの三者凡退と言う結果は予想外の良さでした。
コール投手の肩が心配の中、残すという選択もあるのかもと、ちょっと考えてしまいました。
引退試合に花を添えた若手内山、長岡選手の連続ホームラン。
ここまでいろいろアドバイスをしてくれたであろう引退3選手に成果を見せた良い恩返しとも思えます。
6回裏、内山壮真選手は4号。
「打ったのはフォークです。今日、嶋さんにバットのことで助言をもらいました。嶋さんに打たせてもらいました。感謝したいです」
長岡秀樹選手は9号でした。
「打ったのはスライダーです。内川さん、坂口さん、嶋さんに多くのアドバイスをもらい、苦しい時に背中を押してもらいました。最後に良い姿を見せることができて良かったです」
村上宗隆選手。
この1日で、とてつもない記録が出ました。
史上最年少三冠王と、日本人最多本塁打単独1位の記録です。
どちらも史上に残り、長い間更新されなかった大記録を、弱冠22歳が更新するという快挙です。
最初の打席では甘い球を空振りでまだ戻らずの感じでした。
次の打席で外角をしっかり捉えてのレフトへのタイムリーで感触を戻した感じでした。
この試合、1安打でも出れば打率が大島選手を抜くことが分かっていましたから、この時点で三冠王が確定となりました。
3打席目は少し打ちぞこなった当たりで、上げきれなかった感じでした。
最終打席、なんとなく気負いが消えた感じで甘く来たところをしっかり捉えることができました。
泣いても笑っても最後の打席の感じで、逆に気持ちに余裕ができたのかもしれません。
最後に決めるところは何か特別なものを持っている感じです。
村神様降臨と言われるのも分かる気がします。
55号を打った後、56号は問題なく自信もあったはずです。
ところが、徐々に多彩に変化球を散らされ、要所でストレートをいいところに決められていきました。
期待が大きいところで徐々に重圧がかかったのだと思います。
本人もこんなはずではと苦しみ、焦りもあったことと思います。
ただこの最後の打席で打てたことで、この重圧を乗り越えたことは、この後大きな成長をもたらすと確信します。
誰も経験できない重圧を跳ねのけたところは56号以上に本人には大きな成果と思います。
こうなると行く先はどこなのか、本人も想像できない世界かもしれません。
いっそ来季は連続三冠王+61本越で。。。なんて、ファンは勝手に妄想するのです。
2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 56号(通算160号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年10月3日
東京ヤクルトスワローズ 3-3 横浜DeNAベイスターズ | 神宮球場 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年10月3日最終成績
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 143 | 80 | 59 | 4 | .576 | M0 | |
2 | 143 | 73 | 68 | 2 | .518 | 8.0 | |
3 | 143 | 68 | 71 | 4 | .489 | 4.0 | |
4 | 143 | 68 | 72 | 3 | .486 | 0.5 | |
5 | 143 | 66 | 74 | 3 | .471 | 2.0 | |
6 | 143 | 66 | 75 | 2 | .468 | 0.5 |
セリーグ優勝!
次はCS 制覇へ。
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