9月6日 対 阪神タイガース
またまた長い試合となりました。
野球は点差が7-6や8-7位が一番面白いと言いますが、追いつ追われつでハラハラドキドキでした。
延長戦となり、次第に雨が強くなる中での死闘は、見ごたえのある一戦となりました。
9/6 阪神タイガース 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 8 | 15 | 3 |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 | 16 | 1 |
・阪神本塁打 無し
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 52号 ソロ(6回)
バッテリー
石川雅規、H木澤尚文、石山泰稚、H清水昇、H久保拓眞、☆マクガフ、大西広樹、S田口麗斗 – 中村悠平 | |
青柳晃洋、岩崎優、H湯浅京己、Hケラー、岩貞祐太、★浜地真澄、加治屋蓮 – 坂本誠志郎、梅野隆太郎 |
先発石川雅規投手。
ちょっと制球、キレに欠いたのか、なかなか自分のペースに引き込めなかった感じです。
とはいえ何とか試合の形にはしました。
流石なもんです。
相手が青柳投手でしたが、青柳投手の方も今一つ制球、キレがよくなかったところで助かりました。
少し不運もあって結局追いつかれて勝ちは消えましたが、次に期待したいところです。
コロナ以降まだコンデション不十分の感じもします。
拮抗している初戦と言うこともあって、救援陣7人と総動員を賭けました。
それぞれ持ち味は出ていましたが、田口麗斗投手が久しぶりにいい出来と感じました。
少し前半の調子を思い出した感じのキレ、制球でした。
雨の中の投球を心得ているようでもあり、調子が戻ると心強く感じます。
延長あたりから雨がひどく、これが両軍の投手に影響したのは確かだと思います。
お互いに失点し、文字通り相手の弱みに付け込んだ泥仕合の様相になりました。
あれだけひどいと、制球、変化球に影響が出て投球が単調になることは避けられませんので、バッターには有利です。
まあここへきての一戦一戦は重要ですから、お互い諦めず粘っこかったこともあっての熱戦でした。
本来なら雨天で中断や中止になるほどの雨量でした。
しかし僅差の延長戦中、しかも裏が阪神とあっては、甲子園側としても審判側としても中断・中止は選択できなかったのだろうと思います。
両チームとも観客には子供連れも多く、大変だったことと思います。
お疲れ様でした。
打線総じて少し上向き。
このところ問題の塩見泰隆選手。
当たりは兎も角、結果として決勝タイムリーでのマルチ安打でしたから、切っ掛けになりそうです。
形はどうでもヒットが何よりの薬ですから。
次の試合の内容が期待です。
やはり一番には彼ですから。
ヒーローインタビューも久しぶりでした。
きつかった時に力になってくれた裏方さんへの感謝の言葉がありましたが、随分追い込まれていたのだろうと思います。
これを糧にして、一層の飛躍を期待します。
延長11回、途中からは打撃戦となり活躍した選手が多いのですが、山崎晃大朗選手の三塁打は圧巻でした。
4回、せっかくの村上選手の先制1点をその裏にエラーもあって覆され3失点をした後の5回の攻撃でした。
先頭オスナ選手安打、長岡選手四球、石川選手がきっちり犠打で進塁させた後の三塁打でした。
2点を返し、その後中村悠平選手がこれまたキッチリ犠牲フライを挙げて計3点が入りましたから、4回の3失点を見事に消しました。
村上宗隆選手。
なかなか打てる球が来ないところで、しっかり決め切りました。
このホームランで故野村克也さんと落合博満さんに並んだわけですが、ホームイン後の仕草にも意識を感じます。
もっとも2度の満塁で結果が出せなかった悔しさもあったかと。
また気持ちを入れ直す材料とするでしょう。
しぶとく追いつき、引き離し、また追いつかれても突き放す。
ヤクルトらしいしぶとく粘り強い野球が戻ってきの勝利は大きなところでした。
今日はヤクルト高梨裕稔投手、阪神伊藤将司投手の先発と予告されています。
VS
高梨投手は8月16日に3安打の好投で阪神に勝っています。
今回もその調子で粘投して欲しいと思います。
村上選手はホームランのカウントダウンですね。
ついに野村、落合両氏に並び、次はバース氏の54号です。
まずはもう1本打って単独6位に!
楽しみです。
順位 | 選手 | (所属) | 本塁打 | 年度 | 試合 | 打数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | バレンティン | (ヤクルト) | 60 | (2013) | 130 | 439 |
2 | 王 貞治 | (巨 人) | 55 | (1964) | 140 | 472 |
2 | ローズ | (近 鉄) | 55 | (2001) | 140 | 550 |
2 | カブレラ | (西 武) | 55 | (2002) | 128 | 447 |
5 | バース | (阪 神) | 54 | (1985) | 126 | 497 |
6 | 野村 克也 | (南 海) | 52 | (1963) | 150 | 550 |
6 | 落合 博満 | (ロッテ) | 52 | (1985) | 130 | 460 |
2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 52号(通算156号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年9月6日
阪神タイガース 6-8 東京ヤクルトスワローズ | 甲子園 |
東京読売ジャイアンツ 1-2 横浜DeNAベイスターズ | 東京ドーム |
中日ドラゴンズ 2-4 広島東洋カープ | バンテリンドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年9月6日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 122 | 71 | 49 | 2 | .592 | 0.0 | |
2 | 118 | 62 | 54 | 2 | .534 | 7.0 | |
3 | 128 | 61 | 64 | 3 | .488 | 5.5 | |
4 | 128 | 60 | 65 | 3 | .480 | 1.0 | |
5 | 126 | 58 | 65 | 3 | .472 | 1.0 | |
6 | 122 | 54 | 67 | 1 | .446 | 3.0 |
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