8月20日 対 中日ドラゴンズ
村上選手が2発で相手の戦意を喪失させた感じです。
相手をここまで圧倒できる正しく恐ろしい選手となってきました。
8/20 中日ドラゴンズ 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 7 | 11 | 0 |
中日 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 8 | 0 |
中日本塁打 三好大倫 1号 ソロ(3回) 石垣雅海 2号ソロ(9回)
ヤクルト本塁打 村上宗隆 43号 ソロ(3回) 村上宗隆 44号 2ラン(7回)
バッテリー
☆原樹理、田口麗斗、山本大貴 – 中村悠平 | |
★小笠原慎之介、森博人、根尾昂 – 木下拓哉 |
この試合、結果的には村上選手の2本で勝った感じではあります。
しかし、2回や7回の攻撃でしぶとく繋いで得点機を作ることができ、そこでタイムリーや犠飛などでも得点できました。
しぶとい攻撃が戻ってきた点も大きなところです。
まずはオスナ選手
2回裏、村上四球、中村安打の後先制タイムリーで打点1。
続く長岡秀樹選手も安打で満塁としました。
そこでバッターが原樹理選手となりましたがなんと死球。
かなり痛そうで心配しましたが、「痛いと言っていられない、絶対交代しない」という執念のようなものを感じました。
この死球で押し出し、得点が入りました。
7回、山田選手が四球を選びその後をキブレハン選手がセンターに二塁打を打ちます。
来日して1度も安打を打っていなかったキブレハン選手でしたが、5回に初安打を打った安心からか別人のようなバッテイングでした。
キブレハン選手に当たりが出てきたのは大きいと思います。
ここで塩見泰隆選手が犠牲フライを挙げて得点。
これが村上選手を楽にしたため、44号が出ました。
長岡秀樹選手。
この日は8回にも二塁打を打ちマルチ安打でした。
打点1を挙げています。
この様に、この試合は村上選手外の場面で動きが多々あり、チームの状態が上がってきたと感じました。
さて、この試合も村上選手は村神様でした。
村上選手はここへきて、ますます「どっしり」感が増して絶好調。
打席では余裕さえ見え充実感満点で揺るぎません。
まずは3回、43号ソロをバックスクリーンに着弾させ、しっかり追加点を挙げて投手を楽にします。
7回には塩見選手の犠牲フライの後、44号2ランを右翼席中段まで運びました。
いずれも飛距離が半端なく、広いバンテリンドームはもはや村神様の庭・別荘の様です。
今回の降臨で、今季バンテリンドームで9試合を行い7本塁打と言うとてつもない数字を叩き出しました。
また、球団日本人記録として岩村明憲さんのシーズン44本と並び、まさに超えようとしています。
もっとも、本人はバレンティンさんの60本しか視野に無いようで、全く笑ってしまいます。
ますます三冠の期待が膨らみます。
実際、ナイターの横浜ー広島戦の結果を経て、現時点で初めて三冠の位置に付けました。
本塁打と打点は独走ですが、打率だけは常に2位、3位と推移し、中々トップになれませんでした。
今回4打数3安打1四球と、猛打賞(しかも2本は本塁打)の固め打ち。
打率を.329としましたが、佐野恵太選手の.328を超え、ついに1位です。
もちろんまだまだ予断は許さず、レース最終日まで分からないのですが、一度でも三冠になったことが喜ばしい。
ちなみに現時点でのNPB記録では、得点、本塁打、塁打、打点、四球、故意四球、長打率、出塁率で1位となっています。
この記事の最後に詳細を載せましたので、興味のある方はご覧ください。
打線で注目は山田、塩見選手の調子が少し上向いた感じに見えるところです。
ここまでは村上選手以外はなかなか調子が上がって来ませんでした。
この2人の復調は打線に厚みを増し、得点力を上げるためには必要な大きなポイントです。
先発の原樹理投手。
死球を受けながらも粘り通しました。
意図はわかりませんが得意球のシュートをほとんど使わず、スライダーなど外中心で完全に配球を変えた内容でした。
結果的には功を奏したわけですが、相手は戸惑いがあったかも知れません。
兎も角、ホームラン1本は打たれてしまいましたが、追加点までは失点しませんでした。
完全ではありませんが流れは失わなかったので、先発の責任を果たしました。
これでキャリアハイとなる7勝目です。
おめでとうございます。
村上選手の2本目で、ドラゴンズの追撃意欲を完全に失わせたところでした。
田口麗斗投手がこれに上手く乗じて2イニングを簡単に締めたことが大きいと思います。
これで完全に流れを確定させました。
継投の失敗が続く田口投手出したが、この日は気を緩めず守り切り、面目躍如となりました。
苦心惨憺の打線組み換えでしたが、全体に万遍なく役割をこなした感じで、少しチームのムードも上がる勝ちでした。
次もこのムードを維持できればチーム状態も上がりそうです。
今日もデーゲームです。
ヤクルト先発は小澤怜史投手、中日は上田洸太朗投手です。
VS
打線、この調子で頑張って欲しいと思います。
今季は5月12日に対戦し勝利しています。
塩見、山崎、山田、中村と安打を飛ばしていますが、村上選手だけは四球以外は三振、内野ゴロ2つで沈黙しています。
リベンジに燃えそうですが、結果期待です。
2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 43,44号(通算147,148号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年8月20日
中日ドラゴンズ 2-7 東京ヤクルトスワローズ | バンテリンドーム |
東京読売ジャイアンツ 1-5 阪神タイガース | 東京ドーム |
横浜DeNAベイスターズ 6-5 広島東洋カープ | 横浜スタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年8月20日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 109 | 63 | 45 | 1 | .583 | 0.0 | |
2 | 104 | 55 | 47 | 2 | .539 | 5.0 | |
3 | 114 | 55 | 57 | 2 | .491 | 5.0 | |
4 | 114 | 53 | 58 | 3 | .477 | 1.5 | |
5 | 113 | 53 | 59 | 1 | .473 | 0.5 | |
6 | 108 | 48 | 59 | 1 | .449 | 2.5 |
2022年度 セントラル・リーグ リーダーズ(打撃部門)
NPB公式サイトより引用した、2022年8月21日現在の公式発表です。
試合
|
|||
1 | 坂倉 将吾 | (広) | 114 |
1 | 佐藤 輝明 | (神) | 114 |
3 | 丸 佳浩 | (巨) | 113 |
打席
|
|||
1 | 佐藤 輝明 | (神) | 482 |
2 | 丸 佳浩 | (巨) | 478 |
3 | 坂倉 将吾 | (広) | 477 |
打数
|
|||
1 | 中野 拓夢 | (神) | 444 |
2 | 佐藤 輝明 | (神) | 434 |
3 | 坂倉 将吾 | (広) | 431 |
得点
|
|||
1 | 村上 宗隆 | (ヤ) | 85 |
2 | 丸 佳浩 | (巨) | 68 |
3 | 塩見 泰隆 | (ヤ) | 67 |
安打
|
|||
1 | 佐野 恵太 | (デ) | 125 |
2 | ( 3 選手 ) | 123 |
二塁打
|
|||
1 | 佐藤 輝明 | (神) | 29 |
2 | 牧 秀悟 | (デ) | 28 |
3 | 佐野 恵太 | (デ) | 25 |
三塁打
|
|||
1 | 岡林 勇希 | (中) | 7 |
2 | 佐藤 輝明 | (神) | 6 |
3 | ( 3 選手 ) | 5 |
本塁打
|
|||
1 | 村上 宗隆 | (ヤ) | 44 |
2 | 丸 佳浩 | (巨) | 23 |
2 | 岡本 和真 | (巨) | 23 |
塁打
|
|||
1 | 村上 宗隆 | (ヤ) | 272 |
2 | 丸 佳浩 | (巨) | 209 |
3 | 佐藤 輝明 | (神) | 208 |
打点
|
|||
1 | 村上 宗隆 | (ヤ) | 107 |
2 | 大山 悠輔 | (神) | 71 |
3 | 佐藤 輝明 | (神) | 69 |
盗塁
|
|||
1 | 塩見 泰隆 | (ヤ) | 23 |
2 | 近本 光司 | (神) | 22 |
3 | 中野 拓夢 | (神) | 18 |
盗塁刺
|
|||
1 | 丸 佳浩 | (巨) | 6 |
1 | 村上 宗隆 | (ヤ) | 6 |
1 | 吉川 尚輝 | (巨) | 6 |
犠打
|
|||
1 | 菊池 涼介 | (広) | 27 |
2 | 岡林 勇希 | (中) | 20 |
3 | 中野 拓夢 | (神) | 18 |
犠飛
|
|||
1 | 佐藤 輝明 | (神) | 7 |
2 | 牧 秀悟 | (デ) | 6 |
3 | ( 2 選手 ) | 5 |
四球
|
|||
1 | 村上 宗隆 | (ヤ) | 83 |
2 | 丸 佳浩 | (巨) | 62 |
3 | 山田 哲人 | (ヤ) | 47 |
故意四球
|
|||
1 | 村上 宗隆 | (ヤ) | 14 |
2 | 宮﨑 敏郎 | (デ) | 6 |
2 | 岡本 和真 | (巨) | 6 |
死球
|
|||
1 | 塩見 泰隆 | (ヤ) | 11 |
2 | ( 3 選手 ) | 8 |
三振
|
|||
1 | 佐藤 輝明 | (神) | 110 |
2 | 山田 哲人 | (ヤ) | 104 |
3 | 村上 宗隆 | (ヤ) | 92 |
併殺打
|
|||
1 | ビシエド | (中) | 17 |
2 | 梅野 隆太郎 | (神) | 15 |
3 | 坂倉 将吾 | (広) | 13 |
打率
|
|||
1 | 村上 宗隆 | (ヤ) | .329 |
2 | 佐野 恵太 | (デ) | .328 |
3 | 大島 洋平 | (中) | .321 |
長打率
|
|||
1 | 村上 宗隆 | (ヤ) | .727 |
2 | 佐野 恵太 | (デ) | .525 |
3 | 牧 秀悟 | (デ) | .522 |
出塁率
|
|||
1 | 村上 宗隆 | (ヤ) | .457 |
2 | 宮﨑 敏郎 | (デ) | .3753 |
3 | 丸 佳浩 | (巨) | .3752 |
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