7月20日 対 東京読売ジャイアンツ
コロナ離脱組が戻り始め、高津監督も戻ってこの試合から采配を振るいました。
徐々に調子も上向きとなってきた感じの試合で、久しぶりにチーム一丸のヤクルトらしい形の勝ちでした。
7/20 東京ヤクルトスワローズ 対 東京読売ジャイアンツ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 1 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 3 | 1 | X | 8 | 9 | 0 |
バッテリー
高橋奎二、☆木澤尚文、H久保拓眞、星知弥、市川悠太 – 古賀優大 | |
メルセデス、★鍬原拓也、クロール、赤星優志 – 大城卓三 |
先発高橋奎二投手。
この試合は前回の反省もあってか慎重に立ち上がったように見えました。
球威、制球が安定して、変化球もそこそこ決まり良い立ち上がりでした。
4回に制球を乱し四球からのピンチで、最後に追い込んで勝負を急いだチェンジアップが甘く入ってしまいました。
2失点となりました。
追い込んでいたところで簡単に変化球で処理しようとした油断ともいえる失点でした。
まあ今後の注意点ですね。
高橋投手、5回の激走と暑さから、6回1球を投げたところで異変がありました。
脚が攣った感じですが、大事でなければと思います。
球宴期間もあるので、コンデションを整えたいところです。。。あ、球宴選手に選ばれていますね。
出られるのか、心配なところです。
緊急登板の木澤尚文投手。
少し制球に苦しみましたが、まあ無理からぬところです。
四球を2つ与えながらもシッカリ切り抜け、次の逆転の攻撃のリズムを掴みました。
ご褒美で勝ち投手が転がってきました。
此れで5勝目です。
「中継ぎに勝ちがつく」という、ヤクルトらしい展開です。
村上選手の一発で勝負ありとなって、以降久保、星、市川投手で無失点リレーをしました。
救援陣の連投を回避でき、かつ新しい力を試し結果が得られる理想の継投となりました。
実績を積んで自信を付ければ今後の戦力として大きなところです。
特に左の久保拓眞投手。
前回(17日横浜戦)に続いていい内容でした。
田口投手が離脱中ですから、左の中継ぎとして貴重な存在になるかもしれません。
打線。
離脱組が徐々に戻り、補充組も幾人かは慣れてきて結果を出しはじめ、打線らしくなってきました。
4回に失った2失点をすぐに取り返したことが次に繋がりました。
4回裏、先頭の2番武岡龍世選手がレフトへヒット。
続いてこの試合3番に先発した内川聖一選手がらしいヒットをライトへ。
4番村上選手が、これまた村上選手らしい球足のヒットをライトに運んで1点。
サンタナ選手併殺の間にさらに1点が入って同点となりました。
内川選手は五回には岡本選手のレフトの打球に猛チャージして勝ち越しを阻止していましたが、上半身の張りを感じたそうで、6回からは並木選手が守備に入り、そのまま3番に入りました。
内川選手大丈夫でしょうか。
それにしても、復帰組で特に大きいのはやはりサンタナ選手。
5番が埋まったことで全体のバランスが取れた感じです。
村上選手への負担も分散しますし、オスナ選手への効果も大きなところです。
この試合でも2人とも逆転に絡むなど、得点にしっかり絡んでいます。
6回裏、並木選手が三塁打、村上選手四球で無死1,3塁の好機。
サンタナ選手がバットを折りながらもセンターへ決勝打。
その後オスナ選手がゴロ併殺の内に村上選手が帰還して2点差としました。
復帰と言えば、長岡秀樹選手も武岡選手の活躍に負けじと最終打席で6号を打ち、存在感をアピールしました。
負担の分散で少し気持ちが落ち着いてきた村上宗隆選手。
スクイズ失敗で流れが悪くなりそうなところでの一発で勝負を決めました。
来日昇格初登板のクロール投手は、メジャーでそれなりに実績がある投手です。
初球タイミング合わずの感じでしたが、フェイクか?
村上選手の誘いにのった感じで同じところへストレートを投げてしまいました。
逃さず完璧にとらえた打球はすさまじい音と共に右中間中段へ。
格の違いを見せつけた感じでした。
高津監督復帰の祝砲ともいえる4番の32号3ラン。
この日も降臨した村神様は、なんと打点を88に伸ばし、前半戦90打点まであと少しです。
届くのでは?と、期待しています。
試合後のヒーローインタビューでは、例によって22歳とは思えないコメントがさく裂しました。
「セーフティースクイズが決まらず、少しこのまま行くと流れ的にもすごく厳しい展開になるなという思いがあったので、何とかカバーをしたいなという気持ちで打席に立ちました」
手ごたえを聞かれて、
「もう完璧です」
日々どんな思いで4番として試合に出続けていたのかの問いに、
「野球ってチームスポーツですし、勝つことってすごく難しいなと日々またひしひしと感じながらやってましたし、やっぱり僕たちは2年前苦しい試合をずっと続けてきた中で、勝つことが当たり前じゃなかったので、ほんとに今こうやって勝つっていう喜びをまた改めてすごく嬉しく実感できていることが幸せです」
コロナですが、今度はジャイアンツを襲うこととなりました。
ともにこの3試合で戦ったりベンチ入りした、菅野、岡本、中田、丸、大勢、平内、赤星、大城、岸田、中島選手など、1、2、3軍の選手22人、コーチ7人、スタッフ11人という発表です。
今までと異なり大量感染となる可能性が高く大きな脅威です。
コロナでも先陣を切ったヤクルトですが、この先もまだまだいろいろな形で影響が出そうです。
それぞれ充実した戦力での勝負でないと本当の面白味がありませんので、これ以上の拡大は避けたいところです。
一休み後広島と対戦しますが、メンバーがかなり戻りそうでほっとしています。
松元代行、お疲れ様でした。
2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 32号(通算136号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年7月20日
東京ヤクルトスワローズ 8-2 東京読売ジャイアンツ | 神宮球場 |
中日ドラゴンズ 4-6 横浜DeNAベイスターズ | バンテリンドーム |
広島東洋カープ 5-3 阪神タイガース | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年7月20日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 88 | 55 | 32 | 1 | .632 | 0.0 | |
2 | 86 | 42 | 42 | 2 | .500 | 11.5 | |
3 | 92 | 44 | 45 | 3 | .494 | 0.5 | |
4 | 91 | 43 | 46 | 2 | .483 | 1.0 | |
5 | 96 | 45 | 50 | 1 | .474 | 1.0 | |
6 | 89 | 38 | 50 | 1 | .432 | 3.5 |
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