6月17日 対 広島カープ
交流戦明け初戦。
4日間だけ試合がなかったわけですが、随分久しぶりの感じです。
ヤクルトが好調だけに待ち遠しかったのかな?などと笑えます。
その試合、交流戦の勢いがそのままの試合となりました。
何かヤクルト、やることなすこと全てが上手く行く感じです。
勢いがある時はこんなものかと驚くやら嬉しいやら。
6/17 東京ヤクルトスワローズ 対 広島東洋カープ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
広島 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 9 | 2 |
ヤクルト | 0 | 0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | X | 7 | 13 | 1 |
バッテリー
☆サイスニード、石山泰稚、Sマクガフ – 中村悠平 | |
★大瀬良大地、森翔平、松本竜也、塹江敦哉 – 中村奨成 |
広島カープは交流戦を引きずっているようで、勢いが今一つない感じです。
先発サイスニード投手。
前回は出来が悪かっただけに、再開の初戦という大事なところでの出来が注目でした。
内容的には、これまでの最高と言っていい出来でした。
ストライク先行で、制球も何時になく良い状態で、早めの攻めで投球数を抑えることが出来、結果8回と期待を大きく上回る快投でした。
これまでは80球あたりから落ちる球威、制球でしたが、この試合では100球近くまで落ちませんでした。
併殺3つと、ピンチが大きくならずに済んだところも、この好投の伏線かもしれません。
まあ要所をしっかり締め切ったということになります。
打っても2安打(2バスター)で1打点ですから気分はいやが上にも乗ってきます。
バスターが2回も成功はあまり見たことがありません。
もっとも、打点が付いたほうのバスターはどうやらサインミスの様でしたが、この件は不問ですね。
休み中何があったのかなぁ。。。
大量差ですんなり終わりたいところでしたが、石山泰稚投手の不調がこの試合の唯一の誤算。
今季はこれで3回目? の全くアウトを取れずに降板です。
球威、キレ、制球が全てよろしくない出来でした。
悪いなりに何とか凌ぐことがここのところできない状態は、サイスニード、マクガフ投手の出来が完璧だっただけに際立った感じです。
良い時は徹底して良い状態なだけに、落差が気になります。
この時期で救援陣も好調ですから、一度再調整が必要かもしれません。
ファームに好調なメンバーも居ますので、一度試すために上げるのも良いかと思うのですが。
無死満塁のピンチに登場したのがマクガフ投手でした。
「5点差なのに出てきた。。。」と思ったのですが、さすが高津監督です。
「ここを抑えるとセーブが付くと踏んでのことか」と、後で思い当たりました。
状況が状況だけに、いつもと違いマクガフ投手が少し気色ばんでいるように見えました。
気合がはいっているというか、普段の飄々とした表情ではありませんでした。
何と無死満塁をたった9球で処理し、21セーブ目を挙げました。
恐るべしマクガフ。
守護神とは良く行った言ったものです。
まさしく最後の砦を守る神でした。
打線。
塩見、長岡選手の好調さと勝負強さが目立ちます。
青木選手も元気に戻りました。
どこからでも点を取れそうな好調さは維持しています。
この試合でも中押し、ダメ押しと小刻みに加点で相手に付け入るスキを与えませんでした。
塩見泰隆選手。
3安打と猛打賞でした。
初回、チーム苦手な大瀬良投手からいきなりの安打で、「今日は行ける」という気にしてくれました。
残り2安打はどちらも得点に絡み、良い働きをしてくれました。
長岡秀樹選手。
4打数3安打1打点の猛打賞の活躍です。
それにしても、この勝負強さには驚くばかりです。
3回裏はチャンスメイクの安打で、同点の帰巣。
4回裏は内野安打で出た青木選手を三塁に進める安打を打ち、その後のサイスニード選手のバスターで得点が入りましたので、大きな働きでした。
8回裏には二塁打のオスナ選手の後を安打で打点1。。。いうことなしの働きです。
絶不調気味の山田哲人選手ですが、さすがに甘い球は見逃しません。
この試合の決勝打は、山田選手らしいレフトライン際の安打でした。
この試合の大きなカギが、昇格即先発の青木宣親選手の好守でした。
一回裏に1死から宇草選手に死球を与え、サイスニード投手が苦手としている菊池選手が打者となった場面です。
菊池選手のファールボールをレフトフェンス際で壁をよじ登りながらジャンピングキャッチするという、スーパープレーを見せてくれました。
これが皆をどんなに勇気づけたことか。
見ているファンの私も「あの青木が帰ってきた!」とテンションが上がりました。
打っては四回裏に三塁線へゴロを転がし、しぶとく内野安打にしました。
長岡選手の安打で三塁到達、サイスニード選手バスターで帰巣。
しっかり得点に結びつける働きをしてくれました。
それだけではありません。
ベンチでは相変わらずの元気さで選手たちを鼓舞し、やはり終身名誉キャプテンの実力を発揮してくれました。
良い状態で帰ってきてくれましたので、心強く思います。
さて次は予想に反してスアレス投手、広島は森下暢仁投手です。
VS
余裕のローテとも感じますが、さて今度は初回を無事乗り切れるか??
何しろ毎回お約束が初回のホームラン。
その後立ち直りしっかり投げ切り無敗と、不思議な投手です。
対する森下投手、打ちあぐねることが多いのですが、交流戦ではあまり調子が良くなかったのでどうなのか。
打線の奮起を期待します。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年6月17日
東京ヤクルトスワローズ 7-2 広島東洋カープ | 神宮球場 |
中日ドラゴンズ 2-0 東京読売ジャイアンツ | バンテリンドーム |
阪神タイガース 7-5 横浜DeNAベイスターズ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年6月17日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 63 | 41 | 21 | 1 | .661 | 0.0 | |
2 | 68 | 36 | 32 | 0 | .529 | 8.0 | |
3 | 65 | 30 | 33 | 2 | .476 | 3.5 | |
4 | 66 | 30 | 35 | 1 | .462 | 1.0 | |
5 | 63 | 28 | 35 | 0 | .444 | 1.0 | |
6 | 59 | 26 | 33 | 0 | .441 | 0.0 |
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