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交流戦最後を締め高橋奎二完封勝利 長岡決勝、塩見自らバースデーアーチでホークスを突き放す

高橋ヒーローインタビュー プロ野球・ピッチャー

6月12日  対 ソフトバンクホークス

交流戦の最終試合を理想的な形で締めくくりました。

 

6/12 福岡ソフトバンクホークス 対 ヤクルトスワローズ 試合結果

R H E
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 3 0 3 6 0
SB  0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0

バッテリー

ヤクルト 高橋奎二 – 中村悠平
ソフトバンク 和田毅、H藤井皓哉、又吉克樹、松本裕樹 – 甲斐拓也

高橋完封で5勝目出典ヤクルト公式サイト20220612

 

ホークス和田毅投手

ソフトバンク先発和田毅投手

完成された熟練の好投で、内容的には高橋投手以上とも思えました。

好調ヤクルト打線もほとんど付け入る隙がありませんでした。

微妙な所が取ってもらえなくとも崩れることなく、しっかり内外を使った配球も鮮やかで、素晴らしい投球内容でした。

完投は難しいところですが、得てして「好投の後の継投は難しい」が現実となった感じです。

余ほど

 

高橋奎二投手

ヤクルト先発高橋奎二投手

丁寧に立ち上がりましたが、序盤は変化球が全くで苦しいところでした。

中村捕手のしつこい要求もあって徐々に決まり、此れで中盤以降はほぼ完璧な内容となりました。

スライダー、チェンジアップを決まるまで上手く組み込んで投げさせたことで、以降の緩急をうまく使えることでの完封を生んだともいえます。

ストレートだけではなかなか完投はできませんので、配球を助ける変化球は必要です。

決まるまで(使えるまで)しつこく要求した中村捕手が光ります。

 

この試合での修正は高橋投手の今後に取っては大きな経験で収穫です。

自己キャリアハイの5勝目をプロ初完封(日本シリーズを含むと2回ですが)。

今季二桁への道を開いた内容で、完封とともに大きな自信となった感じです。

この試合の結果、規定投球回数に届いたので、NPBのランキングに顔を出しました。

いきなり奪三振数トップに躍り出ています。

にこやかにヒーローインタビューに答え、いよいよエースとして歩み始めました。

高橋ヒーローインタビュー

 

 

村上選手が徹底マークの内角攻め。

さすがにこの試合は打たせてもらえませんでしたが、この試合のように下位打線でも点が取れることが今の強さです。

 

8回表、オスナ選手が強襲ヒットで出塁します。

オスナ強襲ヒット

奥村選手しっかり送って、長岡秀樹選手が勝負強さを発揮。

センターへのタイムリー二塁打です。

長岡決勝タイムリー出典ヤクルト公式サイト20220612

 

仕上げはバースデーにホームランの塩見泰隆選手

塩見10号2ランバースデーアーチ出典ヤクルト公式サイト20220612

自らのバースデーアーチは皆に祝福されました。

祝福される塩見選手

膠着状態を打ち破った長岡選手もさすがでしたが、3点差とした塩見選手の一発で試合は決まった感じでした。

 

 

この試合3回裏、オスナ選手のトリック(?)プレーがありました。

安打を放った松田選手に高橋投手が牽制球を投げ、頭から帰塁します。

この段階ではセーフだったのですが、立ち上がる際に手足が離れたところをオスナ選手が見逃さずにタッチしたのです。

オスナタッチでアウトをとる20220612

すかさずオスナ選手から監督にリプレイ検証依頼をし、監督が審判に要求。

判定が覆りアウトになったため走者がなくなり、高橋投手にとっては大きな援護となりました。

 

以前の他球団との試合でも同様なことがありましたが、先に返球してからの要求だったのでリプレイは認められませんでした。

今回はそれを踏まえて、ボールを返球せずに握ったままで要求をし、検証が行われたようです。

オスナ選手は、いつも選手を観察しながら丁寧に球を扱っていますが、日の目をみましたね。

完封への大きな貢献でした。

 

 

交流戦を最高の形で終えチーム絶好調です。

今日明日と完全休養を取りリフレッシュするように監督から申し渡されました。

練習は禁止だそうで、こういうところも高津監督のマネジメント術らしいですね。

 

シーズン再開は広島、続いて中日と交流戦不調のチームからスタート。

とはいえここは「油断大敵おでんたい焼き」しっかり勝ち越したいところです。

 

にしても4日間の野球ロス。。。どうやって過ごしましょうか。。。

 

 

プロ野球 交流戦 試合結果 2022年6月12日

福岡ソフトバンクホークス   0-3  東京ヤクルトスワローズ PayPayドーム
北海道日本ハムファイターズ  2-0  中日ドラゴンズ 札幌ドーム
東北楽天ゴールデンイーグルス 9-2  東京読売ジャイアンツ 楽天生命パーク
埼玉西武ライオンズ      11-0   広島東洋カープ ベルーナドーム
千葉ロッテマリーンズ     5-2  横浜DeNAベイスターズ zozoマリンスタジアム
オリックス・バファローズ   1-9  阪神タイガース 京セラドーム大阪

 

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2022年6月12日試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 ヤクルト 62 40 21 1 .656 0.0
2 巨人 67 36 31 0 .537 7.0
3 広島 64 30 32 2 .484 3.5
4 阪神 65 29 35 1 .453 2.0
5 DeNA 58 26 32 0 .448 0.0
6 中日 62 27 35 0 .435 1.0

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