3/16 ヤクルト横浜オープン戦 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
横浜 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 8 | 10 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 |
バッテリー
★小川泰弘、木澤尚文、今野龍太、清水昇、石山泰稚 – 古賀優大、内山壮真 | |
☆濵口遥大、坂本裕哉、山﨑康晃 – 戸柱恭孝、伊藤光 |
開幕も間近に迫る時期の試合としては、内容は物足りないものでした。
開幕まで10日を切ってそろそろ仕上げの段階ですが、総じて低調と感じます。
実戦当初からエンジンのかかりが遅い感じは否めません。
スタート少し苦労するかも知れませんね。
ここへきて山崎選手陽性で、塩見、川端選手濃厚接触で自主隔離。
開幕には間に合いそうにありません。
中村選手も回復が遅れてこちらも間に合わずといささか不安材料が多くなってきました。
阪神、開幕投手予定の青柳投手も濃厚接触で登板回避となりました。
今季も何かと不測の事態が起こりそうです。
もっとも、オミクロン株の特質などで感染リスクが高いコロナウイルス。
今季はなかなかベストメンバーで戦えないことは織り込まなければならないことです。
まあその為に底上げが必要ですが、底上げでどこまで成果が出せるかがカギを握るかもしれません。
この試合の先発、小川泰弘投手。
正直良いのやら悪いのやらでした。
ランナーを背負うと制球が極端に悪くなり、今一つ球威、キレも落ちてしまいます。
打たれだすと止まらない。。つまり修正できない状態が4回だけでなく6回もと、同じ繰り返しでした。
まるで経験の浅い投手のような状態に思わず苦笑。
昨年も崩れると大量失点のパターンが多くこれが防御率にも出ています。
安定感としては課題大の感じです。
変えたフォームが自分の物にまだ成っていないのかもしれません。
オープン戦3戦目でしたが、だんだん悪くなっているところも気になるところです。
開幕投手を発表
試合後、高津監督は「開幕投手は小川投手」を宣言しました。
監督の意図がどこにあるのか気になるところです。
小川投手とは。。。この試合の出来が出来だけにびっくりしましたが、経験を買ってということでしょうか。
まあ開幕試合も143試合の一つと割り切ったともとれます。
若手に精神的な負担をシーズン初めから掛けない考えとも感じます。
奥川恭伸投手が本拠地神宮での開幕戦に出るということも発表されました。
下世話な話ですが、興業的にはそちらが絵になることもあるのかなと思います。
わざわざ「神宮での開幕投手は奥川」と言った意図はと、深読みしてしまいます。
当然ファンは本拠地での試合を楽しみにしています。
「神宮を開けるに相応しい」と考えたのか、「これからの神宮を背負って投げろ」というメッセージなのか。。。
いずれにしても、熟考の上だと思いますし、1年間のローテを見据えた高津監督ならではの構想と感じました。
順調な中継ぎ陣
中継ぎ陣の今野、清水、石山投手は順調です。
清水昇投手に関しては、2年間の疲れを感じさせない内容で、そのタフさに驚くばかり。
木澤投手は、一軍には残れる? 当落ギリギリと言ったところ。
この試合、小川投手の火消しで出ました。
四球、暴投をするも安打を出さず、無失点で押さえました。
どのような通信簿になったか微妙です。
修行中の若手野手の通信簿
西武戦からは本番ムードとなるはずなので、この試合が若手野手のお試し起用最終日となったと思います。
振るい落しの通信簿付けのように見えました。
長岡、濱田、内山選手はそれぞれ良いところも出せました。
中でも内山壮真選手は9回裏、センターへ2塁打を打ち、アピール。
反面経験不足も随所に現れて、まさに修行中。
赤羽、武岡、岩田選手は結果を出せず。
丸山選手は2打席共に三振しましたが、なんと2打席目の三振では振り逃げを成功させ、塁に出ました。
何としてもの懸命の走りに、好感が持てました。
この若手陣をどう使うか監督の起用法が注目です。
打線でこのところ気になるのは青木選手です。
なかなか調子が上がってきません。
しっかり捉える打球がなく、ポップフライが多いので状態が気になります。
とはいっても、悪いながらも内野安打を打つなど、さすがの内容ですが。
オープン戦、西武との四連戦を残すのみ。
いよいよ本番モードでどこまで状態をあげれるか?
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