3/9楽天対ヤクルトオープン戦 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 |
楽天 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | X | 3 | 9 | 2 |
バッテリー
小川泰弘、清水昇、大西広樹、★星知弥、木澤尚文 – 古賀優大 | |
早川隆久、ブセニッツ、酒居知史、☆松井裕樹、藤平尚真、S西垣雅矢 – 炭谷銀仁朗、堀内謙伍 |
オープン戦前半の最終戦ともいえる試合です。
次節は開幕まで残り2週間ですから、いよいよ実戦モードになってきます。
この試合アピール組にとっては最後のチャンスともいえる試合でした。
ここで残れればオープン戦後半で数は少なくとも最後の篩(ふるい)への権利が残ります。
私見では、内山、濱田選手が残りそうです。
高津監督から苦言があった翌日、ベンチの期待に応えました。
内山壮真選手は、右の代打として経験を積む機会が与えられる一年の感じです。
合わせて試合展開で第三捕手として徐々に守りの経験も積む機会が与えられそうで、走塁も含め飛躍できるか勝負の一年かもしれません。
結果以上に内容がみられることになりますが、内容が悪いとまだ時間が必要と判断される時です。
この日はオープン戦で初めてホームランを打ち、アピールに成功しました。
「試合前に高津監督から『小さくならず、どんどん思い切り振りなさい』と言われたので、ストレート1本にしぼって思い切り打ちにいきました。自分のスイングができてよかったです」とコメントしています。
濱田太貴選手。
この試合マルチ安打でした。
昨年オープン戦で良い内容でしたが、開幕直前で故障し、一年を棒に振りました。
さすがに経験的には他のアピール組に比べ一歩秀でている感じです。
もともと右の代打候補でしたから今年こそブレイクしてほしいところです。
なかなかアピール組が結果が出せないところでの登場はチームにとっては大きな戦力です。
内山選手は嶋選手の替わり、濱田選手が入ると内外野の控えから一人削ることになります。
ベンチ組の競争も激しくなりそうで良いことと思います。
投手陣ですが、先発の小川泰弘投手。
総じてはまあまあと言ったところですが、前回に比べ制球に苦労した感じです。
やはり制球次第ですが、当然ローテ入りの枠は堅持。
実績のブルペン組では、清水、大西投手は順調。
アピール組の星、木澤投手は粘りの投球ができずの感じで一軍ブルペン陣の内容としては安定感に欠け少し遠退いた感じです。
前半戦を終わって各チームの状態に差が出てきました。
ただそれぞれなかなか弱点が完全に埋まった感じはしません。
個人的受け止めでは、好調な感じは、DeNA、中日。
まあまあは阪神、広島ですが、ただ課題は多しの観。
なんとなくギクシャクは巨人、ヤクルト。
実戦モードが高まる後半、どこまでこの感じが変わってくるか。
アピール組とは違い、レギュラー陣は今まで個人の調整をしてきました。
村上選手のように、バットを変え、フォームを変えと言うような場合、オープン戦前半はあくまでも試しであり、試行錯誤の過程になります。
大ベテランの青木選手さえ、新しいことに挑んでいると聞きます。
今後の2週間は、調整の仕上げに入ります。
バットを変えたことで更に飛躍ができるのか、元に戻すべきか判断すべき時になりますし、その感触を確かめる大切な過程となりますね。
いよいよ明日11日は神宮です。
長い移動をお疲れ様でしたと言いたいです。
公式戦までは神宮か埼玉のベルーナドームですから、仕上げに集中できそうです。
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