3月12日 オープン戦 対ソフトバンク
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ホークス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 2 | 0 | 8 | 11 | 1 |
ヤクルト | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 0 | 8 | 14 | 0 |
小川泰弘、原樹理、近藤弘樹、今野龍太、長谷川宙輝 – 西田明央、中村悠平 | |
石川柊太、大関友久、泉圭輔、津森宥紀 – 甲斐拓也、谷川原健太 |
本拠地での今季初のオープン戦。
内容は良いものが出ましたが、さすが王者ソフトバンクです。
オープン戦とは言え中々すんなり勝たせてくれません。
主力が揃っているわけではありませんが、なにせ生き残りを賭けたメンバー、易々と負けはしない感じです。
先発小川泰弘投手。
前回とはうって変わってほぼ完璧と言える内容でした。
自分のペースに持ち込んで良いテンポで、開幕戦に取っておきたいほどの内容でした。
今回は西田明央捕手とのコンビ。
積極的な配球が良い感じで、なんとなくこちらの方が合っているように思います。
次回の調整登板で調子を維持して開幕での快投を期待します。
反対に散々だったのが原樹理投手。
変化球決まらずストライクを取りに行って甘く、これを痛打される崩れの道。
ソフトバンクですからここぞのチャンスの集中打はさすがです。
ベンチに戻っても目が泳いで放心の様子。
この時期ですから再調整に回る事になりそうです。
近藤、今野投手はブルペン合格の内容で安定しています。
近藤弘樹投手、ついに支配下を獲得することが決まったようです。
正式発表はまだですが、このオープン戦での結果を見れば早々にとは思っていました。
近藤選手は最速153キロ右腕です。
2018年に岡山商科大からドラフト1位で楽天に入団しましたが、故障もあって成績を出せず、戦力外通告を受けたところ、ヤクルトが育成獲得をしました。
育成ながら1軍キャンプでスタートし、支配下に向けて頑張っていました。
これで、ブルペンがまた少し充実すると思います。
長谷川宙輝投手。
古巣相手にクローザー体験。
力み過ぎたか、制球が定まらずの感じでした。
まあ良いところを見せたかった気持ちの入り過ぎた様です。
それでも同点迄で、逆転をされずに締めくくりました。
はじけたのが、濱田太貴選手!
外野ポジションにかなり当確に近付く内容の、ヒットと逆転の3ランでした。
6,7番に置いて今季は使って伸ばして欲しい感じです。
確実性が今一歩ですが、実戦を重ねれば伸びが期待できます。
太田賢吾選手、ここへきて調子を上げて存在感を示してきました。
確実性には欠けますが内野の層を厚く出来るか、残りのオープン戦が勝負といったところ。
まだ24歳、伸びしろがあると思います。
絵になるホームランバッター、村上宗隆選手。
狙いを絞る事が上手くなった感じで、待っていたストレートを打った瞬間のホームラン。
今季は何処まで行くか、ダブルタイトル以上に行きそうな期待が。。。
久しぶりの、川端慎吾選手。
昨年あたりは本来のバットスイングではなかったのですが、この試合の打席は元のスイングにかなり戻ってきたように感じました。
残念ながらライナーで終わってしまいましたが、良いスイングでした。
元々技術的には完成している川端選手。
腰が問題なければ良い練習ができますから期待大です。
やはり見るに価値のある打撃ですから、復活を期待してます。
「勝」はしませんでしたが、様々な「価値」を感じたオープン戦でした。
若手3選手のホームランは今後のヤクルトに良い兆しと期待が膨らみます。
今日は雨模様。
試合ができるのか微妙ですが、まだ発表はされていません。
試合後には出陣式も予定されているようなので、やるのかなとは思うのですが。。。
あ、中止が発表されました。
振替試合の日程については、決定次第、球団公式サイト等で案内がある様です。
また、「2021年東京ヤクルトスワローズ出陣式」は試合中止に伴い、明日14日(日)中日ドラゴンズ戦に実施すると発表がありました。
まだオープン戦ですし、寒いですし、選手や観客の体調管理を考えますと、中止と決まって良かったと思います。
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