2021年版の選手名鑑が、いろいろ発行される時期になりました。
それぞれ工夫がされていますが、昨年買った NSK MOOKの「プロ野球選手名鑑(2021)」を継続性も在って購入しました。
ざっと目を通して目を引いたのが、「WARランキング(2020)」。
WAR(Wins Above Replacement)とは、セイバーメトリクスによる打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標です。
「そのポジションの代替可能選手(Replacement)に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか」を統計的に推計した指標。
何人にあっても代えがたく。。。の指標ですね
セリーグトップは、村上宗隆選手で6.2。
2位が青木宣親選手で5.9となっています。
選手の総合的な貢献度指数ですから必ずしもチーム成績とは結びつかないかもしれませんが、最下位チームのヤクルトで1,2位を排出と言うのもちょっと意外でした。
もっとも、村上選手、青木選手の数字からは妥当とも言えるのかもしれません。
村上選手、2019年は2.8でしたから、大きくなったチームでの存在が数字にも出たと言ったところです。
青木選手、2019年も4.2で9位でしたからやはり安定した貢献度で、チームリーダーとしての存在感十分です。
山田選手が、2019年 8.0(2位)から2020年 2.3(25位)と不振で大きく後退してしまいました。
やはり最下位脱出には山田選手の復活が大きなポイントには代わりがありません。
「プロ野球選手名鑑(2021)」を見ていますと、しばし時を忘れてしまいます。
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