プロ野球・期待の選手

先発スアレス投手大荒れで、継投に入ったのが本日付で支配下登録即一軍の小澤投手。無死満塁を無失点で切り抜け流れを変えました。その後のシーソーゲームを決めたのはやはり4番村上選手。26号で神降臨です。

交流戦の最終試合を理想的な形で締めくくりました。村上選手が徹底マークで打たせてもらえない中、下位打線が得点したのは今の強さの象徴です。高橋投手はプロ初完封で5勝目。今季二桁への道を開きました。

共に経験豊かな先発増井-石川投手が互いに持ち味を出し好投。救援陣も好投で緊迫した試合展開でした。若い内山選手が先制打、ベテラン坂口選手が全力疾走で得点、奥村選手も攻守に活躍で、カードを勝ち越し！

先発高梨投手は粘投し、誕生日に勝ち＋プロ初打点。この日は下位打線を中心に良く機能し、山川選手に18号を打たれたもののドスコイ不敗神話を崩しました。内山・長岡の伸び盛りの成長ぶりに目を見張ります。

小川投手、自ら決勝ホームランを打ち完封こそしませんでしたが準完封で完璧な投球内容でした。9回マクガフ投手への継投リレーで完封。噂の山賊西武打線を3安打に抑え、三塁を踏ませず封じ込みに成功しました。

3点ビハインドでしたが、山田選手執念で12号、太田選手技ありの1号で伏線。5番オスナ選手が機能して同点、内山選手走者一掃、畳み掛けたダメオシが中村選手と、ヤクルトらしい繋がりを見せて勝利しました。

両先発好投で投手戦とでしたが、初回の山田選手の一発での「スミ1」をヤクルト投手陣が粘りの投球で守り切りました。サイスニード投手が快調で7回無失点、今野、マクガフ投手と鉄壁の継投陣で逃げ切りました。

打線が良い繋がりを見せて、相手投手陣を打ち崩しての勝ちでした。木澤投手の力投はビッグイニングを呼び込み、同点、逆転、ダメオシと電光石火の5回7得点。勝つために繋げる意識がチームに行き渡っています

昨日までと違いワンサイドのゲームでした。何といっても3打席連続本塁打の塩見選手の日で、監督もドン引き。先発高橋投手は初回以外完璧で4勝目。若い燕も「力の濱田、技の長岡」と、自在に飛び回りました。