8月27日 対 横浜DeNAベイスターズ
どこかで箍が外れると、もうなかなか収まらなくなりますが、まさにそんな展開でした。
横浜での開催でしたが、神宮の夏の花火大会を彷彿とさせる百花繚乱の打ち上げ花火(ホームラン)が夜空に舞いました。
ここまで火ヤク庫が爆発するとは、誰が予想していたでしょうか。
8/27 横浜DeNAベイスターズ 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 3 | 4 | 2 | 0 | 5 | 2 | 0 | 16 | 23 | 0 |
横浜 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 4 | 7 | 1 |
・横浜本塁打 牧秀悟22号ソロ(6回) 宮﨑敏郎9号ソロ(6回)
・ヤクルト本塁打 キブレハン1号ソロ(3回) オスナ15号3ラン(4回) キブレハン2号ソロ(7回) サンタナ13号2ラン(7回) 内山壮真2号ソロ(7回) キブレハン3号ソロ(8回) 村上宗隆 48号ソロ(8回)
バッテリー
★小川泰弘、木澤尚文、大西広樹 – 内山壮真、古賀優大 | |
☆石田健大、ガゼルマン、中川虎大、宮國椋丞、坂本裕哉、平田真吾 – 伊藤光、戸柱恭孝 |
先発小川泰弘投手。
自身が勝ちから遠ざかり、カード初戦勝ったとはいえムードを維持して連勝したいところで、かなり慎重に入ったようです。
少し過剰と感じました。
この試合、ストライクゾーンが厳しめもあって、初回は苦しい内容でした。
満塁のピンチを凌いで1失点で収めたところは、以後の展開に取って大きなところでした。
2回以降は修正しきれたことや、味方の前半での大量点もあって投げやすい展開となりました。
6回牧選手のホームランのあとの宮崎選手の一発は余計な感じでした。
ボール先行で簡単にストライクを取りに行って甘く入っています。
6回3失点はQSですが反省点ありになってしまいました。
球数もそれほど多くなく点差が大きく離れていたので、7回も行くだろうと思いましたが、高津監督は降板させました。
監督の「何が何でもこの試合は獲る」という意思が見えました。
打線、オスナ選手の3ランで試合は決まった感じですが、以降も勢い止まらずでした。
こうなるとなかなか抑えきれないのが常です。
打たれても投手を注ぎ込めない展開ですからね。
突然爆発のキブレハン選手。
正直よくわかりません。
捉えれば持っていくパワーを秘めていることは実証されましたが、安定感は正直まだわかりません。
一本目はしっかり打てていましたが、以降は投手が完全に浮足立っていましたから。。。
とはいえ不振だった打線に火をつけたことは間違いなく、サンタナ選手なども刺激を受けた感じでした。
サンタナさんもようやくお目覚めかもしれません。
16点も取ったので、振り返ってみようと思います。
まずは3回。
キブレハン選手がレフトスタンドへ来日1号ソロを叩き込み、同点に追いつきます。
1回を1点で凌いだのが効き、ホームラン1本で同点になりました。
山田哲人選手のこの試合2本目の安打が出て出塁。
村上選手の申告敬遠。。。しゃーないか。
ところが、オスナ選手が四球を選び二死満塁となって良い感じです。
この日先発のマスクを被っていた内山壮真選手がセンターへ逆転の2点タイムリーを打ってくれました。
3対1と勝ち越し、ホッとします。
この時点ではまだ「勝ち越せてホッとした、次に獲られないよう頑張って」ぐらいの緊迫した気持ちでした。
4回。
先頭の塩見選手が内野安打、キブレハン選手の安打、山田選手倒れて1死一、二塁となりました。
村上宗隆選手、3回は申告敬遠でしたがさすがにこの状態では投手が勝負し、ライトにこの日2本目の安打で打点1。
まぁ、二塁走者が塩見選手でしたからヒットさえ出れば1点は確実なところでした。
まだ塁には走者が2人残っています。
サンタナ選手は倒れたのですが、ここでこのところ絶好調のオスナ選手が左中間へ15号3ランを打ち、7ー1となったのが大きかった!
これでほぼ試合は決まったかなと思いましたが、まだ4回です。
「油断大敵おでんたいやき」のつば九郎先生の心得を胸に刻み、ぬか喜びをしないように気を引き締めます。
5回。
先頭の長岡選手が安打、小川選手が犠打で1アウト2塁。
塩見選手が四球を選び、キブレハン選手が死球とまたチャンスがやってきます。
今日は安打の日かと思う村上選手。
またしても安打で2打点。
9ー1となりました。
ここまで来たらいいかと思ったのですが、6回裏、小川投手が牧選手に22号ソロ、宮崎選手に9号ソロを浴び、9ー3。
やはり「油断大敵おでんたいやき」の心得を忘れてはいけません。
その心配を払拭したのが7回。
キブレハン選手のレフトスタンドへの2号ソロで加点し10ー3。
キブレハン、当たっています。
山田哲人選手がセンターへ二塁打(これでこの試合3安打目)。
村上選手がまたも安打(4安打目)と続き1打点で11ー3。
絶不調のサンタナ選手、仲間の活躍に後押しされたように13号2ランで13-3。
サンタナ選手に当たりが来たのは大きなところです。
さらに驚くべきはその後の内山壮真選手。
何とプロ2号目をレフトスタンドに運んで、14ー3としました。
ここまでくりゃさすがに大丈夫かと思ったら、木澤選手が1点を失い、14ー4。
心配(?)がまだ続きます。
8回。
花火大会の締めくくりはキブレハン選手の本日3本目となるライトスタンドへの3号ソロ。
オオトリがこの日安打だらけの村上宗隆選手。
前日47号に続き、村上選手が右中間への48号ソロを打ちあげて花火大会が終わりました。
何とこのホームランにはベイスターズ側からもたくさんの拍手が送られ、祝ってくれました。
村上選手の偉業には、プロ野球ファンであればチームに関係なくエールが送られ、ノーサイドを感じます。
16ー4。
あとは8,9回を大西広樹投手が無失点で締めて終了です。
打ちも打ったりの23安打。
久しぶりに火ヤク庫が大爆発をしました。
猛打賞が5人もいます。
選手 | 安打(本塁打含む) | 四死球 | 本塁打 | 打点 |
塩見泰隆 | 1 | 1 | ||
キブレハン | 4 | 1 | 3 | 3 |
山田哲人 | 3 | 1 | ||
村上宗隆 | 5 | 1 | 1 | 4 |
サンタナ | 1 | 1 | 2 | |
オスナ | 3 | 1 | 1 | 3 |
内山壮真 | 3 | 1 | 3 | |
長岡秀樹 | 2 | 1 | ||
丸山和郁 | 1 | |||
合計 | 23 | 5 | 7 | 23 |
大勝のあとは打てないが相場ですが、これを契機に次も打てると完全に勢いが戻ると思います。
それにしても、村上選手の最後の一発は、「ホームランを打ちたい」気持ちの表れだったと思います。
なぜなら、見逃せばボールの球をスタンドまで運びましたから。
これで打率が.337。。。堂々の1位キープです。
打点は119まで上がりました。
8月中に50号まで行けば、60号が見えてくると思いますが、さすがに難しいかな、いやヤレルと信じて応援。
さて今日の試合はヤクルト原樹理投手、横浜京山将弥投手です。
VS
機能火ヤクを使い果たしたってことにならぬよう、今日も打ち勝ってください。
2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 48号(通算152号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年8月27日
横浜DeNAベイスターズ 4-16 ヤクルトスワローズ | 横浜スタジアム |
中日ドラゴンズ 1-5 阪神タイガース | バンテリンドーム |
広島東洋カープ 6-4 東京読売ジャイアンツ | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年8月27日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 115 | 67 | 47 | 1 | .588 | 0.0 | |
2 | 110 | 58 | 50 | 2 | .537 | 6.0 | |
3 | 120 | 58 | 60 | 2 | .492 | 5.0 | |
4 | 119 | 56 | 62 | 1 | .475 | 2.0 | |
5 | 120 | 55 | 62 | 3 | .470 | 0.5 | |
6 | 114 | 51 | 62 | 1 | .451 | 2.0 |
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