6月19日 対 広島カープ
もうどうなっているんだろうで、負ける気配が微塵もなしの試合展開でした。
広島の苦手3投手をことごとく逆転勝ちで粉砕したカードとなりました。
交流戦後の休みで勢いが衰えるどころか、良い休養でさらに調子が上がってきた感じです。
6/19 東京ヤクルトスワローズ 対 広島東洋カープ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
広島 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 8 | 1 |
ヤクルト | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 2 | 0 | 1 | X | 8 | 12 | 0 |
バッテリー
☆石川雅規、清水昇、大西広樹 – 内山壮真 | |
★九里亜蓮、矢崎拓也、森翔平、森浦大輔 – 會澤翼 |
先発石川雅規投手。
初回はフォームが安定しなかったか制球に苦心し、配球を読まれた感じもあっていきなり2失点でした。
とはいえここでズルズル行かないのが石川投手。
2回からは緩急を上手くつけて制球も戻り自分の投球になりました。
以降はストライクを上手くとり、有利なカウントでの勝負で、球数少なく7回を投げ切りました。
この好投で4勝目を挙げ通算181勝と、200勝に1歩近付きました。
前日先発が早めに降りたこともあって救援陣5枚を使いましたので、7回を投げ切ったことは救援陣への負担を減らしました。
結局救援陣、このカードでのそれぞれの出番は一回のみと余裕の継投ができました。
それぞれカードで1人一回は理想とも感じます。
石川投手先発時は中々援護点が入らないことが多いのですが、この試合は違いました。
すぐ同点、逆転、追加点で中押しと良い援護で石川投手の投球を後押し。
このような展開では相手は打ちに来ますので、より石川投手の投球術が生きてきます。
リズムが良いので山崎選手や、内山選手の好守も引き出します。
攻撃陣、全体に好調を維持。
打順のどこからでも得点できますし、タイムリー、ホームランいずれでも得点できる好調さです。
この試合はやはり2回裏の青木宣親選手の一発が効いています。
失点の後すぐに一気に追いつき打線に火をつけてくれました。
青木オジサン、元気で何よりです。
続いて3回、村上宗隆選手が最年少2年連続20号を打ちこみ逆転。
打たれた九里投手も苦笑いの一発でした。
これで流れを一気に戻したと確信。
こうなると前2戦が効いて、広島の戦意をそいだ感じです。
もはやヤクルトはやりたい放題で、手が付けられません。
4回裏、先頭の塩見泰隆選手がレフトスタンドへ11号ソロ。
それまで久里投手に2三振で、「今日は三振の日か?」と思っていましたが、何の何のしっかり捉えました。
さらに2死から村上宗隆選手がライトスタンドへ21号ソロ。
この試合2本目は滞空時間の長い大飛球でした。
これで5対2。
今度は6回裏、内山壮真選手がタイムリー二塁打。
内山選手は攻守に渡って大活躍でした。
ホームランで三振の呪縛が取れた塩見選手が追い打ちのタイムリーで7対2としなりました。
7回広島逆襲、曾澤選手に2号ソロを打たれ、7対3。
もっとも逆襲はこの1本でした。
8回裏、代打の濱田大貴選手がレフトスタンドへ5号ソロ。
曾澤選手の1発で落とした1点を、簡単に取り戻し8対3となりました。
8,9回は清水昇、大西広樹投手が締め試合終了。
清水投手は2奪三振の三者凡退。
大西投手も安打1本はありましたが、無失点と頑張りました。
親子で賑わう神宮球場の、父の日の大花火大会が幕を閉じました。
石川ジイさんが奮闘し青木オジサン同点打、孝行息子たちも大きく盛り上げた良い父の日でした。
中継ぎ陣も野手陣も、ここへきていい意味で競争が激しくなっていると感じます。
出たらなにがなんでも求められる結果を出すことに集中していることもチーム状態の良さと思います。
ここのところはやることなすこと全てが上手くいく、恐ろしいような状態。
こんなこと今までにはなかっただけに、長年のヤクルトファンとしてはだんだん怖くなってきます。
この状態がいつまで続くか分かりませんが、勝てるうちは勝たなくてはと、応援にも熱が入ります。
2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 20・21号(通算124・125号)を更新中です(こちら)
村上選手 現時点打撃ランキング
えらいことになってきました。
NPB打撃ランキングが更新され、村上選手が軒並み出ています。
1位 本塁打、塁打、打点、四球、故意四球、長打率、出塁率
2位 打率
打率が伸びているのは嬉しい限りです。
ただ、1位の佐野選手とはかなりかけ離れており、どこまで追従できるのか楽しみです。
また、ここにきて長打率が牧選手を上回りました。
OPSが1.066と、チーム貢献度の高さを物語っています。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年6月19日
東京ヤクルトスワローズ 8-3 広島東洋カープ | 神宮球場 |
中日ドラゴンズ 3-5 東京読売ジャイアンツ | バンテリンドーム |
阪神タイガース 4-7 横浜DeNAベイスターズ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年6月19日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 65 | 43 | 21 | 1 | .672 | 0.0 | |
2 | 70 | 37 | 33 | 0 | .529 | 9.0 | |
3 | 68 | 31 | 36 | 1 | .463 | 4.5 | |
4 | 67 | 30 | 35 | 2 | .462 | 0.0 | |
5 | 65 | 29 | 36 | 0 | .446 | 1.0 | |
6 | 61 | 27 | 34 | 0 | .443 | 0.0 |
交流戦表彰式
試合前に交流戦表彰式が行われました。
賞金3,000万、MVPの村上選手は200万円ゲットです。
暑い中での表彰式に、皆さん少しお疲れ模様。
村上選手の笑顔がいいですね。
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