10月3日 対 広島カープ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 4 | 9 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 11 | 1 |
石川雅規、H大西広樹、☆今野龍太、H石山泰稚、Sスアレス – 中村悠平 | |
森下暢仁、★島内颯太郎、森浦大輔、ケムナ誠 – 石原貴規、會澤翼 |
今季の勝ち方の典型のような試合になりました。
先発石川雅規投手。
普通の出来でしたがこれも石川ペースです。
淡々と試合を進め、やはり「らしさ」全開の感じでした。
この域に達するともう悟りの境地とも思える安定した精神状態を感じます。
20年もいろいろな場面に遭遇していればこうなってくるのでしょう。
先発陣の中でも一番の防御率(2.13)ですから勝が4勝は考えられないのですが。。。
この試合も援護は一点のみでした。
前回はあんなにも沢山の援護点でしたから、少し分割して欲しいと思わずにはいられません。
今少しあれば勝が付くのですがね。
そういう意味では、相手広島の森下暢仁投手も今少し援護してもらえばもっと勝てる内容でした。
中々本来の出来ではなくともシッカリ対抗して来るあたりはさすがです。
次節のジャイアンツ、タイガース戦を意識して、継投は大西ー今野ー石山ースアレスで清水、マクガフ温存。
最後の青木選手の一発が効いたとはいえ、温存できたのは先を見ての我慢です。
6回の逆転ピンチを一失点の同点に止めたところが分岐点でした。
大西広樹投手の好リリーフです。
ここを抑えたことで、今季の得意パターンの終盤の攻撃力勝負に持ち込めました。
得意パターンに持ち込んだ事で、攻撃が乗ってきた感じになってきました。
8回2アウトながら最後に一本、サンタナ選手が決勝タイムリーです。
「打ったのはチェンジアップです。投手が粘って投げているので何とかしたかった。喰らいついて打ちました」とコメント
え?サンタナ選手しぶといバッテイングも出来るんだ(ちょっとびっくり)。。ブラボー!
これでまたまた7回を投げた今野龍太投手に勝が転がり込みました。
確か楽天時代は1勝だけだったはずです。
戦力外という転機。。。でもその先に予想外の展開が。
何が幸運か分からないものです。
まあ今野投手の真摯な努力の結果でしかないのですが。
・・・完全に幸運がついて来ています。
これって、「今野が投げると勝利を呼び込む」とも言えるわけですから、チームにとってもラッキーボーイなのだと思います。
広島 11安打で1得点です。
「最後のキメの一本が出ない」状態で、中々勢いに乗り切れない感じでした。
この試合鈴木誠也選手は欠場だったので、やはり迫力がかなり落ちる感じでした。
ヤクルト投手陣にとっては最も驚異のバッターが居ないのは、気持ちが違うかもしれません。
さて 次節は天王山。
やはり初戦が重要です。
特に入りのジャイアンツ初戦。。。噂では中5日で小川投手。
もしも小川投手なら、今度は振り子が良い方に傾いた時の投球ですように。。。祈るような気持ちです。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2021年10月3日
広島東洋カープ 1-4 東京ヤクルトスワローズ | マツダスタジアム |
阪神タイガース 1-0 中日ドラゴンズ | 甲子園 |
東京読売ジャイアンツ 3-3 横浜DeNAベイスターズ | 東京ドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2021年10月3日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 123 | 63 | 44 | 16 | .589 | 0.0 | |
2 | 126 | 68 | 51 | 7 | .571 | 1.0 | |
3 | 128 | 59 | 51 | 18 | .536 | 4.5 | |
4 | 129 | 50 | 63 | 16 | .442 | 10.5 | |
5 | 125 | 50 | 64 | 11 | .439 | 0.5 | |
6 | 127 | 48 | 64 | 15 | .429 | 1.0 |
石川投手500試合出場記録達成
この試合が成立したことで、石川投手は通算500試合出場を果たしました。
通算500試合登板はプロ野球103人目です。
ヤクルトでは金田正一、松岡弘、高津臣吾、五十嵐亮太につぐ5人目となりました。
41歳8カ月での達成は3位の年長記録だそうです。
ただ、私が思うのはほぼ先発での500試合。
中継ぎではないのですからすごい記録だと思います。
まだまだ続けて欲しいです。
スアレス兄弟が同日セーブ 兄弟同日セーブはNPB史上初
スアレス投手が前日に続いて9回裏を任されました。
前日と違うのは3点差だったこと。。。つまり勝てばセーブがつく。
意外に適役で、連続安打を打たれながらも無失点で抑え切りました。
「毎日ブルペンに入り、勝つ喜びをコーチ、チームメートと分かち合えるのは最高です」とコメントしています。
この日は弟の阪神のロベルト・スアレス投手もセーブを獲得。
「弟とはリリーフについては特に話していない」そうですが、弟・ロベルトは「チャンピオンを争うライバルではあるけど、日本で戦う仲間として、兄弟として彼の成功をうれしく思う」とコメントしています。
同日での兄弟セーブ達成は、NPB史上初ということです。
これで救援で3試合連続無失点という好成績。
このまま優勝への貴重な戦力として活躍してくれるはず!
青木宣親選手号ソロで、広島を突き放す
3-1の九回2死、青木選手はケムナ投手の投げた2球目のカーブを打ち、右翼ポール際のスタンドに入れました。
貴重な追加点となる一発でした。
これで広島を突き放し、マクガフ温存スアレス投入がよりやりやすくなりました。
「とにかく出塁することを考えていた。野手は1点でも多く。そういう気持ちで、みんなやっています」とコメントしています。
コメント