上半身のコンディション不良で戦列を離れていた、中村悠平捕手。
8月になって、実戦に少しずつ出場していましたが、16日、ついにフル出場を果たしました。
と言っても、イースタンリーグの話ですが。。。
何はともあれ、フル出場できたということは一軍復帰が間もないことを示していると思われます。
今年は中村捕手が離脱し、ほどなく嶋捕手も骨折で離脱となりました。
それまで、一軍では代打で出ることの多かった西田明央捕手が急遽補充され、あまり期待をせずにいたのですが。。。
西田捕手。
元々素質があったのか、環境が人を作るのか、躍進が目覚ましい!
投手とのコミュニケーションもさることながら、「攻め」の配球ができる点は、正直中村捕手にはあまり期待できない長所です。
中村捕手は、どうしても「守り」の配球になり、あまり内角を要求してこない傾向があります。
そのためパターンが読まれやすく、勝ちを逃すこともありました。
先日の歴史的な快挙、小川投手のノーヒットノーランを達成させた功績は大きい。
「キャッチャーが強気でくるので、自分も強気で攻めた」ようなことを小川投手がインタビューで言っていましたが、まさしく「攻め」の配球のたまものです。
そうなってきますと、中村捕手が復帰したときに、すぐに正捕手にというのは難しくなってきたと思われます。
むしろ、ファンのこの頃の「西田株」上昇を見ても、西田捕手を外すなんて考えられません。
当面は西田捕手をメインに交互に出るのでは?
抜群の力を持っているキャッチャーなら1人固定とするべきでしょうが、そうでない場合は配球パターンを読まれにくくする意味もあって、変えながら進むもアリと思います。
そうなると3人目の捕手。。。これは若手を教育
古賀捕手がどこまで伸びるか。。。
これに関しては、私の個人的な感想では中々難しいような気がします。
キャッチングが今一つ(手だけで取りに行く傾向がある)ですし、配球も基本パターンが多く読まれやすい。
実践で先輩の配球や他球団の一流どころの捕手からどこまで学べるのか。。。
まだ「若い」と言われるうちにどれだけ吸収できるのか、化けることができるのか。。。
安全パイすぎるバッティング技術をどこまで磨けるのか。。。
課題は大きいと思います。
何にしても中村捕手が無事復帰してくれば、捕手間の競争意識も出ます。
それは、中村捕手にとっても良いこと。
正捕手奪還に向けて、もう一皮むけるかもしれません。
無事一軍復帰がなることを願っています。
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