7月20日 対 横浜DeNAベイスターズ 神宮球場にて カード2戦目
初回たった7球で2失点。
またかの悪癖で早くも負け展開でしたが、中継ぎ陣早めの継投で耐えて、軸の一発攻勢で押し切りました。
失点後ダメを押されなかったことで盛り返せたと感じます。
言ってみれば、致命的な失点をしなかったのが良かったのでしょう。
とは言え、端から追いかける展開にしてしまうことは戴けません。
が、劣勢をチーム全体で補った試合になり、これはこれで収穫だったと思います。
7/20 東京ヤクルトスワローズ 対 横浜DeNAベイスターズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
横浜 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 12 | 3 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 2 | X | 6 | 11 | 3 |
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 17号 ソロ(4回) オスナ 12号 ソロ(6回) オスナ 13号 2ラン(8回)
・横浜本塁打 なし
サイスニード、星知弥、田口麗斗、ロドリゲス、勝山本大貴、S大西広樹 – 中村悠平 | |
石田裕太郎、H京山将弥、山﨑康晃、H坂本裕哉、負中川虎大、ウィック – 山本祐大 |
先発サイスニード投手。
調整後の復帰でしたが、やはり根本は変わりようがない感じです。
この試合「下位は何とか抑えるが上位、主軸には全く通用しない」今季の状態そのものでした。
制球ではなく球威と緩急のタイプですが、今季ここまで見てはっきりしていることは、これに陰りが出ていることです。
調整期間を置いても、これは簡単に戻らないように思います。
今後も「普通の調子」では、この試合のようになってしまうのではと懸念。
曲がり角かとの感じます。
このあと、星ー田口ーロドリゲスー山本ー大西投手のリレーでした。
サイスニード、田口投手が残したピンチを凌ぎ切った星、ロドリゲス投手が好投でした。
共に1アウト1,2塁のピンチでしたが粘り切れました。
星知弥投手は1点返した後、ロドリゲス投手は1点差に迫った後と、共にここで追加点を取られれば試合の流れを持っていかれるところでしたから大きなポイントでした。
共に少し制球に難ですが、球の力はそれなりですから、特徴が生きた好投でした。
精彩を欠いたのが田口投手。
下位相手に手こずり、相変わらず制球、キレが戻りません。
この先の立ち位置が微妙です。
こちらも簡単に立て直せる感じはしません。
今最も安定の山本大貴、大西広樹投手。
ピンチは作りましたが、少し経験を積んだ成果か、落ち着いた投球でしのぎ切りました。
5回に1点差に迫ったこと、5,6回のピンチを凌いだことで徐々に流れを引き寄せてきました。
こうなるとホームランの威力は絶大です。
「一発で得点」は、やはり終盤の流れを引き寄せます。
打線。
徐々に上がってきたと感じます。
長岡秀樹選手。
今季は波が少なくなってきて、覚醒も本物感が出てきました。
宮本丈選手。
要警戒となってマークがかなりきつい感じで、この試合は安打がありませんでした。
ここからが本当の勝負と思います。
ここを突破すれば、かなり本物になっていくと思われますので、奮起に期待します。
低調だったオスナ選手が上向き始めました。
大変喜ばしいことです。
調子の波の大きい選手ですが、逆に打ち出すと止まりませんから、見ている方はワクワクします。
前日からの連発と2試合で3本のホームラン。
サンタナ選手の分も頑張ってくれています。
逆方向一発でそろそろお目覚めかも?
二試合連続のホームランを打った村上宗隆選手。
3点ビハインドの4回、17号ソロが出ました。
反撃の狼煙を打ち上げたと感じました。
実際、5回繋いで長岡選手のタイムリーで2点、6回はオスナ選手の同点本塁打と、攻勢が続きました。
8回、ついに逆転です。
村上選手の村上シフトをものともせずに抜けていったライトへの安打。
続いたオスナ選手の13号2ラン。
ポールに当たり、大きく跳ね返って観客席に着弾しました。
8回の2点ですから横浜もかなりのピンチになりました。
9回表は、サードエラーやオースチン選手の二塁打で巻き返しを図りましたが、大西投手の踏ん張りの前に、佐野、牧、山本選手という主軸が凡退に終わりました。
最後、山本選手のサードへの強襲を、村上選手がライナーで好守し、エラーの挽回ができました。
無死2,3塁を生かせず無得点でしたから、ヤクルトにとっては良い流れで今日の試合を迎えられそうです。
これでサンタナ選手が戻れば、オールスター後は少し期待できるかも・・・
勝手に妄想しています。
今日の試合はカード最終戦。
ヤクルトの先発が奥川恭伸投手、横浜はケイ投手と発表されています。
奥川投手は一軍復帰4戦目。
そろそろ慣れてきたころと思います。
前回は制球が今一つで負けてしまいましたが、それでも5回2失点。
試合は作ることができました。
今回は6回、できれば7回を投げてほしいと思います。
打線が上向きになっており、ケイ投手を攻略できそうな気はしています。
チーム一丸の奮闘を期待します。
2024年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
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プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年7月20日
東京ヤクルトスワローズ 6-4 横浜DeNAベイスターズ | 神宮球場 |
中日ドラゴンズ 3-4 東京読売ジャイアンツ | バンテリンドーム |
阪神タイガース 0-1 広島東洋カープ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年7月20日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 83 | 43 | 36 | 4 | .544 | 0.0 | |
2 | 88 | 45 | 38 | 5 | .542 | 0.0 | |
3 | 87 | 45 | 41 | 1 | .523 | 1.5 | |
4 | 89 | 42 | 42 | 5 | .500 | 2.0 | |
5 | 89 | 38 | 45 | 6 | .458 | 3.5 | |
6 | 86 | 35 | 47 | 4 | .427 | 2.5 |
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