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低迷ヤクルトから新人王が誕生! 荘司宏太ぶっちぎりの得票でヤクルトファンに希望を届ける

新人王荘司宏太 番外編
2025年新人王荘司宏太選手

2025年新人王 荘司宏太投手

NPBアワードで、表彰式がありました。

ヤクルト今季は成績が成績ですから、主だったタイトルには縁がなかったのですが、唯一可能性が残されていた新人王を荘司投手が獲得しました。

30荘司宏太2025

圧倒的に際立った成績の選手が居なかったところではありますが、取りにくいとされる中継ぎ投手での獲得は意味があるところ。

得票もダントツでしたから、従来と違い試合での中継ぎの意味合いが重くなったとも言えます。

セントラル・リーグ
選手名 球団 得票数
荘司 宏太 (ヤ) 175
伊原 陵人 (神) 44
石伊 雄太 (中) 31
金丸 夢斗 (中) 2
竹田 祐 (ディ) 1
佐々木 泰 (広) 1
該当者なし 23

 

ヤクルトファンからすれば当然の結果

私も都度都度ブログで念を送っていましたが、主力が欠けボロボロの今季、威風堂々とした投げっぷりでシーズンを駆け抜ける姿に感動したものです。

ヤクルトファンの折れそうな心を支えてくれました。

数字的にもホールド数もさることながら、やはり45登板で40イニング以上投げての防御率1.05が決め手の感じです。

2025年新人王荘司宏太出典ヤクルト公式サイト20251126

2025年最優秀新人賞(新人王)荘司宏太出典ヤクルト公式サイト2025/11/26

何といっても、チャンスは一度といえますから大きな賞です。

正直初めの印象は、体格大きくはなく、投球フームが特異でしたので、駒不足の中継ぎで何とかというものでした。

2,3番手で何とか穴埋めできればでしたが、持ち味のチェンジアップを武器に変化球、ストレートを上手くコントロールして三振が取れる事で存在感を増し、デビュー以来12試合無失点の記録を出しました。

いつかは特異なフォームにも対応されて撃沈するかと思いきや、何と最後は勝ちパターンのセットアッパーまで昇り詰めました。

ヤクルト24年ドラフトの最大のヒット・・・まあ予想外、嬉しい誤算、期待以上でした。

来季も更なる活躍を期待です。

「獲得できるのは生涯に1度しかない。素直にうれしい気持ち。一時離脱をしましたけど、復帰してから新人王をとるんだと後半の試合に臨んだ。それが実ってよかった」

「自分は抑えをやりたい。来季はセーブ王を取りたい」

以下ヤクルト公式サイトが拾ったコメントです。

今季の成績
45試合 防御率1.05 勝利2 敗北1 勝率.677 投球回42.2

コメント
(新人王受賞は野球人生でどういうハイライトになったか)
下積み時代が長かったといえば長かったので、新人賞を取れて自分の人生の思い出になりますし、これが野球人生の自信にもなるので、そこは本当に一年間頑張ってきて良かったと思います。
(自分がプロでも絶対ここは通用するんだと思っていた点は)
やっぱり真っすぐとチェンジアップには自信があって、自分はそこを評価されてプロの世界に入れたんだって思っていたので、そこの自分のピッチングスタイルを崩さなければ大丈夫だろうという思い、気持ち、マインドですね。そのマインドでこのプロの世界に入りました。
(自分にあげたいご褒美は)
何にするかまだ決めていないですけど、何か形になるものにしたいなというのはあります。
(球団では村上選手以来の新人王について)
いい響きですし、投手でいうと小川さん以来なので、ここから村上さんや小川さんみたいに長く、そして活躍できるように頑張りたいなと思います。

 

2019年の村上選手以来の新人王タイトル。

2000年代はこれで6人目で、結構取ってます。

過去を振り返ってもやはり以降も活躍した選手が多い訳で、スタートが良いと流れに乗れると感じます。

2025 荘司宏太 

2019 村上宗隆

2013 小川泰弘

2005 青木宣親

2004 川島 亮

2002 石川雅規

1993 伊藤智仁

1989 苫篠賢治

1987 荒井幸雄

1972 安田 猛

1952 佐藤孝夫

消耗が激しい中継ぎですからオフにしっかりメンテナンスで、長く活躍をすることを期待です。

まずはめでたいめでたい。

 

2025年イースタンリーグ優秀選手賞 下川隼佑投手

例年イースタンの表彰にはそれほど興味がなかったのですが、今季は下川投手が受賞ということで、少し書いてみたいと思います。

2025年イースタン優秀選手賞下川隼佑

2025年イースタン優秀選手賞下川隼佑

イースタンの表彰は記録によるものや選考によるもの、スポンサーによる表彰などありますが、下川選手の場合は選考による表彰でした。

イースタンは育てる場所なので、記録が良いから良い選手というわけではないと感じていまして、二軍で最多安打を獲っても一軍の最多安打とは重さや意味が違うのではというのが、興味がない理由でした。

今回下川投手は選考による表彰で、NPBの選考者たちの記憶に残った選手ということでしょうか。

正直なところまだまだ感はあります。

アンダースローの特長がまだ未完。

高低の変化球や、綿密なコントロールを身に付けませんと、生き残りは難しいレベルと感じています。

ただ、回を重ねるごとに学習しているイメージがあり、伸びしろを感じます。

そこを評価してもらったのかもしれません。

今フォークとシンカーの習得に励んでいるようですが、オフの間に自分のものにして、春キャンプからオープン戦でアピールし、使ってみたいと思わせる投球を見せること。

場数を踏むことで石川投手のような投球術を身に着け、長く生き残りできるようになってほしいと思います。

アンダースローはバリエーションとしての意味があり、チームにとっても一人は欲しい。

「今年は支配下登録を目標にやってきたので、とても嬉しく思います。一軍のマウンドは、歓声もすごくて、投げていて楽しかったです。来季はピッチングの幅を広げて精度を高めて、チームの勝利にもっと貢献できるように頑張ります」

見た感じ努力型の選手です。

冷静に自分を見つめ、黙々と努力して、階段をしっかり上がってほしいと思います。

 

FA補強で一言

話は別ですが、前田投手が楽天、桑原選手が西武(これはちょっと意外! DeNA離して良いのかな??、私はヤクルトに欲しかった・・・)と、他球団は着々と補強成果が出ています。

ヤクルト今一つの感じです。

来季すぐに上位は難しいところですが、やはり確実な戦力補強を毎年していかないとです。

このままでは3年先も現状ですから・・・

FAは難しいとして、今度は現役ドラフトに興味が移ります。

現役ドラフトで良い選手を思い切って提示し、さらに戦力となる選手を獲得して欲しいところです。

昨季獲得の矢崎投手は成功でした。

今季も期待。

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