ランバート好投も打線応えられず延長11回にサヨナラ負け

交流戦　ヤクルト  対  西武ライオンズ　カード初戦

投手戦というべきか、貧打戦というべきか、兎に角お互い点が遠い感じの試合展開でした。

ヤクルトからすれば点の取り合いは難しいので、1点の取り合いであれば勝ちがあるかもでしたが踏ん張り切れませんでした。

6/3　西武　対　ヤクルト　　スコア

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	R	H	E
ヤクルト	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	8	1
西武	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1X	1	5	0

・ヤクルト本塁打   　なし

・西武本塁打   　　　なし

	ランバート、H矢崎拓也、H大西広樹、H清水昇、負小澤怜史、バウマン – 古賀優大
	隅田知一郎、Hウィンゲンター、H甲斐野央、勝平良海馬 – 古賀悠斗

ランバート７回無失点の好投出典ヤクルト公式サイト2025/06/03

投手陣

先発ランバート投手。

強力打線でないとは言え7回130球近くで無失点と粘れました。

7回128球、被安打４、奪三振４、与四球２です。

制球が安定せず球数を要しましたが、弱点の走者を出した後の投球も何とか粘ることができ、昨今にない好投でした。

ランバート７回無失点の好投出典ヤクルト公式サイト2025/06/03

1点を取れば勝ちがついたかも知れませんが、打線がこの粘りに応えることができませんでした。

現状の打線でも何とか繋いで1点を捥ぎ取る工夫が欲しいところです。

矢崎拓也､大西広樹､清水昇投手でランバート投手の粘りに応えました。

が、延長11回、小澤投手が前回に続いて誤算でした。

ビジターの延長戦です。

先頭への四球はやはり致命傷となります。

11球粘られ根負けで四球、進塁打後四球でまたつながれて、結局四球で負けた感じです。

サヨナラをされてしまった伊藤選手の悪送球は、まだ1アウトを考えればやはりアウトを狙ってしまう所で、態勢的に無理があったのかもしれません。

結果、その悪送球により三塁走者が本塁に還って、サヨナラとなりました。

打線

相変わらず好機に一本が出ません。

相手を上回る8安打でしたが、四球は11回に1個だけでした。

四球を足がかりに決勝点を取られたあたりに、つながりの差が出たと感じます。

もっと粘って出る意識がほしいと思いますが、隅田投手が好投でした。

粘ろうにも粘れなかったというのが実情と思います。

8安打が出ましたが、好調だったのがオスナ選手でした。

オスナマルチ安打に盗塁の活躍出典ヤクルト公式サイト2025/06/03

二塁打、安打に盗塁のおまけつきです。

全くノーマークで、前回の盗塁同様、誰も走るとは思っていなかったサプライズ。

懸命にやる姿に好感が持てます。

古賀優大選手、武岡龍世選手も2安打でした。

それにしても、バントミスや走塁ミスなど細かなところをしっかりしないと結果は得られません。

何とか出塁する工夫も(粘っての四球や､セーフティなどの崩しが)欲しいところです。

ただ打っていくだけでは活路は見出せないと思います。

この試合のように、先発が好投すれば試合にはなります。

後は如何にしぶとく泥臭く点を重ねるかです。

5月はボロボロでしたが、ここにきて少しは試合になっていますので、もう一歩進んで欲しいと願っています。

今日は西武とのカード2戦目です。

先発はヤクルトが高梨裕稔投手、西武は渡邉勇太朗投手と発表されています。

　vs　

前回5回までは良かったものの、6回に崩れ、3失点の高梨投手。

今度は6回を投げ切れるように頑張ってほしいと思います。

ただ、渡邉投手が手ごわそうです。

打線は打てるのかどうか・・・

DHがあるので、サンタナ選手がフル出場でした。

隅田投手にまったく合っていませんでしたが、渡邉投手はどうなのか・・・

サンタナ選手らしいバッテイングを見てみたいと期待しています。

プロ野球 交流戦　試合結果　2025年6月3日

順位	チーム	試合	勝	敗	分	勝率	ゲーム差
1		53	31	20	2	.608	0.0
2		51	27	21	3	.563	2.5
3		53	28	24	1	.538	1.0
4		50	25	23	2	.521	1.0
5		52	23	27	2	.460	3.0
6		48	14	32	2	.304	7.0