吉村粘投し久しぶりに僅差の試合　負けたが若手にタイムリーが出て光明

プロ野球・ピッチャー

吉村6回2失点の粘投出典ヤクルト公式サイト2025/05/31

2025.06.01

5/31　ヤクルト対横浜DeNAベイスターズ　　カード2戦目

5/31　ヤクルト対横浜DeNAベイスターズ　　カード2戦目

少しはマシな試合が出来ました。

初回２点献上で、「またか・・・」の空気でしたが、その後同点に持って行きましたので、「もしかして・・・」

最後は確り押し切られましたが、前があまりにひどかったので、少し見ごたえがありました。

では試合を振り返り、所感を書き留めたいと思います。

5/31　横浜　対　ヤクルト　　スコア

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
ヤクルト	0	0	1	1	0	0	0	0	1	2	7	0
横浜	2	0	0	0	0	0	0	3	X	5	10	1

・ヤクルト本塁打　なし

・横浜本塁打　　　佐野恵太 2号ソロ（8回）　牧秀悟 10号ソロ（8回）

	吉村貢司郎、H星知弥、負小澤怜史、丸山翔大 – 中村悠平
	石田裕太郎、H坂本裕哉、勝ウィック、S伊勢大夢 – 松尾汐恩

吉村6回2失点の粘投出典ヤクルト公式サイト2025/05/31

投手陣

先発吉村貢司郎投手。

立ち上がり制球に苦しみ、カットボール頼みの状態でした。

早々に2アウトからの失点で前日までの悪夢の始まりでしたが、初回を何とか切り抜け大崩れは防げました。

徐々に制球を取り戻しつつストレートも走り出して、苦しみながらも粘り切れました。

吉村6回2失点の粘投出典ヤクルト公式サイト2025/05/31

先発が粘れば貧打線でも何とか追いかけることができます。

その意味で初回の失点は残念でしたが、試合の形には持ってこられました。

このところの先発のボロボロを何とか引きずらなかった好投と言えます。

最後寒さか、珍しい指が攣るアクシデントでしたが、責任回数は投げ切る気概を見せたところは､チームを鼓舞する頑張りでした。

打線が応えられないところが今のありようです｡

まずは先発が試合を作らないと始まらないという現状の再確認となりました。

星知弥投手

この気概をしっかり受け好投でした。

９球で梶原、桑原、オースチン選手を凡退させ、気持ちの良い投げっぷりと感じました。

しかし小澤怜史投手。

ボロボロでした。

このところ良くなりつつあったのですが逆戻り。

制球､キレ､球威全てがまったくでした。

先頭佐野選手に失投をホームランされ、均衡が破れます。

以降引きずった感じで失投を繰り返す唖然の出来。

失投はあるものですが、経て続けに失投は話にならないところです。

間を取るとかの配慮も無く、ただ勢いに飲まれたまま成すがままのところは、周囲の配慮もいただけない対応です。

チーム全体が勢い流れに押し流されたと見えました。

これでは完全にこれで決まりでした。

打線

何とか追いつくことはできました。

若手がタイムリーは僅かな光明です。

３回、先頭の赤羽選手はショートゴロでしたが、相手エラーで生き延びます。

ランエンドヒットをかけたベンチの采配が当たり、中村悠平選手がセンターに安打で、無死１，２塁。

吉村選手の併殺の間に得点が入り、１点を返しました。

４回は１死からオスナ選手が安打。

内山壮真選手は臭いところを見極め、ストレートの四球となりました。

赤羽由紘選手

赤羽2試合連続タイムリー出典ヤクルト公式サイト2025/05/31

牧選手がダイビングキャッチを試みるも、グラブをはじいた強い打球がセンターに転がり、タイムリーとなりました。

赤羽選手は２試合連続のタイムリーです。

北村拓、澤井廉、岩田幸宏選手にも安打が出ましたので、今後も少しは期待が出来そうに思います。

ただやはり勝ち越せない・・・最後の一本が委縮した感じでなかなか出ません。

一度は勝ち越して殻を破りたいところです。

歴史的な勝率に向かって一直線ですが、この試合のような展開(1,2点で拮抗する)を繰り返して勝ちを目指すしかありません。

ベンチの闘争心をもっと表には強く感じます。

にこにこしている時ではないと思うのですが・・・たまたま画面に映し出されているだけかもしれませんし、平静を保つ意図なのかもしれません。

しかし、自軍の選手が打席に入っている時はその行方を気にするそぶりがある方が、ファン的には安心します。

負けていても、一生懸命さを見せてくれれば、納得の部分もあるからです。

今は些細な部分も画面に映し出されてしまいますから、やりにくいのかとは思いますが・・・

今日は３戦目。

小雨でやりにくかった１，２戦目とは違い、天候の心配はなさそうですし、気温も5℃前後上がりそうです。

先発はヤクルトが下川隼佑投手、横浜はバウアー投手と発表されています。

ルーキーの下川投手。

この5月1日に支配下に登録され、背番号が０１３から６９へと変わりました。

完全なアンダースローでの投球ですから、どんな球を投げるのか楽しみです。

ルーキーですし、初めての一軍マウンドですから、緊張をすると思いますが。

それにしても打線はバウアー投手を打てるのかなぁ・・・

ただでさえ貧打なので、下川投手を援護することが出来るのか、かなり心配です。

プロ野球セリーグ　試合結果　2025年5月31日

横浜DeNAベイスターズ　　　　5-2　　東京ヤクルトスワローズ	横浜スタジアム
中日ドラゴンズ　　　　　　　　4-2　　東京読売ジャイアンツ	バンテリンドーム
広島東洋カープ　　　　　　　　0-2　　阪神タイガース	マツダスタジアム