朝はワールドシリーズ、夜は日本シリーズと、野球ファンには楽しい一日でした。
ワールドシリーズが3時間27分、日本シリーズが3時間46分でしたので、一日7時間以上も野球を見てしまいました。
まさしく野球漬けです(笑)
ワールドシリーズ
少し戦力的には不利(特に先発陣)な感じのドジャース。
本拠地スタートの第一戦を落とすとかなり苦しい流れになるところです。
序盤から押された内容で土俵際まで追い詰められましたが、最後下位打線がチャンスを作りました。
MVPトリオまで廻して反撃です。
そこはさすがに実力者がそろっている所で、故障を抱えつつのフリーマンが一発で劇的に決め切りました。
延長10回裏、故障を抱えて本調子ではないところでの、意地と気概の一発でした。
チームを大きく鼓舞する満塁弾!
今後の展開に勝利に加え、大きなプラス材料を与えたと感じます。
こうなると第二戦が重要度を増してきました。
先発陣容を考えれば第三戦以降はドジャースは不安があります。
ましてヤンキースホーム。
ヤンキースとしては第一戦は落としたものの、第二戦を取れば有利になってきます。
逆にドジャースとしては連勝で相手を追い込んで、尚且つ少なくとも第六戦以降の本拠地に戻れることを決めて優位に立ちたいところです。
先発山本由伸投手の出来に掛かっています。
日本シリーズ
ソフトバンクが先勝し、横浜DeNAとしては苦しいスタートとなりました。
正確無比な制球力で変化球を自在に操る有原航平投手に苦しみました。
ソフトバンクとしては良い展開に持ち込んで、欲しかった追加点を最終回に取りきり完勝の展開でした。
しかし、不安視されているクローザーオスナ投手がピリッとしませんでした。
しっかり締め切って完勝で優位に立ち、流れを一気にスイープ体制に持ってきたいところでしたが、今後に不安を残すクローザーの出来は大きな問題です。
横浜DeNAの先発ジャクソン投手も良い出来でした。
ソフトバンク相手に4回2/3を3安打9奪三振で2失点でしたから。
その後も継投陣が無失点リレーで最終回まで持っていきました。
しかしそこまでやっていながら、DeNAサイドへの疑問はまさにその最終回です。
なぜ森原投手では無かったか??
2点ビハインドでしたが、ここは実績のある森原投手か伊勢投手で締めるべきだったのでは?
結果論的ですが、短期戦の常道は「僅差であればどう転ぶかわからない」ですから。
第二戦は大貫、モイネロ投手。
大貫投手の出来が大きなところです。
CSのような制球を見せればソフトバンクも手こずると思います。
逆に横浜DeNAにとっては、有原投手タイプよりはモイネロ投手の方が崩しやすいかもしれません。
とは言え簡単ではありません。
いずれにしろ、短期戦僅差勝負ですから、ソフトバンクサイドはクローザーをどうするかが問題です。
まあ第二戦はオスナ投手で行くと思いますが、もしここでも失点を繰り返すと、本拠地では入れ替えを考えるかもしれません。
なにせ短期戦、シーズンのように復調は待っていられませんから。
第二戦もソフトバンクが取ると一気に走ってしまいます。
横浜DeNA、ここは必勝体制で早めの継投でしょうか?
以降の日本シリーズの結果及び画像は、NPB公式サイト引用です
2024年10月26日(土)
横浜スタジアム ◇開始 18:33 (3時間46分) ◇入場者 33,147人
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
福岡ソフトバンク | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 9 | 1 |
横浜DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 9 | 1 |
バッテリー
【ソ】 | ○有原(1-0)、ヘルナンデス、オスナ ‐ 甲斐 |
---|---|
【ディ】 | ●ジャクソン(0-1)、中川颯、坂本、佐々木、山﨑、堀岡 ‐ 戸柱 |
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