9月20日 対 中日ドラゴンズ 神宮球場にて
初回5分で4失点、さらに7回の同点後の3失点と、スタートでの大量失点がやはり大きく、追いきれませんでした。
初めに大きく取られると追い方が難しくなってしまいます。
一回は何とか追えましたが、二回目となると難しいものです。
軸の調子が上がってきただけに、投手陣の踏ん張りがあればの内容でした。
9/20 東京ヤクルトスワローズ 対 中日ドラゴンズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中日 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 7 | 12 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 6 | 11 | 0 |
・ヤクルト本塁打 並木秀尊 1号 ソロ(3回) 村上宗隆 29号 2ラン(6回) 村上宗隆 30号 2ラン(8回)
・中日本塁打 村松開人 1号 ソロ(1回) 福永裕基 5号 ソロ(1回) 細川成也 21号 2ラン(1回)
サイスニード、原樹理、負田口麗斗、今野龍太、大西広樹 – 内山壮真 | |
小笠原慎之介、勝勝野昌慶、H松山晋也、H清水達也、Sマルティネス – 木下拓哉、加藤匠馬 |
先発サイスニード投手。
いきなり5分で4失点。
1,2,4番にホームラン3発で大量失点の、相変わらずのホームラン病でした。
今季は球威が落ちてしまっていますから、アバウト制球力では持ちよう、誤魔化しようがありません。
この試合も初回はストレートに全く威力なしで、ほぼバッテイング投手のようです。
面白いように打たれました。
この状態でストレートが多かった内山選手の対応もいささか問題ですが、球威が無いと変化球も生きてきませんのでどうにもならない感じです。
2回以降は持ち直した(点が取られなかった)訳ですが、正直ドラゴンズ打線が粗くなってボールに手を出して救われていた感じです。
後の負担を考えて5回まで投げたところで降板。
やはりローテ投手としては力不足と感じます。
正直調子の波とかの話ではなく、力が落ちてしまった訳で限界と感じます。
前回登板の時、「これでもう登板は止めて新しい芽を育てた方が良いのでは」と思いましたが、5位になり中日との直接対戦ですから、そうもいかなかったのかと思います。
以降原、田口、今野、大西投手の継投。
同点としたところでの田口投手の起用は疑問でした。
同点として仕切り直しの再スタートの状況で、今季の状態(近々の状態も)全くの田口投手の起用は正直解りません。
この状態の田口投手を超えることのできない左腕人も不甲斐ないのですが、不安が諸に現実となる内容でした。
ピンチを残して今野龍太投手。
これならば頭から今野投手だったのでは?
決して今野投手も好調とは言えないのですが、まだ可能性は少しは高かったと思います。
今野投手もやはり制球力。
球威が戻り切っていない感じで、致命的な3点めを失いました。
状況的にはほぼ決まりでした。
7回以降はドラゴンズの強力な勝ちパターンが控えていますから・・・
村上選手の30号2ランで1点差に迫ったので大西広樹投手。
まあほかの選択はなかった感じです。
また大西投手に無理をさせてしまいました。
来季への影響も考えれば、やはりビハインドでは使いたくないと思うのですが。
打線。
軸が好調でしっかりしてきた感じです。
サンタナー村上ーオスナのライン+山田が強力で、他チームの脅威になるのではと思います。
村上選手は29,30号の2発もさることながら、4回裏、2打席目の左中間への2ベースがいい感じでした。
ここへが出るとやはり違ってきます。
これがあとの2本を生んだと感じました。
この4回裏、村上選手の安打の後、オスナ選手がタイムリーを打って1点を返しています。
6回裏、サンタナ選手が激走し、内野安打で塁に出ました。
その直後、1度目の村神様降臨。
「確信歩かない」で空を見上げてから走り出しました。
これで一時同点となりました。
8回裏。
またしてもサンタナ選手。
センターに安打で出塁です。
そして、2度目の村神様降臨。
今度は逆方向。
長い滞空時間の後、打球がレフトスタンドギリギリに着弾。
1点差に迫る30号2ランホームランでした。
球団では16-19年のバレンティン氏以来の4年連続30号となりました。
これでホームラン数は2位の岡本選手に4本差をつけて1位を独走。
打点も岡本選手を抜きました。
また、プロ7年目までの通算本塁打数で元阪神・田淵幸一氏の220本を抜いて、歴代単独2位に浮上しました。
1位は元西武・清原和博氏の222本です。
222本まではあと1本です。
29、30号に関しては、このブログ中の村上宗隆選手 ホームラン記録 2024に詳細を載せていますので、是非ご覧ください。
並木秀尊選手がいい感じに。
マルチ安打が出て、その1本は今季の1号でした。
4点を失点して意気消沈でしたが、元気をもらいました。
足の速さがウリですが、右の並木、左の岩田と左右がそろったのは作戦が立てやすいのではと思います。
長岡選手は頑張りどころです。
安打無く終わりましたが、青木、川端選手が同じベンチにいるうちに、一杯吸収して、ヒットメーカーへの道を歩んでほしいと思います。
その青木宣親選手。
昇格後3試合連続代打出場で、3試合全部に安打を打っています。
こんなにまだ活躍できるのですから引退は撤回して欲しいとファンは思うのですが、そうもいかないのでしょう。
一般に引退をする選手の最後は中々活躍できていないものなのですが、常識では測れない力を持っていると感じています。
引退試合までの日々を、颯爽と駆け抜けてほしいと願っています。
今日は中日との2試合目です。
先発はヤクルトが山野太一投手、中日は福谷浩司投手と発表されています。
VS
山野投手は正直投げてみないとですが、QSで行ければ御の字です。
流石に一気に大量点だけはやめて・・・
ジャイアンツが勝って、タイガースが痛い負けでした。
これでリーグ優勝はジャイアンツにほぼ決まりました。
ヤクルトは最後主力が打ち始めていますので、この状態を維持して来シーズンに向ってほしいと思います。
特に村上選手はここ2季ほどラストに打てておらず、それを翌シーズン前半にまで引いていた印象があります。
海の向こうでは大谷翔平選手が前代未踏の51-51を達成しました。
これについて村上選手が語った記事がありましたので引用します。
試合前にはこの日の朝に起床して「携帯を開いたら達成していました」と大谷の大偉業を知った瞬間を明かした。大記録達成の映像を確認したという村上は「日本人でもやれるんだというのを証明してくれていますし、アメリカの選手でも達成できなかったとこをやっている。凄くリスペクトしています。凄いの一言ですね」と、改めて尊敬の念を強くした様子だった。
引用 スポニチアネックス
この試合では、打席に入ったときの目が違っていました。
スイッチが入ったような目でした。
そうして打った29号2ラン。
三冠王になって以来追われる立場だった村上選手。
自分の目標が見え、挑戦者となることで気持ちがリセットされたのではと思いたい。
今季は最後まで挑戦し続けてほしいと願っています。
それが来季につながるはずと確信しています。
2024年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2024 では29、30号(通算220、221号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年9月20日
東京ヤクルトスワローズ 6-7 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
横浜DeNAベイスターズ 9-6 阪神タイガース | 横浜スタジアム |
広島東洋カープ 2-8 東京読売ジャイアンツ | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年9月20日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 134 | 72 | 55 | 7 | .567 | M6 | |
2 | 135 | 70 | 59 | 6 | .543 | 3.0 | |
3 | 130 | 65 | 62 | 3 | .512 | 4.0 | |
4 | 131 | 64 | 62 | 5 | .508 | 0.5 | |
5 | 133 | 56 | 73 | 4 | .434 | 9.5 | |
6 | 135 | 55 | 72 | 8 | .433 | 0.0 |
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