9月12日 対 中日ドラゴンズ バンテリンドームにてカード最終戦
両先発が不調で序盤から荒れた展開でしたが、後半救援陣を崩したヤクルトが流れを掴み、勝ち切りました。
お互い2桁安打の、都合28本。
好機に最後の一本、さらに一本が出た差が出た感じです。
中日としては絶対的な中継ぎ陣が、ここへ来てやはり疲れが溜まったかの誤算でした。
バンテリンドーム今季最後の試合を勝つことができ、足を運んだファンにしっかり挨拶ができました。
ヤクルト11勝、中日10勝、2分け。
中日とは神宮であと2試合を残すのみになりました。
9/12 東京ヤクルトスワローズ 対 中日ドラゴンズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 3 | 0 | 9 | 15 | 0 |
中日 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 13 | 1 |
・ヤクルト本塁打 増田珠 2号 ソロ(6回)
・中日本塁打 福永裕基 4号 2ラン(3回)
サイスニード、今野龍太、H田口麗斗、勝大西広樹、ロドリゲス、小澤怜史 – 内山壮真 | |
大野雄大、藤嶋健人、H齋藤綱記、負清水達也、岩嵜翔、フェリス – 木下拓哉、宇佐見真吾 |
先発サイスニード投手。
やはり全体として力が落ちている感じです。
一度は好投して持ち直すかでしたが、最近の数試合力の衰えは否めない内容の繰り返しとなっています。
球威、キレ、制球全てが今一つで、序盤からしっかり捉えられての当たりが多く綱渡り。
正面を突く幸運で1,2回は何とか持ちましたが、以降も立ち直れずで5回無死満塁を作っての降板。
8安打2四球で散々でした。
残り試合での登板は無いかもと思います。
可能性のある投手に機会を与える時期に来ていますから・・・(まあどう転んでも5、6位で終わるわけですから)
大ピンチでお任せの今野龍太投手。
無死満塁と、とんでもないピンチに火消として登場しました。
先頭の石川選手に安打され2失点。
その後板山選手に安打されるも併殺で逃げ切り、2失点で済んだところはまあ上出来といえます。
が、やはり本来の姿では無い感じ。
追い込んでからの勝負球(フォーク)が甘く入っての失点でした。
この辺りは昨年からなかなか修正できず、勝負所での起用が難しくなっています。
この先の登板で改善を見せたいところです。
以降田口、大西、ロドリゲス、小澤投手と、点差はありましたが登板間隔もあってか、勝ちパターンをつぎ込んだ感じです。
勝負所はやはり最も信頼されている大西投広樹手。
勝負ところで起用されるので、それが勝星の数に繋がっているとなります。
同点となった直後のイニング(6回途中)、あえて田口投手からスイッチで登板。
絶対に越されたくない堅実策を取ったあたりも、信頼度A級が感じられます。
すぐに効果が出た感じです。
この日本塁打と安打の福永選手を打ち取りイニング跨ぎ。
ヤクルト打線は次のイニング(7回)、中継ぎエースの清水投手を崩して、しっかり勝ち越しました。
打者一巡ともいえる猛攻で2死満塁。
何と大西選手が打席に入って、構えよろしくバットを振りましたが、見逃し三振です。
この後(7回裏)を3凡でしっかり締めて、ここで流れを確実に引き寄せました。
で、勝ち投手となり8勝目。
吉村投手に並ばれましたが、勝ち頭返り咲きです。
実質やはり勝ち投手です。
ダメ押しの後でしたから、ロドリゲス、小澤投手は余裕の内容で締めくくりの感じでした。
打線。
ここまで我慢の起用の増田珠選手。
ようやく結果らしい結果を出せました。
タイムリーに同点ホームラン。
特に5回裏に逆転されて、すぐに追いつく6回表のホームランは、失投とは言えしっかり捉え切れての当たりでした。
ホームランで簡単に追いついて、以降の流れを掴む要因となりました。
その意味で大西+増田選手がこの試合の功労者といえます。
髙津監督も、
「6回の一発はめちゃくちゃでかいね。ひっくり返されて嫌な感じだったけど、一振りで追いついたので。何となく、これは『まだいけるぞ』という雰囲気になりましたね」とコメントしています。
久しぶりの全員安打でした。
少し上向いたかな??
前日に続いて並木秀尊選手がいい働きです。
特に清水投手を崩すきっかけとなったヒットは価値があります。
また、8回には8球粘って安打出塁し、盗塁も成功。
簡単に終わらない粘りも出ていい感じの2番です。
村上宗隆選手に当たりが戻ってきました。
初回、1死1,3塁でセンターに先制タイムリー。
「ストレートです。追い込まれていましたが大振りせずコンパクトに打ち返すことができました」
この中日カードでは2本のホームランを打っていますが、大振りせずに簡単にバンテリンドーム観客席に着弾させています。
このやり方を取得すれば、ホームラン、打率共に向上すると思います。
今後試してほしい打ち方です。
前試合ではサンタナ選手に霞んだオスナ選手でしたが、この試合ではしっかり存在感を見せつけました。
猛打賞2打点。
サンタナ、オスナの両助っ人外国人が、来季もいてくれるのは心強い限りです。
山田哲人選手にも最後タイムリーが出ました。
代打川端慎吾選手にもタイムリー。
久しぶりに見た、川端選手らしい打球がライトに飛んでいきました。
まだもう一花と思っていますので、ファンとしては嬉しいタイムリーでした。
マスクを被って先発の、内山壮真選手も結果を出しました。
マルチ安打、1本はタイムリーです。
復帰後内山選手らしい打撃があまり見られませんでしたが、これを機に調子を取り戻してほしいと思います。
次はジャイアンツ。
ヤクルトの先発が山野太一投手、巨人は山﨑伊織投手と発表されています。
VS
ジャイアンツは広島3タテで勢いが付きました。
少し逆らって意地を見せたいところです。
先発山野投手次第ですが・・・
打線はこの2試合火ヤク庫大爆発状態ですので、その勢いを止めずに突っ走ってほしいと思います。
青木引退報道
青木宣親選手が引退を決めたとの報道がありました。
やむを得ない選択と思います。
昨今の打撃は、青木らしさがなくなっていましたので・・・
青木選手のファンでしたから、残念とは思いますが、お疲れ様でしたとねぎらいたいと思います。
今後の去就はわかりませんが、何かしらでヤクルトとかかわっていてほしいと願っています。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年9月12日
中日ドラゴンズ 4-9 東京ヤクルトスワローズ | バンテリンドーム |
広島東洋カープ 0-5 東京読売ジャイアンツ | マツダスタジアム |
阪神タイガース 雨天中止 横浜DeNAベイスターズ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年9月12日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 127 | 68 | 53 | 6 | .562 | 0.0 | |
2 | 124 | 63 | 56 | 5 | .529 | 4.0 | |
3 | 129 | 65 | 58 | 6 | .528 | 0.0 | |
4 | 123 | 62 | 59 | 2 | .512 | 2.0 | |
5 | 129 | 53 | 68 | 8 | .438 | 9.0 | |
6 | 126 | 52 | 70 | 4 | .426 | 1.5 |
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