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石川好投も初回の2失点が響き、打線巨人菅野を崩せずに敗戦

石川23年連続安打記録 プロ野球・ピッチャー
石川23年連続安打記録

8月4日 対  東京読売ジャイアンツ  東京ドームにて カード最終戦

早々に試合の趨勢(行く末・流れ)が決まった感じです。

打線状態を考えれば、「追いかける展開」は相手が菅野投手では遣りにくくなることは明白です。

分かっていながら粘り切れずで、早々に追いかける展開になってしまい、勝が遠のきました。

 

8/4 東京読売ジャイアンツ 対 東京ヤクルトスワローズ

R H E
ヤクルト 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 6 1
巨人 2 0 0 0 0 0 0 2 X 4 8 0

・ヤクルト本塁打     なし

・巨人本塁打      なし

ヤクルト 石川雅規、ロドリゲス、山本大貴、石山泰稚 – 西田明央、中村悠平
巨人 菅野智之、H高梨雄平、S大勢 – 小林誠司
石川5回2失点の好投出典ヤクルト公式サイト20240804

石川5回2失点の好投 出典ヤクルト公式サイト2024/08/04

 

先発石川雅規投手

先発石川雅規投手

初回が悔やまれます。

先頭の丸選手に安打されたものの、続く吉川選手をセカンドゴロ併殺で2死を獲りました。

凌ぎ切れるかでしたが、ヘルナンデス、岡本選手に内角低めの際どい所を狙うも外れ、見極められて連続四球を与えてしまいました。

攻めきれずで悪い流れとなってしまいました。

こうなるとストライクを取りに行って甘くの失点パターンでした。

岩田選手の好守で2点で済みましたが、2アウト後の投球が攻めを欠いて慎重すぎた(受けに回った)感じがします。

ここは「らしくない」内容でした。

以降は徐々に制球が安定して、らしさが出て来ました。

予定の5回を投げきり、何とか試合は作れました。

石川5回2失点の好投 出典ヤクルト公式サイト2024/08/04

石川5回2失点の好投 出典ヤクルト公式サイト2024/08/04

前日の試合では先発がボロボロで試合を作れずの大敗でしたが、この試合は程よい緊張感があり、初回の2点のみで5回までを仕上げましたので、流石と思います。

 

2番手、ロドリゲス投手

2番手ロドリゲス投手

このところこの位置での登板が多いのですが、安定した内容です。

2イニングをしっかり投げきり、追加点を阻み、拮抗を維持出来ました。

6回はヘルナンデス選手を見逃し三振、岡本選手サードゴロ、大城選手空振り三振

7回、坂本選手をサードゴロ、泉口選手に四球を出したものの、小林選手をピッチャーゴロ、代打長野選手を空振り三振と好投でした。

石川投手が基本5,6回ですから、これを引き継ぐ所が重要なのですが、いい働きといえると思います。

 

問題は、以降の山本、石山投手

43山本大貴2024 12石山泰稚2024

ゲームを壊してしまいました。

8回の2失点は致命的な失点だったと思います。

8回、山本大貴投手

この展開で絶対避けるべきは先頭打者への四球です。

しかも左対応の左(丸選手)にボール先行で簡単に四球は頂けません。

山本投手、決して左が得意ではなく、しかも入りで制球が今一つ安定しない傾向があります。

弱点そのままでした。

吉川選手をファーストへのファールフライで打ち取ったのち、石山投手に交代です。

このファーストファールフライは、7回から守備がファーストに変更になった村上選手のファインプレーでした。

ダイビングキャッチで捕り、山本投手を救いました。

 

山本投手の後を引き継いだ石山泰稚投手

1死1塁でヘルナンデス選手がセンターに安打を打ちますが、この回からセンターに入った太田選手がファンブルしてしまいます。

この試合では岩田選手のセンターでのファインプレーが2度ありましたが、この回から岩田選手はレフトに回りました。

太田選手はもともとは内野手です。

センター守備に太田選手が入っていたところも巡り合わせで痛い失策。

この状況で岡本選手を迎えるのは、石山投手には荷が重いかと心配しました。

案の定で犠飛

ここで食い止めなければでしたが、大城選手に低めのフォークを拾われ、1,3塁。

坂本選手に決定的なタイムリーを打たれてしまいます。

これで完全に勝負ありでした。

 

打線。

まあ相変わらずです。

兎に角勢いがありません。

淡々と打席をこなしている感じで、工夫もなくで「ないない」状態です。

宮本、長岡選手の調子も下降気味。

つながり様がない感じです。

 

それでも5回、得点が入りました。

1死後、山田哲人選手がセカンドへの内野安打で塁に出ます。

岩田選手がショートゴロとなりましたが、セカンドに送球したため山田選手アウト。

岩田選手が一塁に残りました。

これが結果的に生きました。

次の西田選手の打席で、岩田選手が盗塁を成功させ、得点圏にランナーが出ます。

 

ここで西田明央選手がライトにタイムリー安打し、岩田選手が還って1点が入りました。

西田タイムリー出典ヤクルト公式サイト20240804

西田タイムリー 出典ヤクルト公式サイト2024/08/04

西田選手は久しぶりのスタメン。

「打ったのはシュート。石川さんが粘り強く投げてくれているので何とか援護したかった。大振りせずに上手く打つことができました」とコメントしています。

 

次の打者は石川雅規選手

何と、安打が出ました。

石川23年連続安打記録

次打者の長岡選手が倒れたため、残念ながら得点には結びつきませんでしたが、23年連続安打の記録となりました。

大卒選手では野手を含めて史上最長記録です。

「ピッチャーも9番目の打者なので、塁に出たい気持ちも当然ある。バントをしっかり決めなきゃというところもあるので、そこは若いときからやってきた」とコメント。

誰にでもできることではありませんから、コツコツ地道な努力の結果と思います。

おめでとうございます。

 

今季調子のよい菅野投手は7回まで投げ失点1、その後高梨、大勢投手と繋がれて付け入ることができませんでした。

高梨投手の時に、代打の増田珠選手安打を打ちました。

代打で安打の増田珠選手

長岡選手犠打成功

太田選手の進塁打でサードまで進みましたが、代打の中村選手が倒れて得点はならず。

大勢投手相手の9回は手も足も出ずで試合終了となりました。

 

次のカードは神宮で阪神戦です。

この頃また勢い付いている阪神タイガース。

8連勝し、一敗したものの8月4日はまた勝利。

3タテされることだけは防ぎたいところです。

 

プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年8月4日

東京読売ジャイアンツ    4-1   東京ヤクルトスワローズ 東京ドーム
横浜DeNAベイスターズ   0-4    阪神タイガース 横浜スタジアム
広島東洋カープ        6-4   中日ドラゴンズ マツダスタジアム

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2024年8月4日

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 広島 93 50 39 4 .562 0.0
2 巨人 98 51 42 5 .548 1.0
3 阪神 99 51 43 5 .543 0.5
4 DeNA 97 46 50 1 .479 6.0
5 中日 99 41 52 6 .441 3.5
6 ヤクルト 96 39 53 4 .424 1.5

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