村上タイムリーで先制するも後を打ちあぐね、継投も失敗で6連敗

７月１０日　対  阪神タイガース　　甲子園球場にて　カード２戦目

まあ現状では初めから勝ち目の薄い試合でしたが、正しく筋書通りでした｡

打線が得点能力に乏しく、先発が長いイニングを投げられない。

勝ちパターンブルペンが連投となる状況で、しかも相手は大崩れはしない大竹投手では･･･

7/10　阪神タイガース　対　東京ヤクルトスワローズ

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
ヤクルト	1	0	0	0	0	0	0	0	0	1	5	0
阪神	0	0	0	1	1	2	0	0	X	4	6	0

・ヤクルト本塁打   　　　なし

・阪神本塁打  　　　　　なし

	負奥川恭伸、嘉弥真新也、石山泰稚、星知弥、金久保優斗 – 松本直樹
	勝大竹耕太郎、H石井大智、Hゲラ、S岩崎優 – 坂本誠志郎

村上2安打1打点の活躍　出典ヤクルト公式サイト2024/07/10

先発奥川恭伸投手。

まだまだ本来の姿を取り戻していません。

制球力、変化球の切れ､ストレートの威力と課題山積です。

これが3試合目ですが内容はほとんど変わっていないと思います。

ただ、この状態で何とか5回まで試合を作っているのは流石です。

5回、93球、被安打3、奪三振2、与四球2、与死球１、2失点の内容でした。

制球が安定せずボロボロかと思いきや、数字的には試合を作ったという評価かと思います。

が、やはり5回まででは以降の継投が苦しくなります。

継投陣､今あてにできるのは3枚(山本､木澤､大西)ですから、6回までリードで投げ切らないと勝ちが見えてきません。

まあ現状は貧打線です。

大量点は期待できませんから、僅差逃げ切りの形しかありません。

登板を重ねて､体力･精神力を付けるしかない訳です。

制球と変化球のキレが向上すれば投球数を減らせます。

そうなりますと6,7回行けるようになってきますので、何とか8月後半あたりにここに持っていければ良いのですが。

1点ビハインドで6回。

嘉弥真ｰ石山投手で案の定失点し、ゲームセットと思いました。

現状2人の状態では通用は難しい。

ここも順番から言えばまだ可能性がある星、金久保投手が先だったのではと思います。

相変わらずベンチの采配が疑問です。

金久保優斗投手。

好投でした。

しばらく中継ぎでしょうが先発に回る過程かと感じます｡

８回に登板し、大山選手を空振り三振、佐藤選手には７球粘られ８球目をレフトフライ、島田選手を空振り三振としました。

ストレート主体の配球でした（18球中ストレート14球、スライダー1球、フォーク3球）。

そのストレートですが、最速151㎞とパワーがあり、期待が持てると思います。

この試合唯一の朗報でした。

頑張ってほしい選手です。

打線。

相変わらずお寒い状態です。

宮本､長岡選手が頑張っていますが後は･･･

ただ、村上宗隆選手が2安打を打ち、打点も挙げました。

村上2安打1打点の活躍　出典ヤクルト公式サイト2024/07/10

ホームラン狙いというより「安打を確実に」のスイングでした。

4番の仕事はまず打点を挙げることですから、今はそれでよいと思います。

高津監督。

なぜか増田、北村選手に固執しているように見えます。

この試合後は一日空くところですから、山田､丸山､西川選手を外す意味が解りません。

左対左はありますが、現状の増田､北村､濱田選手よりは少なくとも可能性があると思います。

奮起期待で出すのでは、感情的になっているように思います。

まあ、なるべくしてなった展開で、連敗街道を進む結果となりました。

次がまたマツダスタジアムで広島東洋カープ戦です。

鬼門中の鬼門。

３タコは勘弁と思いますが・・・9連敗になるし！？

本来ですと小川泰弘投手がローテーションの順番です。

7月6日に登録を抹消されましたから、まだ出ることはできません。

果たして誰が火中の栗を拾うのか・・・

順位	チーム	試合	勝	敗	分	勝率	ゲーム差
1		80	40	35	5	.533	0.0
2		81	40	36	5	.526	0.5
3		79	41	37	1	.526	0.0
4		77	38	35	4	.521	0.5
5		81	35	40	6	.467	4.0
6		80	32	44	4	.421	3.5