6月16日 交流戦 最終日 対 オリックス・バファローズ カード最終戦
バタバタしているうちに交流戦も最終戦となりました。
なかなか体制が整わない中、何とか借金はせずに終えました(ホッ)。
リーグ戦再開まで4日ほどのインターバルです。
ここまでの結果等を踏まえて、オールスターまでの前半戦で戦う陣容、プランの整備期間となります。
団子状態のセリーグ。
6.5ゲームに6チームです。
これから梅雨時期を迎えます。
調子の維持が難しいところに差し掛かりますので、落とし穴があるかも知れません。
まずは体調管理でしょうか。
選手もスタッフもゆっくり体を癒してリフレッシュし、リーグ戦再開までを過ごしてほしいと思います。
6/16 オリックス・バファローズ 対 東京ヤクルトスワローズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 5 | 9 | 0 |
ORIX | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 11 | 1 |
・ヤクルト本塁打 なし
・オリックス本塁打 なし
ヤフーレ、小澤怜史、山本大貴、勝大西広樹、S木澤尚文 – 松本直樹、西田明央 | |
山下舜平大、H佐藤一磨、H吉田輝星、H本田仁海、H山田修義、負マチャド – 若月健矢 |
先発ヤフーレ投手。
少し制球が荒れ気味で、今までのようなまとまりがありませんでした。
結構抜けたり引っかけたりで落ち着きませんでした。
またやはり全体に高目の感じでした。
気持ちの変化が大きく出てしまうところもあって、自身の守備の不手際(ベースカバー、盗塁対応)が投球に影響しているように見えました。
それでも、5回、8安打、4四球、失点3と何とか粘ってくれました。
5回2失点後1死満塁でしたが、ここを何とか粘って追加点を阻止できました。
これが試合を壊さなかったことに繋がりました。
徐々に研究され球筋などもしっかり把握されてきています。
ここからが本当の勝負…実力となる感じです。
この試合に関しては、総じては悪いなりの内容でまとめたといえると思います。
先発にとって、大事なことです。
小澤ー山本ー大西ー木澤投手のリレーでした。
6回、小澤投手が冴えずで失点。
ここでの追加点で、流れがかなりオリックスへ傾きました。
2死1,3塁で山本大貴投手が火消し登板となりました。
さらにのダメ押しは山本投手が踏ん張って阻止します。
盗塁され2死2,3塁となりましたが、西川龍馬選手をレフトフライに打ち取り、火消を成功させました。
結果的にはここが大きなポイントになったと感じます。
7回も回マタギでしたが、併殺で凌いでチャンスを作らせず。
オリックスの押している勢いが止まったことになりました。
8回は大西広樹投手がしっかり締めました。
勢いを完全に止めた形を作れ、これが結果的には9回の逆転の下地となったと思います。
最後は田口投手ではなく木澤尚文投手。
先頭を簡単にとったことで、流れを完全に物にした感じでした。
勢いに乗ってそのまま締めくくれました。
ナイスピッチングでした。
このところいろいろな場面で使われてきつい仕事の大西投手に、「ご苦労さん勝利」が付いて少し報われた感じです。
頼れる存在になりました。
努力の結果と思います。
打線。
初回に山下投手の制球難につけこんで、西川選手の好走もあって渋く得点します。
ただ以降はストレートとフォークに翻弄され、無安打。
球数を要して5回で降板でした。
正直助かったと感じました。
山下俊平太投手、さすがの内容で、あと一つストライクを取れる変化球を持てば無敵の感じです。
山下投手が降りてくれたので、6回は早速上手く連打でチャンスメイクです。
まずはこの回先頭の武岡龍世選手。
ライトに安打です。
1番に戻って西川遥輝選手がセンターへ安打。
無死1,2塁となりました。
この頃バント技術が向上している丸山和郁選手。
しっかり犠打を決め、進塁させます。
長岡選手はショートゴロで、武岡選手が走塁死したため2死1,3塁。
ここで、村上宗隆選手がライトにタイムリー安打を打って、1点が入りました。
しっかり得点できたのですが、その裏すぐに失点で帳消しです。
展開的には「取ってすぐ取り返され」は相手の流れでした。
1失点だけで山本投手が上手く火を消し、ここで止めを刺されなかったことが大きかった!
最終回。
クローザーのマチャド投手が出てきます。
村上選手が三振でほぼ決まった感じでした。
でも終わるまではわからないものです。
サンタナ選手、レフトに安打で出塁。
代走の赤羽由紘選手が盗塁を決め、得点圏にランナーを進めることができました。
オスナ選手が積極的に打って出てサードへの内野安打。
繋いでチャンスメイクをします。
ホームランではなく安打で走者を貯めたところが大きかった感じです。
山田哲人選手が真価発揮でタイムリー。
相手ミスもあって1,3塁の良い形を残せました。
ここで代打青木宣親選手が同点打を打ちます。
このあとすぐに相手の隙を突いた盗塁はさすがの読みでした。
得点機のニ塁で相手にプレッシャーを掛けることができました。
青木選手の盗塁などは誰もがまさかと思っていましたから、少なからず相手に動揺を与えたと思います。
武岡龍世選手。
流れを受け、これに付け入ってのタイムリー。
大金星の勝ち越し打です。
なぜか、バウワー、床田投手など力関係が大きく違う(と思われる)投手から決勝打やホームランを打っている、不思議な選手です。
何とマチャド投手から、この回は計3点を奪うことができました。
クローザーのマチャド投手の乱調はありましたが、しぶとく久しぶりにつながった打線を感じることができました。
交流戦最終を、良い形で終われました。
村上、山田選手もタイムリーを打ち、良いイメージで終われたと思います。
離脱者が多い状況でまだ暫く苦しい状況ですが、幸い突出したチームが居ないこの状況。
まだ何とかなるかも??
交流戦の最終結果です(NPB公式より引用)
試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 | |
---|---|---|---|---|---|---|
東北楽天ゴールデンイーグルス | 18 | 13 | 5 | 0 | .722 | – |
福岡ソフトバンクホークス | 18 | 12 | 6 | 0 | .667 | 1.0 |
横浜DeNAベイスターズ | 18 | 11 | 7 | 0 | .611 | 2.0 |
東京ヤクルトスワローズ | 18 | 9 | 7 | 2 | .563 | 3.0 |
オリックス・バファローズ | 18 | 10 | 8 | 0 | .556 | 3.0 |
広島東洋カープ | 18 | 10 | 8 | 0 | .556 | 3.0 |
読売ジャイアンツ | 18 | 8 | 9 | 1 | .471 | 4.5 |
北海道日本ハムファイターズ | 17 | 7 | 9 | 1 | .438 | 5.0 |
千葉ロッテマリーンズ | 18 | 7 | 9 | 2 | .438 | 5.0 |
中日ドラゴンズ | 18 | 7 | 11 | 0 | .389 | 6.0 |
阪神タイガース | 17 | 6 | 11 | 0 | .353 | 6.5 |
埼玉西武ライオンズ | 18 | 4 | 14 | 0 | .222 | 9.0 |
プロ野球 交流戦 試合結果 2024年6月16日
オリックス・バファローズ 4-5 東京ヤクルトスワローズ | 京セラドーム大阪 |
埼玉西武ライオンズ 0-5 横浜DeNAベイスターズ | ベルーナドーム |
千葉ロッテマリーンズ 7-2 中日ドラゴンズ | ZOZOマリンスタジアム |
福岡ソフトバンクホークス 1-4 阪神タイガース | みずほPayPayドーム |
北海道日本ハムファイターズ 3-3 東京読売ジャイアンツ | エスコンフィールド |
楽天ゴールデンイーグルス 5-3 広島東洋カープ | 楽天モバイルパーク宮城 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年6月16日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 61 | 32 | 25 | 4 | .561 | 0.0 | |
2 | 65 | 31 | 30 | 4 | .508 | 3.0 | |
2 | 66 | 31 | 30 | 5 | .508 | 0.0 | |
4 | 64 | 32 | 31 | 1 | .508 | 0.0 | |
5 | 64 | 27 | 33 | 4 | .450 | 3.5 | |
5 | 65 | 27 | 33 | 5 | .450 | 0.0 |
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