オープン戦 対楽天イーグルス
大きな課題に対しては成果ありでしたが、まだまだ不十分な所もありの試合でした。
3/16 東京ヤクルトスワローズ 対 東北楽天ゴールデンイーグルス
オープン戦試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 9 | 1 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 6 | 1 |
・ヤクルト本塁打 赤羽由紘 1号 ソロ(9回)
・楽天本塁打 なし
負吉村貢司郎、今野龍太、嘉弥真新也、宮川哲、星知弥 – 中村悠平、松本直樹 | |
勝藤井聖、清宮虎多朗、ターリー、S則本昂大 – 太田光 |
先発吉村貢司郎投手。
総じては良い内容でした。
ストレートで空振りが取れ、制球もよく、バランスの取れた組み立てが出来る投球内容でした。
少し力むと制球がブレていましたので、まあこのあたりが修正点かと思われます。
5イニング目、2アウトから失点は粘り切りたいところでした。
予定のイニングが見えたところで、少し急いだ感じもします。
小川投手が離脱ですので、不可欠となったところでしっかり結果は出せました。
あと一度オープン戦登板と思いますがこの内容を続けてほしいところです。
開幕投手の候補に上がるかの内容でした。
もっともサイスニード投手他を見てからじっくり決めるかとは思いますが。
期待を込めての登板となった2番手今野龍太投手。
内容結果ともに厳しいものでした。
昨年から落ちた球威、制球共に戻らずで、昨年の状態と変わらず”浮き美味で甘く入る”では簡単に連打となります。
立ち位置確保は難しい内容でした。
以前より気になっているのですが、マウンドで落ち着きがない感じです。
特に打たれると慌てて抑えに掛り、返って甘く入り連打される・・・。
良かったときは自信もあったのでマウンドでも落ち着いていたのですが、難しいものです。
嘉弥真、宮川投手。
補強して良かったと思える内容で、安定した投球でした。
まあ”勝手知ったるパリーグ相手”もあったかもしれませんが、そこはお互い様です。
今季のブルペン当確の投球でした。
星知弥投手。
相変わらず立ち上がりは制球定まらずで、先頭の太田選手に全球ストレートを投げ、ストレートの四球。
さてどうなるかでしたが、簡単に盗塁までされて「おやおや・・・」でした。
心配になりましたが、以降は制球が定まって威力のあるストレートで空振りを取れ、しっかり粘り切りました。
やはり星投手のストレートは魅力です。
球速は149~152㎞で、この時期としては走っていると感じます。
入りに工夫は必要ですが、まあ捕手が中村選手だったら違ったかも?の思いはあります。
打線。
全体的に今一つです。
特に濱田、サンタナ選手は不調です。
サンタナ選手は振りが今一つ鈍い感じで、まだお目覚めでない感じがします。
まあいずれ目を覚ますとは思いますが。
塩見泰隆選手は一本安打が出て、少し気分的に持ち直し始めるかな。
濱田太貴選手。
焦りか何でも打ちに行く悪い状況です。
絞り切れていません。
守備の動きも今一つで、正念場の感じです。
その意味では最終回一発の赤羽由紘選手。
しっかり粘って失投を捉えきりました。
自身の打てるところ(得意なところ)をしっかり待てる内容で、8球目のど真ん中に入ったスライダーをレフトスタンドに入れました。
則本投手にしますと完全な失投でしたが、それまでをファールで逃げるなどの粘りが失投を呼んだと思います。
結果のホームラン以上に”打つ過程”が出来ていて、評価へのアピールが期待できる内容と感じました。
この感じを続けることが出来れば、開幕のベンチ入りに近づけます。
濱田選手に欲しいのもこの内容です。
この日は同時に二軍の試合も行われました。
イースタン・リーグ オイシックス新潟戦が戸田で行われ、コンデション不良離脱選手が何人も出場していました。
丸山和郁選手、並木秀尊選手、田口麗斗投手
丸山、並木選手はともに1打席入り無安打でしたが、まずは打席に入る状態になっているのは良いことです。
また、田口投手もラスト1イニングを投げ、打者3人を11球、被安打0、奪三振1で押さえました。
投げられるようになったら、あとは”試合感”と思います。
たとえ二軍の試合であっても、投げることで感覚を取り戻し、開幕は無理でも4月頃には復帰を期待したいところです。
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