残念!
石川投手に勝ちつかずでした。
でも、勝利はしました。
主軸が打って、バックが良く守り、接戦を勝ち抜いたのですから嬉しいことです。
8/8 東京ヤクルトスワローズ 対 広島東洋カープ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
広島 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 7 | 0 |
ヤクルト | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 5 | 9 | 0 |
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 20号 ソロ(3回)
・広島本塁打 無し
石川雅規、H大西広樹、木澤尚文、勝山本大貴、H清水昇、S田口麗斗 – 中村悠平 | |
九里亜蓮、負ターリー、中﨑翔太、戸根千明 – 坂倉将吾 |
先発の石川雅規投手。
序盤はどうなるかの状態で、制球が落ち着きませんでした
球が高めに浮く状態で変化球のキレも今一つと、全くの不出来でした。
簡単に初回2失点、2回に1失点とまあ当然の成り行きで、今日は無理かなの感じでした。
広島がすんなり立ち上がった九里投手でしたから、ヤクルトは苦しい展開になったと思いきや・・・
2回、九里投手もまた何時にない制球の悪さで苦しい投球。
ストライクを取りに行かざるを得ないところ、ヤクルト打線にしっかり捉えられてまさかの3失点です。
予想外の展開になってしまいました
石川投手が変わりました。
同点になってからは気分一新もあってか、落ち着いて修正してきました。
以降はいつもの制球、キレが出て順調に6回途中まで無失点を重ね、勝ちの権利を手にしました。
1,2回の状態を見る限り修正は疑問でしたが、さすがにしっかり立て直せるあたりは超ベテランならではの感じです。
九里投手も同点とされ、続いて村上選手に一発でこちらもどこまで持つかでした。
しかし、一発以降は制球も戻り粘りの内容でした。
こちらもしっかり修正出来6回まで投げ切りました。
週の初め、早々早いイニングで降りるわけには行きません。
その意味では2投手共によく粘った内容です。
木澤投手が入りで失敗でした。
どうも安定しません。
出してみないと分からない状態で、少し自信が揺らいでるようにも感じます。
前回失敗の清水昇投手が8回に登板し、リベンジを果たして31ホールド目。
田口麗斗投手。
少しハラハラしましたが、しっかり締めて27セーブ目です。
試合後伊藤智仁コーチがマウンドを点検に行きました。
土の状態がいつもと違っていたのかもしれません。
万全の状態で投げて欲しいとは思いますが、お互い様でもありますので、なんとも言えないところです。
打線。
2回までに3点を取られていましたから、引き離される一方かと思いましたが、奮起しました。
2回裏、まずはサンタナ選手が四球を選んで出塁します。
この日6番レフトで先発の内山壮真選手。
フェンス直撃の二塁打を打って2,3塁となりました。
長岡秀樹選手がキッチリライトへの犠牲フライを上げて、まず1点。
中村選手四球。
石川選手が送りバント成功で、2死2,3塁となりました。
こで塩見泰隆選手。
レフトへの同点タイムリーで3-3として、勝負は振り出しに戻りました。
早いうちに返すことができて良かったと思います。
この後宮本選手も安打を打ちましたが、得点には結びつきませんでした。
3回、先頭の村上宗隆選手が右翼席中段に20号を着弾させます。
しばらく快音が聞かれず心配していましたが、打った瞬間それと分かる村上選手らしいホームランでした。
これで5年連続20号ということで、ラミレス、池山、広沢、山田選手に続く5人目の記録ということです。
ちなみに山田選手は6年連続ですから、来季も20号を打ちますと山田選手に並ぶことになりますね。
これで勝ち越したのですが、7回表に同点にされ、石川投手の勝が消えました。
とはいってもまだ同点。
7回裏に四球で塩見選手が出塁します。
何とパスボールで二塁に進塁。
山田哲人選手が値千金の二塁打を打ち、決勝点を挙げました。
それにしても7回表の内山壮真選手の守りはすごかった。
1死2塁で広島は代打の切り札松山選手を投入しました。
左翼深くライナーが飛び、どんどんスライスしてラインの方向に逃げていきます。
だれもがロングヒットで1点が入ると思いました。
でも内山選手はそうは思っていなかったようです。
見事ダイビングキャッチし、観客の度肝を抜きました。
本人は、
「取れて良かった。場面が場面だったので。
怖さ?あの場面はやっぱり突っ込んでいかないと。1点もやれないところ。一か八かの勝負を仕掛けるところだった」
と、冷静なコメントで、いや、恐れ入りました。
内山選手のスーパーキャッチで、広島にいった流れを止めた感じです。
このプレーのおかげもあって、このところ苦労の山本大貴投手に勝ちが転がり込みました。
それにしても今季から外野も守る内山選手。
運動神経が抜群で打球感もいい感じです。
捕手との二股ですが将来どうするのか、ベンチは悩んでしまいそうですね。
石川選手に勝ちつかずで残念でしたが、救援陣も踏ん張って、中軸3,4番が打ちましたから、内容的には良い試合でした。
DeNAが少し陰ってきましたから、今季は阪神と広島の戦いとなってきました。
来週の広島ー阪神戦が最初の天王山となりそうです。
ヤクルトはまずは目の前の敵を倒さなければなりません。
今日の先発は、ヤクルトがロドリゲス投手、広島は森翔平投手と発表されています。
VS
初お目見えのロドリゲス投手。
どんな様子なのか興味津々です。
まだ若いので、来季も見据えてのテスト登板といったところでしょうか。
まずは日本の野球を体験するところからです。
2023年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2023 では20号(通算180号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年8月8日
東京ヤクルトスワローズ 5-4 広島東洋カープ | 神宮球場 |
横浜DeNAベイスターズ 7-4 中日ドラゴンズ | 横浜スタジアム |
東京読売ジャイアンツ 6-7 阪神タイガース | 東京ドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年8月8日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 99 | 57 | 38 | 4 | .600 | 0.0 | |
2 | 100 | 55 | 43 | 2 | .561 | 3.5 | |
3 | 98 | 48 | 47 | 3 | .505 | 5.5 | |
4 | 98 | 49 | 48 | 1 | .505 | 0.0 | |
5 | 98 | 41 | 55 | 2 | .427 | 7.5 | |
6 | 99 | 38 | 59 | 2 | .392 | 3.5 |
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