何か踏んだり蹴ったりの状況に成りつつあります。
只でさえチームバランスが悪いところへ、昨年に続いてまたコロナでの離脱が始まってしまいました。
今は3選手(と言っても主軸ですから痛い)ですが、広がる可能性もありますので毎日びくびくです。
ついに嶋コーチまでが体調不良の様で、ベンチに入りませんでした。
ここへきてA,Bクラスの差が付き始めた感じです。
3位の広島とは2.5ゲーム差となりました。
相対的に見れば、それぞれ納得のクラス分けとなっています。
正直このあたり以上に離れるとちょっと戻せなくなる感じがします。
現在ヤクルトは借金3ですが、ここへきてのコロナ離脱も考えるとなかなか重たい数字です。
まずは5割ですが、これ以上離脱すると最下位も考えられるようになってしまいます。
何しろ最下位の中日とは勝率で2.0ゲームの差でしかありません。
しかも中日との直接対決で負けている状態ですし。
5/12 東京ヤクルトスワローズ 対 中日ドラゴンズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中日 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 7 | 10 | 1 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 2 |
・ヤクルト本塁打 無し
・中日本塁打 岡林勇希 1号 2ラン(1回)
負高梨裕稔、丸山翔大、エスピナル、尾仲祐哉、梅野雄吾 – 古賀優大、西田明央 | |
勝小笠原慎之介、藤嶋健人、谷元圭介 – 木下拓哉 |
試合は始まってすぐ終わった感覚でした。
先発高梨裕稔投手。
今回も試合を作れませんでした。
あまりにもストライクとボールがはっきりの、いつも以上に不安定な制球力では結果は見えています。
年齢的な部分を考えても、制球力を上げないと威力で押すだけでは成り立たない感じです。
それに合わせて配球も考える必要が大いにあります。
この試合、2回のピンチで大島選手にフルカウントから最後に外角へ緩い変化球を投げました。
バットコントロールが抜群の大島選手には絶好球となってしまい、結果は上手く三遊間に運ばれタイムリーです。
打たれて当然の結果と思いました。
まあ古賀捕手の迂闊な配球の面もありますが・・・
始まって3分で、伏兵(失礼)岡林選手にホームランであっさり失点をします。
岡林選手はアベレージヒッターなのですがね。
綺麗に打たれてしまいました。
そのあとエラー連発でリズムに乗れなかったところはあります。
まず、珍しく長岡選手が送球エラー。
直後の村上選手にはエラーは付きませんでしたが、実質エラーと思います。記録員の判断に疑問です。
後続を断ったので、2失点で済んだのですが、波乱含みのスタートとなりました。
2回もバタバタです。
先ほど述べた件ですが、大島選手への配給ミスで失点。
更に古賀捕手が間に合わないところへの無駄な送球エラーをして、大島選手がホームを踏んでしまいました。
完全に自滅です。
以降は、お試しの丸山翔大、エスピナル、尾仲祐哉投手と、石山、星投手離脱で期待がかかる梅野雄吾投手が登板しました。
試合の先行きが見えたところでしたので、まあ全てが参考にはなりませんが、6回に登板の丸山投手はまだまだ修行中の感じでした。
当面はビハインドでのイニング稼ぎで経験を積むことだと思います。
エスピナル投手は次を見ての感じです。
1四球を与えたものの打者4人を無失点で、安全に舵を切ったデビューでした。
尾仲投手は申し訳ありませんが毎回同じ感じです。
なかなか通用しないところでビハインド処理要員の位置付けかと思います。
8回に登板し、打者7人に3安打、与四球1、失点2でした。
9回に登板した梅野投手は、次回の様子見の感じです。
どこまで昨年のいい時に戻れたかはまだ分かりません。
ただ、11球で三者凡退にして簡単に終わりました。
梅野投手が良い状態に戻れたなら、願ってもないことです。
次回に期待します。
打線。
並木秀尊選手が攻守に結果を出せたと思います。
打線での塩見ー並木ラインもアリかもしれません。
山崎選手を加えて、相手投手の左右で組み替えるなどが期待できます。
塩見―並木、塩見―山崎、いずれも相手にとっては要警戒ですし、足を使った攻撃の作戦が組みやすくなります。
濱田選手はやはり一番向きではないように感じます。
大砲が打てるので本来は6,7番ですが、今のところ居場所が難しいところです。
この頃打力がついてきたので、起用して欲しいのですが。。。
将来の3番候補というところでしょうか。
5回、代打で出た西田明央選手。
今季一軍昇格後即安打で存在感をアピールしました。
そのままキャッチャーの守備に入り、投手4人をリード。
中村捕手の離脱で厳しい捕手事情を、ベテランが引っ張る形となりました。
昨年に続いてのコロナ離脱。
「他球団では多くは起きていないのに」というところで、管理面が問われます。
怪我離脱と違い短期なことは良いのですが、後遺症や体力の消耗などの点で、完全復活には時間を要する選手もあるかと思います。
交流戦前には片付いてほしいものです。
さて今夜はヤクルト先発がピーターズ投手、中日がルーキーの仲地礼亜投手と発表されています。
VS
仲地投手は大学卒のドラフト1位。
即戦力の本格派投手のデビュー戦ということで、侮れない相手です。
初物に弱いヤクルト。
チーム力で乗り切って欲しいと思います。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年5月12日
東京ヤクルトスワローズ 1-7 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
阪神タイガース 6-3 横浜DeNAベイスターズ | 横浜スタジアム |
東京読売ジャイアンツ 3-9 広島東洋カープ | 東京ドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年5月12日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 31 | 19 | 12 | 0 | .613 | 0.0 | |
2 | 32 | 18 | 13 | 1 | .581 | 1.0 | |
3 | 32 | 17 | 15 | 0 | .531 | 1.5 | |
4 | 34 | 15 | 18 | 1 | .455 | 2.5 | |
5 | 34 | 15 | 19 | 0 | .441 | 0.5 | |
6 | 33 | 13 | 20 | 0 | .394 | 1.5 |
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