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石川22年連続勝利を達成し日本記録に並ぶ 青木が援護タイムリー

ヒーローインタビューの石川雅規投手 プロ野球・ピッチャー
22年連続勝利でヒーローインタビューの石川雅規投手

ヤクルト選手もファンも、石川投手が登板する試合は、これはもう特別

ご本人は特別扱いは本意では無いでしょうが、まあそれだけ全体に尊敬され愛されていると言うことです。

自ずと試合にも力が入ります。

石川投手ということもあるのでしょうか、青木選手を2番に起用しました。

青木選手、援護のタイムリーとさすがです。

5/9 東京ヤクルトスワローズ 対 阪神タイガース 試合結果

R H E
ヤクルト 0 0 0 2 0 0 1 2 0 5 9 0
阪神 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 1

・ヤクルト本塁打       無し

・阪神本塁打      無し

ヤクルト 石川雅規、H木澤尚文、H石山泰稚、大西広樹、星知弥 – 中村悠平
阪神 西勇輝、ビーズリー、及川雅貴 – 梅野隆太郎
石川今季初勝利で22年連続勝利の日本記録に並ぶ出典ヤクルト公式サイト20230510

石川今季初勝利で22年連続勝利の日本記録に並ぶ 出典ヤクルト公式サイト2023/05/10

 

今季はここまでなかなか石川投手としては満足のいく投球ではありませんでした。

4月6日は3回持たずに3失点で負け投手。

4月20日は5回まで行きましたが2失点。

今季は厳しいのかなと、内心心配していました。

 

しかし、余計な心配だったようです。

この試合は「らしさ」全開でした。

キレ、制球、緩急と、「これが石川」と言える完璧と感じる内容でした。

中村悠平捕手のリードも良かったのだと思います。

好リードの中村悠平捕手

 

阪神との相性もあったかも知れませんが、今年も大丈夫と安心を与える内容でした。

22年連続勝利で184勝目

200にはまだ少しありますが、一歩一歩というところです。

 

22年連続勝利の米田投手は、歴代2位の350勝の大投手ですが、高校からでした。

大学からの石川投手の方が難しいとも感じます。

当時としては体格的にも恵まれて、スタミナ抜群で、626試合先発(NPB1位)の投手に並んだわけですから、小兵といえる石川投手としては大記録です。

 

この試合を見る限り来季も問題なくで記録更新できそうですし、成し遂げて欲しいところです。

最近は短期間で故障などをする選手が多い中、22年続けることは体調管理が素晴らしいとなります。

この面でもヤクルト選手に与える物の大きさが感じられます。

 

試合を振り返ります。

石川投手の試合はなかなか援護点が入らないので、見ている方ではやきもきし、ハラハラドキドキの心境で見守りました。

 

阪神西投手

西勇輝投手

ここ2試合ほど荒れている様だったので、この試合少し期待しましたが、いつもと変わらず良い投球。

こりゃ困った、崩せるのかなぁ。。。と不安がよぎります。

ところが思いがけないことが起こりました。

ヤクルトにとってのピンチだった3回裏。

梅野、木浪選手が連続安打で出塁し、西投手の打順になりショートゴロ。

これを長岡選手の好判断で三塁アウトとしたため、塁上に西投手が残ってしまいました

近本、中野選手が終わるまでそのまま塁上でしたので、投球練習で調整ができません

 

4回表を迎えましたが、前のイニングで走者として出ずっぱりの影響もあってのことと推測します。

2死から村上、サンタナ選手に連続四球

続く中村選手には死球満塁状態になってしまいました。

 

この好機のオスナ選手

オスナ先制タイムリー 出典ヤクルト公式サイト2023/05/10

オスナ先制タイムリー 出典ヤクルト公式サイト2023/05/10

高目のボール(145Kmストレート)を、で持って行ったタイムリーで2点が入ります。

いいタイミングで先制出来ました。

 

6回、近本選手が二塁打を打ちました。

左の中野選手をショートゴロに打ち取りましたが、二塁の近本選手が不気味です。

 

ここで木澤尚文投手に交代となりました。

火消し当番の木澤尚文投手

木澤投手の投球は石川投手とは真反対です。

急にスピードが速くなり、力で押してきますから、対応が上手くいかなかったのだと思います。

髙津監督、やるもんです。

 

木澤投手は小野寺選手を三振大山選手をセンターフライに打ち取り雄たけびを上げます。

木澤火消し成功出典ヤクルト公式サイト20230510

木澤火消し成功で雄たけびを上げる 出典ヤクルト公式サイト2023/05/10

 

ピンチを作りましたが、火消し救援の木澤投手が力でねじ伏せて反撃を絶ったところは大きなポイントでした。

1点を返されると流れが悪くなるところでしたので、抑えきったことにより流れを失わなかったのがその後に生きました。

 

この流れに乗って7回。

長岡、塩見選手が好機を作り、青木宣親選手が意地のタイムリー内野安打。

青木追加点タイムリー出典ヤクルト公式サイト20230510

青木追加点タイムリー 出典ヤクルト公式サイト2023/05/10

この1点が試合を決めた感じです。

 

8回も打線がつながり、相手のミスもあってダメ押し2点

合わせて5点を取り、絶対優位となりました。

ホームランではなく打線がつながる5点で、ヤクルトの一つの勝ち方でした。

 

やはり塩見泰隆選手がトップに戻ったことが大きいと思います。

西投手から2安打の塩見選手

西投手から2安打の塩見選手

走攻守でのプレッシャーを相手チームにかけ、味方には安心感を与えます。

この試合は昨年のメンバーでの打線でしたが、落ち着いた感じで良く機能しました。

先週はバタバタした試合ばかりでしたが、ようやく本来の打線に戻り、確りとした試合ができてきました。

 

次はヤクルト先発サイスニード投手、阪神が伊藤将司投手と発表されています。

サイスニード2023 VS 伊藤将司

QSでこの流れを続けたいところです。

 

プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年5月10日

阪神タイガース        0-5   東京ヤクルトスワローズ 甲子園球場
横浜DeNAベイスターズ   試合無し  東京読売ジャイアンツ
中日ドラゴンズ       0-4     広島東洋カープ バンテリンドームナゴヤ

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2023年5月10日 試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 DeNA 29 19 10 0 .655 0.0
2 阪神 30 16 13 1 .552 3.0
3 広島 30 15 15 0 .500 1.5
4 ヤクルト 32 15 16 1 .484 0.5
5 巨人 32 14 18 0 .438 1.5
6 中日 31 12 19 0 .387 1.5

 

 

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