いよいよ公式戦開始です。
始まったと思ったらいきなり神様ホームランと派手な幕開けの祝砲でした。
満員の球場には生トランペットや声出し解禁での大きな声での声援が送られ、傘が咲き、「やっと」の思いがします。
3/31 東京ヤクルトスワローズ 対 広島東洋カープ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 |
ヤクルト | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | X | 4 | 8 | 1 |
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 1号 2ラン(1回) オスナ 1号 ソロ(6回)
・広島本塁打 無し
バッテリー
勝小川泰弘、H清水昇、星知弥 – 中村悠平 | |
負大瀬良大地、河野佳、戸根千明、ケムナ誠 – 坂倉将吾 |
先発小川泰弘投手。
1回早々の援護点ではありましたが、緩急をうまく使ってしっかり攻め切った内容でした。
さすがの中村捕手の配球ってもんです。
7回で82球、打者22人(平均3.14人/回)、被安打3、奪三振4、与四球1でした。
少ない投球数で7回を投げきる理想の形でした。
話は少し脱線ですが、MLBでは今季からピッチクロックで投球間隔に制限が付けられました。
この試合での小川投手のテンポは速めで良い感じのリズムでした。
この辺りは中村捕手の力量に負うところも大きい感じです。
テンポにも緩急をつけていて、「相手に考えさせるところ」と「考えさせないところ」を上手く使い分けていると感じました。
テンポをただ単に早くは意味がありません。
配球・インサイドワークが早くないととなります。
総じて投球間隔が長い投手が多いので、日本でもゲームのスピードアップのためにピッチクロックを導入することがあるかもしれません。
プロスポーツ同志の競争が激しいアメリカでは、改革には積極的にならざるを得ないところがあり、状況は日本といささか異なります。
改革意識は国民性かと、低いところは考えさせられます。
先発が7回まで行くと、後は非常にやり易くなってきます。
当然の8回は清水昇投手。
しっかり3者凡退できっちりとセットアップ。
下位打線ではありましたが、ドタバタさせずにきっちり抑えると、反撃ムードも起こりません。
ここが重要。
清水投手はクローザーをやりたかったのでしょうが、ここを抑えてホールドを取ってくれることこそ清水投手なればこそのポジションと強く思っています。
この日の阪神ー横浜戦では8回に両軍ともに点を取られ、行方が決まってしまいました。
ここを抑え切るかが勝負の大きな分かれ目となる試合が、これから幾度も出てくるはずです。
清水投手には頑張って欲しいと願っています。
試合は、「ホームランの得点だけでは…」でしたが、8回ヒット+盗塁+スクイズと小技でダメ押し点が入りました。
これで完全に勝負ありでした。
3点差ならば田口投手の感じでしたが、4点差となってオープン戦好調の星知弥投手が締めくくりました。
オープン戦の好調を維持する素晴らしい内容でした。
判っていても打てないストレート。。。まさに小気味良い威力のあるストレートでした。
ついに持てる才能開花か!待ってましたの感じです。
この内容はかなり信頼を得たと思います。
打線。
村上宗隆選手。
いきなりの難しい低めをバックスクリーン横まで飛ばされては、大瀬良投手も致し方なしです。
まだ完調ではない感じで、後の打席では打ちそこないもありました。
しかし、チームとしては何よりの一発でした。
村神様が早速降臨で、「こいつは春から縁起がいいや」
「よかったですね。結果も出ましたし、チームも勝ちましたし、ムネ(村上)もホームラン打って、チームとしてすごい入りに、ベストゲームができたんじゃないかなと思います」と山田キャプテンも試合を振り返って喜びました。
その山田哲人選手。
今年はスロースターター返上と宣言。
2安打2盗塁と動けています。
「練習からバットはめちゃくちゃ振れていますし、本当にやってきたことが今につながっていると思う。続けていくことが大事なので、とりあえずスタートダッシュはすごくいい形ができた」とコメント。
盗塁に関しては、
「今年はどんどん走っていくというのは自分で決めていますし、チームとしてもどんどん走ってくれというのは言われているので、チャンスがあればどんどん走っていきます」とどん欲です。
高津監督は「今年は300盗塁するらしい(笑)。しっかりムネの前で動かれると相手バッテリー、ベンチは嫌だと思う。あの出塁、盗塁は相手にプレッシャーかけたと思う」とたたえました。
今季は盗塁をどこまで伸ばすのか、トリプルスリー男のシーズン2023が楽しみです。
中軸の一人オスナ選手。
3安打の猛攻を見せました。
しかも1本は今季の1号です。
怖い中軸が健在です。
中村悠平選手。
リードもさすがですが、バント+スクイズと渋い活躍です。
やはり理想の6番でした。
開幕初先発の濱田太貴選手。
初回第1打席で安打。
内山壮真選手もまずはの一本が出ました。
両者、緊張もほぐれる一本が出た感じです。
若いので勢いが大事。
サンタナ選手の状態があまりよくない感じですので、内山選手は当分外野で出場出来そうです。
そういう意味でも高津監督のチーム作りに感心します。
このゲームは、勝ち以上に内容的に十分な初戦でした。
今年のヤクルトも面白そう! 期待感がどんどん膨れ上がります。
昨季なら2戦目でサイスニード投手ですが、、サイスニード投手は 次の中日戦の初戦に取っておくのかと思います。
このカード2戦目の先発はオープン戦で結果を出したピーターズ投手です。
対する広島は床田寛樹投手。
VS
ピーターズ投手、さて本番では如何に?
この投手が計算できるようですと展望が開けます。
2023年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2023 では1号を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年3月31日
東京ヤクルトスワローズ 4-0 広島東洋カープ | 神宮球場 |
阪神タイガース 6-3 横浜DeNAベイスターズ | 京セラドーム大阪 |
東京読売ジャイアンツ 3-6 中日ドラゴンズ | 東京ドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年3月31日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
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1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 0.0 | |
1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 0.0 | |
1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 0.0 | |
4 | 1 | 0 | 1 | 0 | .000 | 1.0 | |
4 | 1 | 0 | 1 | 0 | .000 | 0.0 | |
4 | 1 | 0 | 1 | 0 | .000 | 0.0 |
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