対広島カープとのオープン戦2試合目が広島で行われました。
ルーキー吉村投手が4回を投げ、好投で先発へゴーサイン。
それにしても今年の濱田選手、波に乗ってこのまま一軍にゴールインの勢いです。
いつもの濱田と違うなぁ。。。今季はブレイクするかもと期待の持てる試合でした。
3/12 広島東洋カープ 対 東京ヤクルトスワローズ オープン戦 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 5 | 10 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 5 | 1 |
・ヤクルト本塁打 無し
・広島本塁打 無し
バッテリー
吉村貢司郎、ケラ、石山泰稚、田口麗斗、木澤尚文、久保拓眞 – 松本直樹 | |
森翔平、アドゥワ誠、松本竜也、戸根千明、島内颯太郎、森浦大輔、河野佳 – 坂倉将吾、持丸泰輝、清水叶人 |
先発吉村貢司郎投手。
ローテーション入り切符を手にした感じの、安定した内容でした。
4回、打者14人、59球、被安打1、与四球1、奪三振4、失点0 です。
これまでのオープン戦では、2月25日に2回、3月5日に3回と投球イニングを伸ばしてきましたが、この日は4イニングと先発メニューに近付いてきました。
どの日も無失点で終わり、たとえ打たれてもなんとか粘るという良い投球でした。
後は長いイニングでの疲労度の問題でしょうか。
次は5イニングに挑戦と思います。
とはいえやはりルーキーイヤーです。
シーズン通しての疲労の問題もありますから、最初はあまり無理をさせないかと。
ヤクルト得意の「間隔を取っての起用」でスタートかと思います。
「即戦力で」という期待通りの投球で、何かと言われる先発陣にとっては朗報です。
村上選手以降のドラフトは成功していて、清水、奥川、木澤投手全てがヤクルトの重要ポジションを担っています。
それでも即戦力とはいかず、1年はファームで修業するのが当たり前の様でしたが、ここにきて「ルーキーイヤーに即戦力の選手」が現れました。
球団にとっても、ファンにとっても嬉しい限りです。
2番手で登板のケラ投手。
今だ未知数といった感じです。
良い悪いがイニングの中で出て安定感に欠けます。
1回、打者4人、22球、被安打2、与死球1、奪三振2、失点1 です。
この日の登板では決めきれず1人目から死球、二塁打、三振、二塁打、三振で1失点でした。
1失点で済んだとはいえ、締めを任せるには今の状態では考えさせられます。
まずは中継ぎで調子の上がりを見る感じです。
上がってさえくれば、活躍してくれそうには思います。
投手陣で一際安定感抜群の田口麗斗投手。
今の状況ではクローザー一番手といった状態です。
昨年も終盤には調子が落ちたので、シーズン通しては難しいかもしれませんが、メンタル面も強いので前半は任せられる感じです。
残りのオープン戦も10試合。
絶好調の濱田太貴選手。
この試合も猛打で開幕一軍へアピール。
二塁打3本とサードゴロ、1打点の猛打賞でした。
昨日の試合では快音は聞かれませんでしたが、この日ははじけていました。
オープン戦での成績は、現在2位(表の出典はスポーツナビ)
順 位 |
選手名 |
打 率 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
安 打 |
二塁打 |
三塁打 |
本塁打 |
塁 打 |
打 点 |
得 点 |
三 振 |
四 球 |
死 球 |
犠 打 |
犠 飛 |
盗 塁 |
盗塁死 |
併殺打 |
出塁率 |
長打率 |
OPS |
得点圏 |
失 策 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
田中(中) |
.364 | 6 | 23 | 22 | 8 | 2 | 2 | 0 | 14 | 2 | 3 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | .391 | .636 | 1.028 | .400 | 1 |
2 |
濱田(ヤ) |
.333 | 9 | 33 | 33 | 11 | 8 | 0 | 1 | 22 | 5 | 5 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | .333 | .667 | 1.000 | .286 | 0 |
3 |
小深田(楽) |
.321 | 10 | 33 | 28 | 9 | 2 | 0 | 0 | 11 | 4 | 2 | 7 | 4 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | .406 | .393 | .799 | .600 | 3 |
4 |
辰己(楽) |
.294 | 10 | 39 | 34 | 10 | 2 | 1 | 0 | 14 | 1 | 4 | 7 | 4 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 | 1 | .385 | .412 | .796 | .000 | 0 |
5 |
長岡(ヤ) |
.286 | 10 | 37 | 35 | 10 | 1 | 1 | 0 | 13 | 4 | 4 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .324 | .371 | .696 | .333 | 0 |
6 |
門脇(巨) |
.263 | 6 | 19 | 19 | 5 | 1 | 0 | 0 | 6 | 2 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | .263 | .316 | .579 | .167 | 1 |
6 |
高橋周(中) |
.263 | 5 | 19 | 19 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 | 2 | 3 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .263 | .263 | .526 | .200 | 1 |
8 |
内山(ヤ) |
.258 | 10 | 36 | 31 | 8 | 1 | 0 | 2 | 15 | 10 | 4 | 7 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .361 | .484 | .845 | .462 | 0 |
9 |
近本(神) |
.217 | 8 | 26 | 23 | 5 | 1 | 0 | 0 | 6 | 0 | 4 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .308 | .261 | .569 | .000 | 0 |
10 |
佐藤輝(神) |
.208 | 8 | 31 | 24 | 5 | 1 | 1 | 0 | 8 | 3 | 5 | 8 | 7 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | .387 | .333 | .720 | .222 | 2 |
なんと、打率.333、二塁打8本、本塁打1、打点5、長打率.667、OPS1.000と冴えています。
ここで結果を出し続けられるか。。。そこが大事。
ただ今までは、思いっきりのフルスイングが「当たるも八卦当たらぬも八卦」の状態で、「飛ばせば当たるんだけど、まだ残念な子」のイメージでした。
今年はコンパクトにも当てることができ、勝負の年の意識が出ているので期待できます。
赤羽由紘選手も食らいついている感じです。
この日は先制のタイムリーの他、四球2つを選んで塁に出ました。
塩見選手がここからのオープン戦に間に合わないと、外野の丸山、並木選手と共にチャンスが広がる感じです。
2番手捕手は内山選手ですが、3番手ここまでは松本直樹選手が一歩リードか。
風貌がとげとげしくないところも、ある意味魅力で包容力を感じます。
肩が強く、キャッチングも良いので、信頼を得ているように思います。
この日も二塁打を打ちました。
いい競争が続いていることは、チームとしては活性化していい状態と思えます。
明日からは神宮に戻ってのオープン戦。
丁度試合がない16日にWBC準々決勝と、都合の良い日程となりました。
オフシーズンの野球ロスを思いますと、充実感があるファン心理です。
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