3月5日 オープン戦 千葉ロッテマリーンズ対東京ヤクルトスワローズ
少し評価が難しい試合となりました。
投手陣は、ローテーション候補3人が3イニングずつと、この時期としての必要最低投球回数で調整度を示す形でした。
総じて3人とも制球が今一つの感じで、まあまあ順調ではあるがと言ったところ。
好印象とは行きませんでした。
3/5 千葉ロッテマリーンズ 対 東京ヤクルトスワローズ オープン戦 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0 |
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 |
・ロッテ本塁打 無し
・ヤクルト本塁打 濱田太貴 1号 ソロ(2回)
バッテリー
吉村貢司郎、高梨裕稔、小澤怜史- 内山壮真 | |
美馬学、国吉佑樹、小野郁、中村稔弥、横山陸人、中森俊介 – 松川虎生 |
スタートは新人吉村貢司郎投手。
ストレート、変化球ともに今一つ抑えが効いてない状態で、抜け気味のボールも有り、威力には欠けるところでした。
まあルーキーですから頑張ったと思います。
3イニングで56球と球数は要しましたが、何とか一応の結果は残したとは感じました。
2回、2アウト満塁とピンチになってしまいます。
キャッチャーが歩み寄り、
その後内野陣が集まり、落ち着かせたり対策を思案したり。
結局バッターをショートフライに仕留めて無失点で切り抜けました。
出来が悪くとも何とかすることは先発にとっては重要です。
先発の要件をクリアし、一歩前進。
次回さらに長く(5イニング)で、ローテーション判断かと思います。
高梨裕稔投手。
こちらも制球が不安定。
抜けたり引っかけたりで、まあいつも通りとも言えます。
投げてみないと判らないところは、今季も変わらないかも?
前回の登板では大炎上でしたが、今回は無失点に抑えましたので、「らしく荒れてる」という感じでしょうか。
終わってみれば3回、被安打0、7奪三振、与四球0、無失点で好投でした。
小澤怜史投手。
こちらも同様に制球が今一つでした。
バッテリーエラーから、失点してしまいます。
が、3イニング目は落ち着いた感じでしたので、内容的には一番良かったのかもしれません。
ローテ入りできそうです。
打線、この試合はなかなかアピール組が結果を出せない感じです。
濱田太貴選手。
第一打席で甘いところを上手く捉えて長打力を見せました。
が、その後の打席は少し振り回しすぎ?にみえました。
安定性が示せない感じでした。
とは言えこの試合でアピールできた唯一とも言えます。
以降の試合でもコンスタントに結果を出したいところです。
厄日だったのが内山壮真選手。
3つもワンバウンドを大きくはじき、おまけに低めをパスボールと踏んだり蹴ったり。
捕手だけでなく外野もあってのところは在りますが、やはりメインは捕手。
このところ順調でしたが、気持ちを引き締めるには十分なミス連発となってほしいところです。
ベンチの嶋バッテリーコーチの目が珍しく厳しい。
まあコーチとしては当然です。
ミスを繰り返したところでは、致し方なしで長い反省会が待っていることでしょう。
アピール組が結果を残せませんでしたが、並木秀尊選手は一安打、盗塁と少しアピールできていました。
なにしろ出塁しなくては良さが出ません。
6回、代走で出てサンタナ選手の単打で好走塁し、三塁へ到達。
9回打席では安打と盗塁を見せました。
何とか一軍に残って欲しい選手です。
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