9月4日 対 中日ドラゴンズ
前日と同じような感じで、ずるずると負けました。
ここ2試合は少しツキもない感じもしますが、そんなことは些細なところです。
先発試合を作れず、好投手相手に打てずで打線つながらずの、まあやられました。
それでも村上選手の51号を見て、少しは気が晴れました。
9/4 東京ヤクルトスワローズ 対 中日ドラゴンズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中日 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 | 0 | 0 | 6 | 14 | 1 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 1 |
・中日本塁打 無し
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 51号 2ラン(6回)
バッテリー
★原樹理、田口麗斗、今野龍太、木澤尚文、大西広樹 – 内山壮真 | |
☆髙橋宏斗、祖父江大輔、H清水達也、Hロドリゲス、SR.マルティネス – 木下拓哉 |
先発原樹理投手。
正直なところ相変わらずの内容でした。
どうしても一段階段を上がれません。
たまにスッテプに足を掛けるのですが、すぐ逆戻りで何時まで経っても5回がやっと。
辛抱強く監督は起用するのですが、期待に応えられません。
もうじき30歳となり、もう結果を出さないと終わってしまうところに差し掛かっています。
相手の高橋投手の内容が良いだけに余計頼りなさが際立ちました。
投球スタイルからは打たせてのタイプ。
どうしてもランナーを背負うことは多いのですがそこから粘れません。
ストライク先行で行っても決めきれずずるずる後退してストライクを取りに行って打たれる。
簡単に失点してしまいます。
ピンチでのメンタルもあまり強いとは言えませんので、そこそこ年数もと考えるとこれが一杯の所と感じます。
2番手にピンチで田口麗斗投手でしたが、最近の調子を考えれば他の選択もあった感じです。
久保投手、木澤投手あたりもあったかなぁ。。。
相手の出来を考えればこれ以上の失点はできないところですから、力で抑えに掛かることもあったかと思います。
もちろん結果はわかりませんが。
打線、全くの塩見泰隆選手。
狙い球が何なのか分からないバッテイングで、打席で迷いに迷って全く集中できていない感じです。
チャンスで打てないサンタナ選手も今一つです。
まあ関係ないところでは気軽に打っているのですが、好機には全く委縮しているように見えます。
面構えとは違い、気が弱い感じです。
膝の手術やリハビリで長く戦列を離脱しており、復帰当初こそ気合で頑張っていた印象でしたが、ここにきて体力的にも疲れが出始めたのかもしれません。
少し先発を外した方がいい感じもします。
かといって・・・キブレハン選手はやめて欲しいのですが(結構本気)。
底を抜けたかの山田哲人選手がこの日もタイムリー二塁打を打ちました。
高橋宏斗投手は中々の投球内容で打ちあぐねる中、4回裏に得点機がやってきました。
先頭の山崎晃大朗選手がチーム初安打を打ちます。
直後、山田選手の打球は前日8回のファインプレーに阻まれた所とほぼ似た所に落ちましたが、この日はキャッチできずにロングヒットになりました。
村上選手三振後オスナ選手が安打で、ここまでは打線が繋がったのですが、後続が続かずあと一歩が出ませんでした。
とはいえ、山田選手の復調は歓迎すべき朗報です。
せっかく1点差にしていたのですが、6回表が中日のビッグイニングとなってしまいました。
クリーンナップ3人に連打され、その後も攻められて4点を失います。
やれやれ、今日はこれで終わりか。。。と思った6回裏。
山崎選手が四球を選び、塁にランナーが出たので村上選手が勝負をしてもらえました。
高橋投手の2球目、外角真ん中よりのフォークボールを一瞬にしてバックスクリーン左に打ち込みました。
村神様降臨で沸き立つ観客席。
20年前の松井秀喜さんの50号を超えた51号2ランです。
下表の8位タイとなりました。
もう1本で野村克也さん、落合博満さんの記録に並びます。
順位 | 選手 | (所属) | 本塁打 | 年度 | 試合 | 打数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | バレンティン | (ヤクルト) | 60 | (2013) | 130 | 439 |
2 | 王 貞治 | (巨 人) | 55 | (1964) | 140 | 472 |
2 | ローズ | (近 鉄) | 55 | (2001) | 140 | 550 |
2 | カブレラ | (西 武) | 55 | (2002) | 128 | 447 |
5 | バース | (阪 神) | 54 | (1985) | 126 | 497 |
6 | 野村 克也 | (南 海) | 52 | (1963) | 150 | 550 |
6 | 落合 博満 | (ロッテ) | 52 | (1985) | 130 | 460 |
8 | 小鶴 誠 | (松 竹) | 51 | (1950) | 130 | 516 |
8 | 王 貞治 | (巨 人) | 51 | (1973) | 130 | 428 |
8 | ローズ | (近 鉄) | 51 | (2003) | 138 | 508 |
11 | 王 貞治 | (巨 人) | 50 | (1977) | 130 | 432 |
11 | 落合 博満 | (ロッテ) | 50 | (1986) | 123 | 417 |
11 | 松井 秀喜 | (巨 人) | 50 | (2002) | 140 | 500 |
11 | カブレラ | (西 武) | 50 | (2003) | 124 | 457 |
結局反撃はここまででしたが、見ごたえのある打席でした。
このホームランで高橋宏斗投手を降板させ、自慢の継投を完成した中日。
見どころと言えば、村上選手が2試合連続でマルチネス投手と対戦。
超速球派のマルティネス選手と9回裏ガチンコの勝負をしました。
これは結構良い勉強になった感じです。
結果は置いて試すために打ちに出たかと思います。
内角、外角全て直球系でした。
打ち取られた球がシュートで、他は全てストレート。
速度も最低154Km、156Kmが6球、157Km2球と、バッティングマシンではなく生の速球をファウルをしながら試しましたので、今後に生きてきそうです。
9回はサンタナ選手が安打を打ちましたが、ど真ん中に入った158Kmストレートでした。
流石サンタナ、速さに振り負けることはありませんでした。
ここへきて横浜も付き合いよく負けてくれるので助かります。
おまけの阪神も負けて、Aクラスは足並みをそろえて試合を終えました。
ダラダラ負けで嫌な感じでしたが、村神様の51号で少しスッキリしました。
プレーオフに向けて特に先発投手の人選が難しくなってきました。
まぁ高津監督のことですから、案はあるのでしょうが。
今夜は試合がお休みです。
ゆっくり移動して甲子園で阪神と2戦の勝負。
ここは1勝はして欲しいところです。
2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 51号(通算155号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年9月4日
東京ヤクルトスワローズ 3-6 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
阪神タイガース 0-2 東京読売ジャイアンツ | 甲子園 |
広島東洋カープ 7-0 横浜DeNAベイスターズ | マツダスタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年9月4日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 121 | 70 | 49 | 2 | .588 | 0.0 | |
2 | 117 | 61 | 54 | 2 | .530 | 7.0 | |
3 | 127 | 61 | 63 | 3 | .492 | 4.5 | |
4 | 127 | 59 | 65 | 3 | .476 | 2.0 | |
5 | 125 | 58 | 64 | 3 | .475 | 0.0 | |
6 | 121 | 54 | 66 | 1 | .450 | 3.0 |
56号以上を神宮で打つと東京に家1件
球団トップスポンサーのオープンハウスが1億円を限度のビッグボーナスを発表しました。
サンスポより記事の紹介をします。
ヤクルトは4日、トップスポンサー契約を結ぶオープンハウス社が2016年から実施している従来の「オープンハウス・ホームラン賞」に加えて、村上宗隆内野手(22)の56本塁打目以降の本塁打に対して特別なホームラン賞を実施すると発表した。
今季の村上は史上最年少でシーズン50本塁打に到達。3日現在、打率(・341)、本塁打(50)、打点(123)の打撃主要3部門でトップに立ち、リーグ首位を走るチームを支えている。今回の特別なホームラン賞の対象打席は神宮球場の主催試合のうち、村上の56本塁打目以降の全打席。対象となるゾーンは従来の「オープンハウス・ホームラン賞」を反転させ、バックスクリーン上のオープンハウスグループの看板および右翼席の特設ホームランゾーン以外で、スタンドやバックスクリーンなどほぼ全域となる。
ホームラン賞の贈呈品としては、オープンハウスグループが販売する上限1億円(税込)の「好立地の東京の家」で、達成した場合は立地や間取りなどをシーズン終了後に村上本人と相談する。
この頃Twitterでオープンハウスからのにおわせ発言がありましたが、まさか本当にやるとは。
自動車メーカーからの新車1台と言うのはよくありますが、家1件は聞いたことがありません。
しかし、冷静に考えますと宣伝費の元はらくらく取れるかもデス。
自社広告を出さなくても、全国の新聞、雑誌、ネット関係メディアが「オープンハウス」のロゴを記事にして拡散してくれます。
当然、公式サイト訪問者が多くなるでしょうし、家の間取りなど「村上モデル」として売り出せば希望者は多いでしょう。
「東京の好立地に1億円で家が建つのか」といったインパクトも大きそうです。
オープンハウス、勝負に出ましたね。
60号ではなく56号以上としたのもうなずけます。
多分達成できるでしょうから。
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