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「うっちーおかえり」,「宮台こんにちは」で、負けたが収穫もあった試合

内川聖一選手 プロ野球・期待の選手

7月14日  対  中日ドラゴンズ

やはり戦力ダウンは否めない感じでした。

守備位置での偏りもあって、適宜な交代もできず作戦も制約を受けている感じです。

 

まあ無いものねだりをしても致し方ありませんので、補充組の頑張りを期待するしかありません。

今一つこれをチャンスと考えての意気込みが薄い感じがある選手が見受けられるのは残念なのですが。。。

 

そんな中、内川聖一選手と、宮台康平投手の活躍が、希望の光となった試合でした。

 

7/14 中日ドラゴンズ 対  東京ヤクルトスワローズ 試合結果

R H E
ヤクルト 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 6 0
中日 1 0 1 0 0 0 2 0 X 4 11 0

バッテリー

ヤクルト 小川泰弘、コール、宮台康平 – 古賀優大
中日 笠原祥太郎、H祖父江大輔、H藤嶋健人、H清水達也、SR.マルティネス – 木下拓哉
オスナ先制タイムリー出典ヤクルト公式サイト20220714

オスナ先制タイムリー 出典ヤクルト公式サイト

 

先発小川泰弘投手

先発小川泰弘投手

少し制球が悪く浮く球が多かった感じで、出来は今一つに見えました。

古賀選手の攻める姿勢に欠けるリードもあってのようにも思います。

状況から先行は避けたいところで慎重になりすぎてか、守りの姿勢が強かった感じもします。

まあ心境的には分かりますが。

ただ、調子の割にはそれでも粘った投球で、6回1失点としっかり試合を作りました。

流石です。

 

前日もそうでしたが、古賀選手は攻めのリードができていないように思います。

安全にと考えるのか、必要な攻めができていない感じに見えました。

初回1点を先制していたので心理的に守りに入ったのか、小川投手の出来を考えて危ない橋を渡らないように思案したのか。

ただ、全体にサインを出すテンポが遅く、小川投手がじっと待っていることも多かったことが、リズムに乗れない原因の一つとも思えます。

 

このところ中継ぎ陣がピリットしません。

期待で登板のコール投手

コール

丁寧さに欠け、簡単に先頭打者をストレートの四球、次の打者に簡単にストライクを取りに行って甘く入ってホームラン。

時として慎重さに欠ける面が出た感じです。

展開から四球、ホームランは要注意の状況が自覚できていないとも思えます。

逆に打順が2番からだったので、用心しすぎたのでしょうか。

 

 

宮台康平投手

宮台康平投手

一軍初登板で、三者凡退で9回を締めました。

勝負はかなり決まったところでの登板でしたが、内容的にはいい感じでした。

下位打線とはいえ、三振、ショートフライ、また三振と切って取りました。

 

少し制球は不安定でしたが、なにしろプロ2回目の登板ですから、緊張もあったと思います。

宮台ヤクルト初マウンドで三者凡退2奪三振の好投出典ヤクルト公式サイト20220714

 

一軍で見たのは初めてでしたので、「こんにちは、よく来てくれたね」の心境です。

左の中継ぎ候補としてワンステップ上がれた感じで、最近の継投陣の中で朗報です。

左の中継ぎは、田口選手以外坂本選手が時折一軍入りするくらいの現状です。

三振を取れるタイプの継投左腕がもう一人いるだけで、随分運用が違ってきますから、この機会にどんどんアピールして、生き残って欲しいと思います。

 

 

打線。

オスナ選手が先制。

オスナ先制

並木秀尊選手がセーフテイバント出塁。

並木セーフテイバント

内川聖一選手初打席二塁打と四球。

内川二塁打

村上宗隆選手2四球と安打。

村上安打

山崎晃大朗選手は初回11球投げさせて粘った挙句の四球とスーパープレイ。

山崎スーパープレー20220714

 

現状得点がとれるのは5番までで、6番以降の奮起を期待です。

特に守備の関係で限られている、西浦、元山、武岡選手は結果が求められます。

3人の中では、西浦選手の安打だけが1本外野に飛び、あとは三振か併殺か内野ゴロという有様。

現状はレギュラー(長岡選手はもうレギュラーと言っていいと思っています)との差がものすごく大きい感じです。

 

 

内川聖一選手

内川聖一選手

初打席で如何にもの上手さでした。

強いストレートはさすがにもうの感じですが、打ったのは139Kmのストレート

この程度なら、簡単にものにできる力はまだあります。

2打席目は129Kmのカットボールを打ち、サードライナーになったもののとても良い当たりでした。

1打席目がライトへの二塁打、2打席目が抜けていればレフトと広角に打ってきます。

内川ライトへ二塁打

まあギブレハン選手よりは数段(当り前か)上のバッテイング技術です。

現状は3番一番手と思います。

守備も、キブレハン選手よりはかなり安心して見ていることができますので、このまま一軍に残って欲しいと思います。

二軍で真っ黒に日焼けしながらプライドを捨てて練習に邁進していたことが想像され、現役に賭ける思いが伝わる一打でした。

 

コロナ離脱組が戻っても、右の代打としていてくれるは有難い。

この試合のアピールで、皆が「うっちー、やっぱりすげ~」と思ったはずですので、この調子を維持して欲しいと願います。

うっちー、おかえり!

内川初先発初打席二塁打でつば九郎と抱擁出典ヤクルト公式サイト20220714

内川初先発初打席二塁打でつば九郎と抱擁 出典ヤクルト公式サイト

 

 

総じてこの2戦の印象は、中継ぎ陣の奮起、古賀、西浦、元山、武岡選手の我武者羅な奮起を期待といったところです。

 

今日からは場所を横浜に移動しての横浜DeNAベイスターズとのカードです。

このところ雨で流れっぱなしのサイスニード投手が先発予定ですが。。。

できるのかなぁ。。。今日も雨、明日も雨の予報です。

 

もっとも、ヤクルトにとっては恵みの雨かもしれません。

9月にタイトになるのは大変ですが、高津監督と石井コーチがこのカードラストには戻れるかもデス。

コロナ陽性でも症状がなければ7日間の隔離で済みます。

陽性になったのが9日でしたから、病変していなければ現場復帰が可能と思います。

選手たちは体を動かして調子を取り戻すまで少し時間がかかると思いますが、監督・コーチは問題ないと思いますので、それだけでも皆安心するのではと思います。

 

この負けとDeNAベイスターズの勝ちの関係でマジックが消えてしまいましたが、この段階でマジックが出ている方がおかしいと考えればどうってことはありません。

今を耐えて、残りのメンバーで頑張りぬいてほしいと思います。

 

プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年7月14日

中日ドラゴンズ      4-1   東京ヤクルトスワローズ バンテリンドーム
阪神タイガース      3-0   東京読売ジャイアンツ 甲子園
広島東洋カープ      3-4       横浜DeNAベイスターズ マツダスタジアム

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2022年7月14日試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 ヤクルト 83 53 29 1 .646 0.0
2 巨人 90 44 45 1 .494 12.5
3 DeNA 81 38 41 2 .481 1.0
4 阪神 86 40 44 2 .476 0.5
4 広島 87 40 44 3 .476 0.0
6 中日 83 36 46 1 .439 3.0

 

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