昨日は感染者の発表がありませんでした。
少し落ち着いたでしょうか。
今日(12日)からのドラゴンズ戦は行われることになりましたから、「試合ができる環境」作りとして、急遽二軍からの招聘が行われました。
NPBに監督代行の申請とコーチ異動の申請が正式に行われ、受理されました。
監督代行を立てる理由としては、「髙津臣吾監督の新型コロナウイルス罹患による体調不良のため」です。
監督代行 82 松元 ユウイチ(現一軍作戦コーチ)
また、移動したコーチは次の通りです。
一軍守備走塁コーチ | 79 | 城石 憲之 | 二軍チーフ兼守備走塁コーチより異動 |
一軍投手コーチ | 84 | 松岡 健一 | 二軍投手コーチより異動 |
一軍打撃コーチ | 76 | 宮出 隆自 | 二軍打撃コーチより異動 |
一軍外野守備走塁コーチ | 80 | 緒方 耕一 | 二軍外野守備走塁コーチより異動 |
選手も二軍から昇格しました。
先日このブログで予想をしましたが、大方そのようになりました。
投手 宮台康平、久保拓眞、鈴木裕太
捕手 古賀優大、西田明央
内野手 内川聖一、太田賢吾、西浦直亨、元山飛優、松本友、武岡龍世
外野手 渡邉大樹、並木秀尊
これはこれで楽しみではあります。
下剋上の機会ができたのですから、是非死に物狂いで今後の一軍切符を手に入れて欲しいです。
それがかなわなくても「時々は一軍で様子を見たい選手」として、印象に残るプレーをしてもらいたいと思います。
さて、本題に入ります。
主砲村上宗隆選手のオンラインコメントが注目を浴びています。
11日、神宮球場に隣接する施設で個別練習を行ったのですが、検査で陰性が確認された村上宗隆選手がオンラインで取材に応じ、その記事が各社から出ました。
正直、22歳のコメントがこれなのかと感嘆しました。
「僕らチームスワローズは、1軍、2軍の選手を合わせて勝ちに向かって、目の前の試合を全員で戦いたいと思います」
「こういう時だからこそより一層、一致団結してやることで力は大きくなるし強くなる。その中心に僕がいることはほんとに自覚していますし、何とかチームを勝たせられるような打撃をして引っ張っていけたらと思います」
村上選手を知らなければ、生意気なことを言う若者と思うでしょうが、彼のこれまでの実績や行動を通じて、それがキャプテンシーの現れなことは、ファンなら誰もが感じるところです。
以前から、ヤクルトには世代別のリーダーがしっかりいること、それが青木、山田、村上選手であることを述べてきました。
ここにきて、青木選手と山田選手が離脱し、村上選手だけが渦の中にポーンと取り残されてしまいました。
行き成りの離脱で多分誰もが不安を抱えていると思います。
村上選手も、本来なら不安なところです。。。だってまだ22歳の若者ですから。
しかし、村上選手はひるむ様子を見せません。
むしろ、青木、山田選手の分まで22歳の背中に背負って、チームをけん引していくと覚悟を決めたのです。
何と力強い。
山田のヤクルトであった時代から、村上のヤクルトへ変わっていく予感がするのは私だけでしょうか。
「1、2軍の選手全員で戦いたい。コロナにかかった選手に、この順位、チーム状況のまま粘ることを約束します」
脱帽です。
彼ならやるのではないか。
二軍から急遽招集されたコーチ、選手、スタッフ全てを安心させ、鼓舞する若き主砲。
コロナ離脱でネガティブなイメージがはびこりますが、マイナスをプラスに転じることができる匂いがします。
頑張れ、村上、そしてオールスワローズ!
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