原好投6勝目、山田先制15号から村上トドメ29号まで攻撃の手を緩めず広島を撃沈

6月29日  対  広島カープ

好調さが諸に出た感じで、ほぼワンサイドの展開になりました。

村神様は広島が好きと見え、未だに降臨中です。

6/29　広島東洋カープ　対 東京ヤクルトスワローズ　試合結果

	☆原樹理、H梅野雄吾、今野龍太、大西広樹 – 中村悠平
	★遠藤淳志、森翔平、菊池保則、松本竜也 – 坂倉将吾

 

先発原樹理投手。

持ち味を十分出した「らしい」内容の投球でした。

一定したフォームから様々に変化するので、捉え難い特徴を生かした内容で、ピンチは招きますがしっかり粘って6回を投げ切りました。

バッターをなで切るタイプではなく打たせて獲る典型の内容でした。

 

粘り切れないといけないわけですが、この試合のように併殺に上手く引っ掛けたり固く守ると、最後の一本が出ない相手はストレスがたまるものです。

ちなみにこの試合は中村捕手が2度盗塁を阻止しました。。。お見事。

今は好調の打線がありますから、6回を3失点程度であれば勝ちが見えてきます。

大胆に攻めることが出来る余裕も好投につながります。

これで6勝目となり、自身の最多勝利と並びました。

 

救援陣､梅野ｰ今野－大西投手でした。

一時の絶好調さはありませんが、無難に逃げ切っていますのでこれはこれで良いかと。。。

特に心配だった今野龍太投手。

このところ2アウト迄こぎつけますが、その後を決めきれず交代することが続きました。

この試合も2アウトから四球を出してしまいましたが、次の菊池選手を打ち取り、事なきを終えました。

多分ホッとしていると思います。

メンタルの部分もあると思いますので、四球を出しても抑え切ったことが自信になると良いですね。

 

 

打線。

この試合では山田選手も3安打(1本塁打)２打点と打ち始めました。

1～8番までが好調と、手が付けられない状態になってきました｡

おまけに9番原樹理選手まで二塁打を打つ始末。

穴なしでどこからでも点が取れます｡

 

先制は4回表山田哲人選手の15号ソロホームランでした。

 

ただ、それだけで終わらなかったのが相手にプレッシャーを掛けました。

続く村上選手、坂口選手の連打の後を中村選手がセンターへ犠牲フライ。

これで2対0となりました。

 

両チームともその後しばらく無得点で膠着状態でした。

試合が動いたのは7回です。

まず先頭のオスナ選手が安打します。

長岡選手の犠打で1死二塁としましたが、代打の濱田大貴選手がレフトへタイムリー三塁打。

追い込まれたカウントだったのですが、うまく打ちましたね。

これで3点差になりました。

 

せっかく3点差にしたのですが、その裏坂倉選手にホームランされ、また2点差になってしまいます。

 

この頃ホントに神がかっている村上宗隆選手。

8回に本領を発揮しました。

28号2ランホームランです。

5対1となり、余裕が生まれました。

 

しかし、隙あらばの姿勢は衰えません。

9回、塩見泰隆選手が安打で出塁しました。

二塁へ盗塁時の送球がそれて三塁まで到達。

山崎晃大朗選手が二塁打を打ち、塩見選手が生還で6対１。

この試合お目覚めが続く山田哲人選手がなんとまた安打で7対１。

 

止めを刺したのが村上選手。

あろうことか、2打席連続となる29号2ランを打ち、9対1となりました。

 

この試合もお定まりのように2本の村上選手。

泳いで片手でもフェンス前まで飛びますから、どうにも止まらない感じです｡

 

ただ広島バッテリーの攻めも問題があるかも知れません。

内角を執拗に攻めたのは第一打席(三振)だけ。

外中心で結果同じように左へ、ヒット、ホームラン、ホームラン。

2本目のホームランなどは、如何にも出そうで出た感じで、1本目のリプレイのように見えたほどです。

昨日も外を左へと、逃げて打たれている感じです。

まあ失点は怖いので、まともな勝負は避けたいとは思いますが、あまりにも同じ攻めで同じように遣られるのは考えものです。

 

もっとも ヤクルトファンとしてははこのままでいてほしいのですが｡

余裕な気分の状況に我ながら驚きを隠せません。

何しろ13カード連続勝ち越し、2位と12ゲーム差ですから。

 

 

さて今日の先発はヤクルト石川雅規投手、広島アンダーソン投手です。

　VS　

石川投手は、あと2回と1/3回投げれば、3,000投球回数を達成します。

今日達成はほぼ確実。

この調子で序盤から援護をしてもらい、記録達成を勝利で飾って欲しいと願います。

 

 

 

村上宗隆選手 ホームラン記録 2022　28号,29号（通算132、133号）を更新中です（こちら）

 

プロ野球 セリーグ 試合結果　2022年6月29日

広島東洋カープ　　　　　　2-9　　　東京ヤクルトスワローズ	マツダスタジアム
東京読売ジャイアンツ　　　2-3　　　中日ドラゴンズ	郡山
横浜DeNAベイスターズ　　4-2　　　阪神タイガース	横浜スタジアム

 

 

プロ野球 セリーグ 順位表 　2022年6月29日試合終了時点