連敗はせず　濱田決勝6号2ラン、中村5打点で中日を突き放す

6月22日  対  中日ドラゴンズ

下位打線機能で前日の鬱憤を晴らしました。

追いつかれても逆転を許さず、すぐ引き離すあたりは今季の形です。

好調な2番手担当がしっかり抑え込むことで流れを引き戻している感じです。

ゲームを落ち着かせています。

この試合では木澤投手が6回9球で3者凡退としっかり締めました。

これが再度の先行を生んだと感じます｡

6/22　中日ドラゴンズ　対 ヤクルトスワローズ　試合結果

	☆原樹理、H木澤尚文、梅野雄吾、大西広樹、コール – 中村悠平
	松葉貴大、★祖父江大輔、藤嶋健人、福敬登、根尾昂、谷元圭介 – 木下拓哉、桂依央利

先発原樹理投手。

5回を投げ切りましたが制球の悪さが修正しきれずかなりアップアップでした。

逆によく粘ったとも言えますが、点の取られ方は如何にも宜しくない感じでした。

ほとんど高めに浮き危なっかしくもありましたが、同点で5回を終わらせ何とか一応責任を果たした感じです。

勝ちは付きましたが、いささか思痒いところです。

ピンチでの気持ちの弱さが見え隠れするあたりがなかなか解消できません。

大きな課題です。

とはいえ5勝目、おめでとうございます。

前日連敗が止まったためかなりの覚悟で挑んだと思われますから、頑張って粘ったということですね。

木澤尚文投手は好調。

このところ自信がついて安定感が出ています。

この試合の実質の勝ち投手。

大きくブレイクしました。

何と言ってもドラ1です。

能力が評価されての入団でしたから、あとは個人がどこまで頑張れるかにかかってきます。

見事な脱皮。

梅野雄吾投手は制球が悪くかなり危ないところでした。

長岡選手の好守と相手のミスショットに救われた感じです。

しかし、長岡秀樹選手のスーパープレーには驚きました。

センターに抜けるかと思った打球を滑り込み、エビぞって顔面を打ちながらも捕球。

その後態勢を崩しながらもしっかり投げてアウトにしました。

恐るべし20歳です。

大西､コール投手は順調､安定してます。

この試合は打つ方は中村DAY。

このところ少し湿っていましたが、ファールを打ちながらの粘りから甘い球を的確に捉え切りました。

1回、7回とタイムリー二塁打を打ち、5打点の活躍。

中村選手の本来のスタイルを取り戻した感じです。

貴重な決勝ホームランの濱田大貴選手。

狙ったスライダーを少し泳いでもスタンドまでは長打力の証明です。

まだ自分のスイングをさせてもらえることが少なく諸さが目立ちますが、狙い球をしっかり捉えきれたこの打席は評価できます。

経験値を積み上げる年として、一線級をどこまで打てるか。。。前日のように同じパターンで抑え込まれない成長を期待したいところです。

ヒーローインタビューで「秀樹と壮真には負けられないです」と言っていましたが、3人が切磋琢磨して、いい意味での競争が生まれているのは喜ばしいことです。

打線で際立つのは山田選手の調子。

このところ数試合ほど「良くともすぐどん底」の感じで試合が続くとエネルギー切れの感じです。

振りも鈍くストレートについていけない状態です。

徐々にヤクルト最大の課題となりつつあります。

エネルギーが充填しているとまだまだ凄い活躍をするのですが、キンゾク疲労感が否めません。

年齢的にまだ落ち込むには早いと思うのですが、突っ走りすぎたか。

奥川投手もブルペン投球を始めたというニュースがありました。

後半、終盤に間に合ってくれると信じています。

先発陣が疲れた頃に台頭し、ガンガン引っ張ってくれると優勝が見えてきますから。

連敗しない、カード勝ち越し狙いですから次をしっかり取り切りたいところです｡

今日はヤクルト高梨裕稔投手、中日岡野祐一郎投手です。

　VS　

岡野投手には5月11日に完全に抑え込まれてしまいました。

打線奮起でよろしくお願い致します。

プロ野球 セリーグ 試合結果　2022年6月22日

プロ野球 セリーグ 順位表 　2022年6月22日試合終了時点

順位	チーム	試合	勝	敗	分	勝率	ゲーム差
1		67	44	22	1	.667	0.0
2		72	38	34	0	.528	9.0
3		69	32	35	2	.478	3.5
4		70	31	38	1	.449	2.0
5		67	30	37	0	.448	0.0
6		63	28	35	0	.444	0.0