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小川9回1失点と最高の出来も報われず、田口延長戦でサヨナラを許す

小川9回2安打1失点の好投 プロ野球・ピッチャー

6月21日  対  中日ドラゴンズ

先発の好投で投手戦となりましたが、ドラゴンズ投手陣を崩せず競り負けました。

好調の時の負けは完全に抑え込まれて競り負けが一番考えられますが、まさにその内容でした。

6/21 東京ヤクルトスワローズ 対 広島東洋カープ 試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R H E
ヤクルト 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 4 1
中日 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1X 2 5 0

バッテリー

ヤクルト 小川泰弘、今野龍太、田口麗斗 – 中村悠平
中日 小笠原慎之介、HR.マルティネス、ロドリゲス – 木下拓哉

小川9回2安打1失点の好投出典ヤクルト公式サイト20220621

 

 

ドラゴンズ小笠原慎之介投手。

小笠原慎之介

今季これで完全に抑え込まれたのは2回目です。

ともに同様の内容で封じ込まれてしまいました。

大きなナックルカーブ、チェンジアップ、ストレートを上手く緩急を付けて組み合わされて翻弄されました。

ほぼ失投もなく完璧でしたが、同じようにやられると言うのも反省材料が多いところです。

今季は巡り合わせかドラゴンズが苦手?やはり投手陣がいいところは難しいと言うところでしょうか。

11球団唯一の負け越しチームはなかなか覆せません。

 

小笠原投手の唯一の失投オスナ選手への一球でした。

オスナ先制6号出典ヤクルト公式サイト20220621

オスナ選手は6号ソロ。

サンタナ選手来日と聞いて元気が出たのでしょうか。

 

今回の安打は4本だけで、村上(ライト)、オスナ(レフト本塁打)、小川(投手前内野安打)、丸山(セーフテイバント)選手のみ。

火ヤク庫はお湿りの状態に封印されてしまいました。

 

 

小川泰弘投手

小川泰弘

内容的には小笠原投手の上をいく内容でした。

球威、キレ、制球ともに申し分なく、ストライク先行で7回までは「マダックスか?」の出来でした。

今季一番の出来と感じました。

なかなか難しいもので最高の出来でも勝ちが付くとは限らない。。。得てしてこんなものかも知れません。

 

8回少し慎重になりすぎた感じで、先頭を際どい所が取ってもらえずで四球。

このような展開、状況では先頭の四球が命取りとなることが多いのですが、次がバント失敗からのポテンヒットと一気にツキをなくした感じです。

以降も踏ん張って9回を投げ切りましたので、悔やまれる四球となりました。

まあこんなこともあるで気持ちを切り替えて次に挑んで欲しいと思います。

いい内容でしたから、本人は落ち込んではいないでしょうが。

 

 

ヤクルトこの試合でやはり5番がというところが。

相手投手を考えれば、緩急に弱い濱田選手の5番は少し疑問でした。

右左をあまり考える必要はなく、青木、坂口選手の方がとも感じます。

濱田選手、こういう体験をしたことで、緩急への対応不足を真摯に受け止め、糧にして練習をして欲しいものです。

 

 

心配事項は今野龍太投手

今野龍太投手

前の広島戦同様で球威がなく、キレも悪く何より制球が悪くほとんど高めに浮く感じで、ひいき目に見ても打たれるのは当然の内容でした。

前回は登板感覚が空いての部分もありましたが、この試合の内容は全く前回そのままです。

疲れか微妙に重心が前に流れているように見えて、今後の使い方が難しい感じとなってしまいました。

 

調子が今一つなのに、あのような緊迫した場面で使ったのは、高津監督にも意図があったということだと思います。

プレッシャーへの訓練でしょうか。

必要な要員で信頼は揺るがないところですが、次は重要な所となります。

 

今野投手の出来からすれば田口投手へのスイッチはひとつ前だったと思いますが、さすがに準備が間に合わなかったのかと感じました。

 

田口麗斗投手

田口麗斗投手

前回の広島戦の長野選手と同じ攻めの感じでしたが、3球目が外れすぎて決めきれずでした。

ボールにする4球目がストライクゾーンに入ってしまい、打たれました。

ここまでが完璧でしたが、まあ「何時かは打たれる」ですからここも気分を変えて頑張って欲しいと思います。

失点しましたが自責点ではなく、防御率はまだ0.00ですしね。

 

放心状態でガックリと腰を落とした田口選手。

田口打たれる20220621

励ますように、村上選手が手を差し伸べ、山田選手らが続き、マウンドを去りました。

選手間の強い絆を見たように思いましたが、打線が機能せずこのような結果になったことを村上選手が自戒しているようにも見えました。

 

負けても意外にスッキリしています。

田口で負けたんならしゃーないと思えるからです。

 

今季のヤクルトは連敗をしないカード勝ち越し狙い3タテは食らわないの精神で頑張っています。

次を期待。

先発はヤクルトが原樹理投手、中日松葉貴大投手です。

原樹理 VS 松葉貴大

二人とも東洋大姫路高校卒で、先輩(松葉投手)、後輩(原投手)の戦いとなります。

松葉投手とは今季公式戦ではまだ未対決。

打撃陣、今日は奮闘して欲しいと思います。

 

 

プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年6月21日

中日ドラゴンズ      2-1  東京ヤクルトスワローズ バンテリンドーム
東京読売ジャイアンツ   1-3  横浜DeNAベイスターズ 東京ドーム
広島東洋カープ      5-3  阪神タイガース マツダスタジアム

 

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2022年6月21日試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 ヤクルト 66 43 22 1 .662 0.0
2 巨人 71 37 34 0 .521 9.0
3 広島 68 31 35 2 .470 3.5
4 阪神 69 31 37 1 .456 1.0
5 中日 66 30 36 0 .455 0.0
6 DeNA 62 28 34 0 .452 0.0
ジャイアンツも負けたので、まだ9ゲーム差は変わらず。

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