3/13 ヤクルトソフトバンクオープン戦 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ホークス | 4 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 10 | 1 |
ヤクルト | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5 | 9 | 3 |
バッテリー
★高橋奎二、大西広樹、大下佑馬、坂本光士郎、木澤尚文、星知弥 – 古賀優大、松本直樹 | |
☆杉山一樹、藤井皓哉、嘉弥真新也、又吉克樹、S津森宥紀 – 海野隆司、甲斐拓也 |
ソフトバンクとの3連戦の最終戦。
結果は負けでしたが、内容的には十分中身はありました。
ある意味オープン戦としては有意義と言えます。。。中身が大切ですから。
チームとしては、いきなり先制されましたがすぐ反撃。
終盤も粘りを見せ余裕を与えない昨年の戦い方が出ていました。
先発の高橋奎二投手。
開幕へのアピールの気持ちが出過ぎたか、立ち上がり制球に苦しみました。
気持ちが急いで、昨年までの悪い面が出た感じです。
エラーも絡んで抑えようとする意識が内容を悪くしたように思います。
とはいえ2回からは立ち直りましたので、やはり課題は立ち上がりという感じです。
ただ総じて制球は今一つ、緩急のつけ方を試しているためかもしれません。
3回2/3を投げ6安打8奪三振1四球、失点は5でしたが自責点は2でした。
昨年前半までの制球が極端に悪いイメージとは違い、四球は1だけでしたので、悪いなりにもまとまっていると思います。
まあ開幕まで微調整という感じです。
以降は大西、大下、坂本、木澤、星投手とブルペン要員の状態確認の試験的な当番でした。
良し悪しそれぞれですが、内容的に一番良かったのは大下佑馬投手の感じ。
新しく取り入れたシンカーを試すなどして安定感がありました。
打者3人に対し2奪三振での三者凡退。
3連続で無失点です。
第一グループ(勝ちパターン組)の次に位置しているのは大西、大下投手といった感じです。
木澤尚文投手も1安打ながら無失点でした。
神宮のマウンドは慶応大学時代から馴染んでいます。
今年こそ開幕一軍となると良いのですが。。。
ちなみに今年のオープン戦は5回目の登板ですが、3月3日の日本ハム戦、3月6日の中日戦、そしてこの試合と3回無失点で切り抜けています。
キャンプでは伊藤コーチらと制球を良くするために練習してきました。
結果が出始めているように思えますが、今後に期待。
オープン戦は後6試合ですが、ある程度力の判っているサイスニード以外の新外国人投手2人。
どこかで一度中身を見たいところですが、時期を考えれば次のDeNA戦あたりかもしれません。
2人を試したうえでどう組むのか、この辺りも注目です。
攻撃陣。
この試合も若手が光りました。
長岡、濱田選手が結果を出しましたし、なかなか結果を出せなかった赤羽選手も良い内容でした。
長岡秀樹選手。
キャンプの時から良いフォームで打っている印象でしたが、試合に慣れるに従い相手投手の特徴にそれぞれ対応する内容はちょっとびっくりです。
この試合でも安打を打ちましたし、6回には犠牲フライで打点を挙げました。
実戦当初とは何か別人の感じさえします。
今季与えられるチャンスをどこまで生かせるか、そんなところに来た感じです。
是非一軍で活躍を見てみたいと思う選手になりました。
濱田太貴選手。
先日にくらべ上下バランスよく使っている感じで、昨年の感じになってきました。
こちらもチャンスがどこまで生かせるかの感じです。
赤羽由紘選手。
少し試合に慣れたかじっくり見ることができている感じで、本来の姿が出せてきました。
8回裏、二塁走者は、2塁打で出塁の濱田選手。
代打でタイムリーを打ち、若い二人でもぎ取った1点は大きいと思います。
内外野守れて足が速く長打力のある右打者はチームにとっても欲しい人材です。
現在そのポジションは荒木選手と太田選手しかいません。
支配下を勝ち取り、この二人に割って入ってほしいと思います。
しかし、こうなると昨年の控え組はうかうかしていられません。
確りとした内容を出さないと残れない可能性があります。
あまり内容が出せていないというより見劣りさえしてしまいますから。
今シーズン、若手をどのように使い成長させるか、監督の動きと手腕に注目です。
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