2020年3月7日 オープン戦 対ロッテ
ヤクルト 3-8 ロッテ
神宮での、オープン戦初戦です。
少し、今年のベンチを争うメンバーが結果から見えてきた感じです。
開幕投手予定の石川雅規投手。
一発はありましたがまあ順調と思います。
いささか制球に乱れはありましたが、ここは新コンビを組む嶋捕手との息合わせの部分もありかもしれません。
嶋基宏選手。
まだ各投手の特徴・組み立ての把握が十分で無いように感じます。
DHの無いセリーグ、やはりキャッチャーの打撃はパリーグより重要なので、中村選手と比べると打撃・肩での劣勢は免れないように思いました。
結果を残し、ベンチに近付いたのが、塩見選手と長谷川投手です。
塩見泰隆選手。
バレンティンの空いたポジションに近づきました。
打撃(HR、ヒット、四球 4の3)、足(盗塁)、肩(安打でのバックホーム刺殺)とオールラウンドの結果を出し、昨年の村上選手のように少し我慢しても使うべき選手になった感じ。
トップバッターで使うのもありでは・・・成長すれば穴の一番が埋まる。
移籍の長谷川宙輝投手。
球威・制球・組み立てが問題なく先発ローテーション候補に近付く内容だったと思います。
テストをしても良いのではないでしょうか。
育成ドラフトとは言えこの様な選手を出すソフトバンクの豊富さは驚くばかりです。
逆にベンチを外れそうなのが、高橋投手と杉山投手でした。
高橋奎二投手は、昨年の課題が全く修正出来ず、成長が見られない散々な出来。
変化球の制球、組み立ての投球術、決め球の甘さ、等々。
とても先発ローテーションを託す内容にほど遠く、かと言ってこの制球力では中継ぎも無理そうです。
左投手が左打者の内角を突けないようでは。。。5年目でこの制球力はおいそれと直らない感じです。
ルーキー杉山晃基投手。
球威は期待ですが制球、投球術は未だ経験不足。。。まぁ、当然ですが。
良い変化球を習得しないとベンチは少し遠いような気がします。
今少し経験が必要ですね。
神宮球場でのオープン戦初日は黒星発進となってしまいましたが、選手を見極める意味では実りのある戦いだったと思います。。
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