塩見泰隆

しっかり攻めての勝ちとなりました。塩見、山田選手が出塁、主砲の4番がガンガン飛ばし、オスナ―中村ーサンタナラインが機能し、恐怖の8番長岡選手が打点を挙げるというヤクルトのパターンが復活です。

延長戦となり雨が強くなる中での死闘は見ごたえのある一戦となりました。村上選手ついに52号で野村・落合さんの記録に並んだものの勝負付かず。ついに11回、塩見選手が決勝タイムリーを打って結着しました。

土俵際で踏ん張り、しぶとく勝ちを取りました。打線が機能し始めやられっぱなしを解消。村上選手、苦手の内角高めを完璧に打ち返しもはや穴無しの神様状態になってしまいました。

バンテリンに村神様降臨。2発で相手の戦意を喪失させ試合を決めました。村上選手以外の打線も復調ししぶとい得点力が復活。キブレハン選手にも安打が出るなど粘投の原投手を助け、原投手7勝目です。

連敗脱出！打線を大きく組み換え救援陣も力のあるところを繋ぐ、勝ちに行く采配でした。1番の山田選手がチームを引っ張り、3番塩見選手が決勝13号、継投陣全員が奮起してヤクルトらしい勝ち方ができました。

コロナ陰性も倦怠感で外れた村上選手の「存在の価値」がこれほど大きく出るとはと感じた試合でした。「大黒柱を失った感」が大きく作用し、今回は戦力ダウンを強く感じました。

オールスター初日は塩見選手が「らしさ全開」で頑張りました。高橋投手も好投で笑顔。山川選手絶好調そうでしたが、最後清宮選手に美味しいところを持っていかれてしまいました。

前試合大荒れのサイスニード投手、スイッチ入れ直しての好投でした。継投も含み投手戦でしたが、延長10回、中村,丸山,長岡,川端選手と監督の勝負への執念が塩見選手のサヨナラで結実。チーム一丸の勝利でした。

「優勝でエネルギー使い果たしてボロボロ」が定番のヤクルトはどこに行ったのか。5連勝中の広島にも村神様降臨で隙を与えずの勝利です。それにしても全員が良く働きました。

先発スアレス投手大荒れで、継投に入ったのが本日付で支配下登録即一軍の小澤投手。無死満塁を無失点で切り抜け流れを変えました。その後のシーソーゲームを決めたのはやはり4番村上選手。26号で神降臨です。