5/7 対 広島東洋カープ
健闘して接戦には持ち込めましたが、勝ち越す力はなくやはり力不足を感じさせました。
最後は、勢いの差・渋とさ差の感じで、確り押し切られました。
少し固定観念(過去に)とらわれている感じの采配も見え隠れと感じます。
消極的に行っても打開できないところに来ていることから、もっと思い切った起用が必要では?
こちらは内情を知りませんから、そのように思ってしまうのですが・・・
では試合を振り返り、所感を書き留めたいと思います。
5/7 東京ヤクルトスワローズ 対 広島東洋カープ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
広島 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 5 | 10 | 2 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 |
・ヤクルト本塁打 サンタナ 2号 ソロ(5回)
・広島本塁打 堂林翔太 1号 ソロ(9回) 菊池涼介 1号 ソロ(9回)
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山野太一、金久保優斗、山本大貴、小澤怜史、H木澤尚文、負石山泰稚 – 古賀優大 |
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大瀬良大地、塹江敦哉、森浦大輔、勝島内颯太郎、S栗林良吏 – 坂倉将吾 |

サンタナ2号含む2安打1打点の活躍出典ヤクルト公式サイト2025/05/07
投手陣
先発山野太一投手。
今季の状態が良いことから、期待の登板でしたが、少し昨年までの状態に戻ってしまった感じがしました。
4回、打者16人、77球、被安打4、奪三振4,与四球1,与死球1、失点2。
早々の降板でした。
明日は試合がないとはいえ、さすがに4回では計算外の継投となってしまいます。
制球が不安定でボール先行で苦しいところが多く、抑えに行って消耗した感じもします。
3回先頭の矢野選手に簡単に四球を出してしまいます。
大瀬良投手に制球の悪さから苦心し、結局3バントをきれいに決められました。
このことが気持ち的に落ち着きを無くし、受け身に回り、舞い上がった感じに見え、簡単に連続タイムリーでした。
このメンタル部分の弱さが、昨年までの大きな欠点で、失点を止められない状態となってしまっていました。
今季の投球はそこを克服したかと思われる粘投でしたが、難しいものです。
脆さが出てしまいました。
粘りが無いとなかなか勝利は掴めません。
追う力が乏しいチーム状態を考えれば、先制は避けたいところでしたが、展開を苦しくしてしまいました。
2番手金久保優斗投手。
相変わらずの制球でバタつきましたが、何とか凌ぎました。
5,6回と回マタギをして、5回は2死から安打されましたが、古賀捕手が走者を刺して無失点。
6回は菊池(見逃し三振)、ファビアン(サードフライ)、末包(空振り三振)選手を三者凡退とし、役目を終えました。
やはり制球力と球威が・・・軸の変化球もですがまずは球威でしょうか。
球威が戻り、制球が安定すれば良い場面での起用もあると思うのですが・・・
3番手山本大貴投手。
先発が4回で終わったことのしわ寄せがここに来た感じです。
今季制球、キレ、球威今一つで安定感がありませんが、この試合も同じでした。
オスナ選手の判断ミスで足を引っ張られ、加えて自身の判断ミスでダブルプレーを逃す痛恨のミス。
ベンチで監督が頭を抱えるミスでした。
現状はミスをしていては勝てるはずもありません。
4番手小澤怜史投手。
山本投手の火消で、7回2死1,3塁に登板。
入りの悪さで制球が不安定で決めきれず、堂林選手に四球でつながれました。
代打野間選手を詰まらせましたが、いいコースに運ばれてセカンド山田選手が送球できず、タイムリー内野安打でリードされました。
その後菊池選手を見逃し三振としたため、1点差で以降を押さえましたので勢いからは大きく離されかねないところで踏みとどまれました。
木澤尚文投手。
相変わらず気迫十分。
気持ち的に負けないところは大きな要素です。
山野投手にもこの強さがあればなどと思ってしまいます。
石山泰稚投手。
2試合ほど前から調子が下り坂ですが(特に制球)、 痛恨の失投・・・しかもダブルはいささか計算外。
次で立ち直れるのか不安な状況となってしまいました。
立ち直りに時間がかかると勝ちパーターンが崩れます。
打線
2度追いつく粘りは見せましたが、追い越す力まではありませんでした。
サンタナ選手がようやく本領。

サンタナ2号含む2安打1打点の活躍出典ヤクルト公式サイト2025/05/07
5回、レフトへの同点2号ソロ、7回もショートへの同点タイムリー内野安打と、らしさが出た内容でした。
やっとお目覚めかな・・・これが続くことを願っています。
岩田幸宏選手。
この試合はスタメン、8番ライトで入りました。
4回はレフトへのタイムリー。

岩田2安打1打点の活躍出典ヤクルト公式サイト2025/05/07
7回死球、8回はショートへの内野安打と3出塁。
結果を出せたあたりは朗報です。
しかしなかなかあと一本の繋がりが出ないところが現状です。
監督はベテラン陣の引っ張りを期待のようですが、そろそろ覚悟を決めることになるのでは??
今日の試合は休みとなりゴールデンウイークの連戦の疲れを癒す日となりました。
9日からも神宮で巨人戦ですので、移動がありません。
ゆっくりして気持ちを入れ替え、リフレッシュしてほしいと思います。
アビラ投手が巨人戦でデビューしそうです。
また、二軍戦で中村優斗投手が6回82球を投げ1失点の投球をしたようです。
ヤクルトのドラフト1位・中村優斗投手(22)=愛知工大=が7日、イースタン・リーグ、日本ハム戦(鎌ケ谷)で3度目の先発。プロ入り最長となる6回82球を投げ、1安打1失点の力投を披露し「真っすぐをゾーンに投げきれた。カットボール、フォーク、スライダーも満遍なく使ってしのぐことができたのは収穫」と手応えを口にした。
中村優斗イースタンで6回1失点の好投出典サンスポ2025/05/07
最速152キロを計測した直球とカットボール、チェンジアップを軸に相手打線を翻弄。四回に味方の失策で1点こそ奪われたが、ストライク先行の投球で無四死球、7奪三振と要所を締めた。段階を踏んで1軍昇格への歩みを進める剛腕は「右打者に対してカットボールをひっかけることが多かった。次に向けて修正していきたい」と足元を見つめた。
次回は球数100球を目途に2軍戦で登板する見込み。「どんどんとイニング(数)を増やして、1軍に早くいけるようにアピールしていきたい」。最速160キロを誇る黄金ルーキーが、ベールを脱ぐ日はそう遠くない。
出典サンスポ
即戦力を期待して一本釣りに成功したドラ1ルーキーです。
コンディション不良で二軍生活を余儀なくされましたが、いきなり一軍になったのでは知ることのできない経験を数多くしたのではと思います。
それが糧として今後に生きてくるはずですから、焦らず爪を研いで過ごしてほしいものです。
とはいえこの先発不足。
6月あたりには昇格の朗報が聞けることを願っています。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2025年5月7日
東京ヤクルトスワローズ 3-5 広島東洋カープ | 神宮球場 |
中日ドラゴンズ 2-1 横浜DaNAベイスターズ | バンテリンドーム |
東京読売ジャイアンツ 6-4 阪神タイガース | 東京ドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2025年5月7日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
33 | 18 | 14 | 1 | .563 | 0.0 |
1 | ![]() |
33 | 18 | 14 | 1 | .563 | 0.0 |
3 | ![]() |
31 | 16 | 14 | 1 | .533 | 1.0 |
4 | ![]() |
31 | 14 | 15 | 2 | .483 | 1.5 |
5 | ![]() |
32 | 14 | 16 | 2 | .467 | 0.5 |
6 | ![]() |
28 | 10 | 17 | 1 | .370 | 2.5 |
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