松の内が終わり、おとそ気分も抜けてきました。
プロ野球の試合はなく、野球ロスになっていますが、少しずつ動きがある様です。
2023年ドラフトで入団した選手たちが、1月8日戸田寮に入寮したと発表されました。
いよいよプロ野球に足を踏み入れたことになります。
スポーツ紙などには、例によって「○○を持って入寮」という文言が書かれています。
それぞれ個性があり、面白いです。
ドラフト1位の西舘昂汰投手。
「(今の心境)昨日までは不安な気持ちもありましたが、スカウトの方々が明るい言葉をかけてくださってありがたかったです。この場所で、自分のプロ野球人生を豊かなものにしていきたいと思っています。(寮生活に関して)大学時代は後輩と相部屋でしたが、これからは一人部屋になり、全て一人で管理していかなければならない部分に少し不安もあります。社会人として自立していかなければならないので、人としても成長していきたいです。(新シーズンに向けて)まずは環境に慣れて、野球に集中できる状態を作ることが一番優先すべきことだと思っています。生活面の整理や、人間関係の構築もしっかりとして、野球に取り組んでいきたいと思っています。大学では経験できなかった事がここではたくさん経験できると思うので、情報をたくさん集めて、自分の武器を確立させていきたいです」
なかなかの模範解答です。
目覚まし時計を持ってポーズ。
以下サンスポの引用です。
入寮時には目覚まし時計を持参。福岡・筑陽学園高時代の監督から「お前は寝坊するから、アラーム付きの時計を持っていけ!」との助言を受け、入寮前に地元の福岡にある家電量販店で初めて購入したものだ。「朝が得意ではない」というが、「社会人は時間厳守が当たり前なので、時間に厳しく生きていこうと思う」と宣言。10日から始まる新人合同自主トレーニングでは、「僕が一番にグラウンドにいくくらいの気持ちを持ってやっていけたら」と力を込めた。
なるほど、そういうことでしたか。
社会人になれば甘えてはいられません。
まずは時間厳守・・・良い心がけと思います。
ドラフト2位の松本健吾投手
「(今の心境)新たなスタートになりますが、やることはこれまでと変わらず、自分らしくやっていきたいと思っています。(寮の印象は)施設を見て、プロ野球選手になったんだなという気持ちが湧きました。部屋も快適に生活ができそうですし、ここでしっかりと練習を積んで、レベルアップしていきたいです。(開幕への意気込み)開幕から一軍で活躍できるように、心身ともにレベルアップしていきたいです。年齢は新人の中で僕が一番上なので、全員を引っ張っていけるようにやっていきたいです。プロになれましたが、活躍しないことには意味がないので、結果を出せるように頑張りたいと思います」
折れたバットを持って入寮です。
以下、サンスポの引用です。
シャドーピッチングの際に使うものだといい、「危ないので」と裂けた部分にはテーピング用のテープが巻かれている。社会人1年目の6月に、トヨタ自動車の主将である北村祥治内野手の折れたバットを発見。「すごくいい長さで、振ってみたらいい感じだった」と愛用するようになった。
シャドーピッチングでは、タオルなどを使用する選手が多いが、「バットなので、しなったりせず、ぴゅっと速く振れる。細く速く腕を振りたかったので」と説明し、「これですごく投球が良くなった」と笑った。感覚がいいときは「ピュッ」、悪いときは「ブォン」という音が鳴るといい「自分の調子のバロメーター」になっている。
なかなか個性的です。
ドラフト3位の石原勇輝投手
「(今の心境)ようやく始まるんだなという気持ちで、ワクワクしています。(施設を見て)一人部屋で自分の空間ができたので、オンとオフがしっかりと分けられる環境だと感じています。(新人合同自主トレへの意気込み)焦らずに自分のペースでやっていくことと、自分らしさをアピールして、一軍に定着できるように頑張りたいと思っています。(新シーズンに向けて)これまでや、新人合同自主トレで培ったものをキャンプやシーズンで出せるように、しっかりと準備していきたいと思います。石川さんや田口さんなど、左ピッチャーの先輩がたくさんいらっしゃるので、良い部分をたくさん吸い取っていきたいです」
担いでいるのは掃除機の様です。
一人部屋になるので、掃除もしっかりという心構えでしょうか。
ドラフト4位の鈴木叶選手
「(今の心境)ついにプロ野球生活が始まるなという気持ちです。(初の寮生活について)少し不安もありますが、ワクワクの方が大きいです。(施設を見て)24時間野球に打ち込める環境なので、ここでしっかりと成長して、神宮でプレーできるように頑張りたいです。(新シーズンに向けて)自分のアピールポイントでもある守備をもっと磨いて、新人合同自主トレやキャンプからアピールしていきたいです。一年間怪我をせずに終えられるようにしたいですし、素晴らしい先輩方がたくさんいらっしゃるので、良い部分を吸収して、自分のものに変えていきたいと思います」
寄せ書きと本を持っての入寮ですね。
以下日刊スポーツの引用です。
高校の石岡監督から贈られた本と、同級生の寄せ書きを持参した。本は「あたりまえのことをバカになってちゃんとやる」(小宮一慶著)。「初心の気持ちで、当たり前のことをばかになってちゃんとやる。誰でもできることをやっていきたい」と、監督からのメッセージを受け止めた。激励がこもった色紙は、部屋に飾るつもりだ。
高卒らしいフレッシュな感じです。
初心を忘れず頑張って欲しいと思います。
ドラフト5位の伊藤琉偉選手
「(今の心境)ようやくプロ野球選手になれたなんだなという気持ちです。(合同自主トレへの意気込み)一番は怪我をしないことですが、一年目からやってやるという気持ちでここに来たので、自分の武器をしっかりとアピールできるように頑張りたいです。(新シーズンに向けて)開幕一軍という目標を達成できるように、一日一日を大事にして、練習に取り組んでいきたいと思います」
使い込まれたグローブを持っての入寮です。
以下、日刊スポーツの引用です。
ヤクルトのドラフト5位、伊藤琉偉内野手(21=BC・新潟)は、恩師に会わないことが恩返しになる。8日、埼玉・戸田市内の選手寮に入寮。BC時代に使用したグラブを手に「BCリーグで活躍できたのは、このグラブのおかげかなと思います」と話した。
プロ入りが決まった後、BC・新潟の橋上監督から「会いたくないから、頑張って1軍に行け」と言われた。BC・新潟は、今季からオイシックス新潟アルビレックスBCとしてイースタン・リーグに新規参加する。伊藤は1軍にいれば、対戦することはない。「会いたくない」は、ずっと1軍にいるようにというエールだった。
「頑張って練習して、1軍に居続けたい」と誓った。BC時代は自炊生活。入寮を終えると「ご飯も作ってくださる。環境が違う」とプロの世界を実感した。肩が自慢で「山田哲人選手のように走攻守そろった選手」を目指す。
独立リーグと比べますと、二軍と言えどプロの待遇面は違います。
厳しさを乗り越えてヤクルトに入団。
早く一軍の戦力になれると良いですね。
育成ドラフト2位の高野颯太選手。
「(今の心境)プロ野球選手になったという実感が湧いてきました。この環境で、24時間野球の事を考えて、活躍できるように頑張りたいと思います。(寮の印象は)過ごしやすい環境だと感じています。部屋は常に綺麗に保てるように、心がけていきたいと思います。(意気込み)まずは怪我をせずに一年を終えたいというのと、一番のアピールポイントである、パワーを活かしたバッティングをプロでも発揮できるように頑張りたいです。スタートダッシュが大事だと思うので、新人合同自主トレから、気を引き締めてやっていきたいと思います」
心なしか似ているベイマックスの人形を持って入寮です。
以下デイリースポーツの引用です。
ヤクルトの育成ドラフト2位・高野颯太内野手(18)=島根・三刀屋高=は8日、埼玉県戸田市内にある選手寮にベイマックスの人形を抱えて入寮。「似ているとよく言われる」と無邪気な笑顔を見せた。
活躍を誓い、「燕のベイマックス」襲名を目指す。映画を見て好きになったキャラクターで、これは野球部の後輩が修学旅行のお土産でプレゼントしてくれたものだという。去年から生活を共にしており、「ずっと一緒に寝ています」と笑顔。自分自身で似ていると思う部分は「体型、お腹の出方が似ている」とベイマックスのお腹を触りながら話した。
持ち味は高校通算29本塁打のパワーで、現在も体重96キロと大きな体格で豪快なスイングが魅力の一つだ。高野は「最近はちょっと太りすぎてしまっているんですけど、もうちょっと落とせるなら落として90キロ前後が一番いい」と、今後は機敏さも兼ね備えたベイマックスを目指す予定だ。
「入寮して、プロになった実感が湧いてきた。24時間野球のことを考えて活躍できるようにしたい」と意気込み、活躍した暁には「ベイマックス」と呼んでほしいとファンにおねだり。燕のベイマックスとして、欠かせない存在を目指す。
今回の入寮ではぬいぐるみが誰もいないのかと思いきや、ラストでベイマックスでした。
新しい環境に慣れるまでは時間もかかるとは思いますが、早速10日からは新人合同自主トレが始まるとのこと。
不安を感じる暇がないほど絞られそうです。
仲間と一緒に頑張ることで、ライバルではありますが互いの信頼も生まれ、心の支えにもなるはずです。
ヤンスワ6名、落ちこぼれなく頑張って欲しいと思います。
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