かなりドラゴンズに助けられたとも言える試合展開でした。
前の試合でも3失策で、この試合では4失策では、ドラゴンズ意気が上がりません。
この試合は雨という条件がありましたが、やはりドーム本拠地で不慣れなのでしょうか??
まあエラーは経験の浅い選手に出ていましたので、屋外での雨の試合経験になったともいえる結果でした。
雨の中選手もファンも踏ん張って、中日戦カード勝ち越しました。
お疲れ様です。
5/14 東京ヤクルトスワローズ 対 中日ドラゴンズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | 5 | 6 | 4 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 2 | 1 | X | 8 | 9 | 0 |
・ヤクルト本塁打 オスナ 7号 2ラン(7回)
・中日本塁打 村松開人 1号 満塁(8回)
勝小川泰弘、H清水昇、S田口麗斗 – 内山壮真 | |
負髙橋宏斗、田島慎二、谷元圭介、福敬登 – 木下拓哉 |
苦手な高橋宏斗投手に対して、「雨の条件下での球数を使わせる攻め」の感じでした。
高橋投手も雨、屋外の経験は少なく、制球に苦労したように見えました。
5回で100球と早めの降板に成功したヤクルト。
後続から良い繋がりで追加点をとりました。
6回、高橋投手から田島投手に交代。
先頭のサンタナ、続くオスナ選手に連続四球というチャンスが訪れました。
ここで内山壮真選手がバントを決め、1アウト2,3塁を作りました。
続く長岡秀樹選手がセンターへのタイムリーで4-1となりました。
これで終わりではありませんでした。
小川投手が独特の奉納スタイルでバントを決め。またも得点圏に走者を進めました。
この試合、高橋投手に全く合っていなかった塩見泰隆選手でしたが、田島投手に変わって息を吹き返しました。
タイムリー二塁打で 5-1 です。
前日は上手くいかなかったバントをしっかり決めて、流れを良くした内容でした。
やはり後半バントを決める決めないは大きなポイントです。
しっかり決めると攻めている感じが強く流れを失いません。
勿論、この場面でしっかりタイムリーの長岡、塩見選手が良い仕事だったのは言うまでもありません。
7回、山田、村上選手が連続走塁死。
ドラコンズの連続エラーで貰った好機を、走塁の拙さで一旦は流れを失いかけました。
しかしオスナ選手が7号2ランを放ち、7-1と大量リードとなります。
この2ランは流れを引き戻しダメを押す貴重なものでした。
先発小川泰弘投手。
雨の中でも左右に上手く散らしてストライク先行でした。
球数も多くなく上手く投げた感じで、試合を作ることが出来ました。
いいタイミングで先制もあり、追加点も有効にあって完投ペースでした・・・7回までは。
8回が始まる時点で、小川投手投球数はまだ80球程度(正確には76球)でしたから、8回の打線を考えても投げ切れる展開でした。
ところがが突然の大崩れでした。
大差で緩んだと言われても致し方ない感じです。
2、3年前にも広島相手に大量リード(確か7点くらい)を8回に突然大崩れし、連打を浴びて沈んだ事があったことを思い出してしまいました。
本来最低8回は投げきり、木澤、清水、田口投手を使わなくて終わらせるべきところだけに、苦言となってしまいます。
2勝目ですが、かなりほろ苦いものでした。
流れが悪くなったのですが、清水昇投手がしっかり後続を切って流れを戻しました。
ノーアウトで打順が上位に回る、結構難しい局面でしたが、さすがの感じです。
ホームランの後で走者がいなかったことも、投球しやすかったように思います。
結局9回は新守護神の田口麗斗投手が投げました。
4,5,6番を三者凡退に打ち取り11セーブ目です。
マルティネス投手を抜いて、リーグ1位になりました。
小川投手へのあえての苦言がもう一つあります。
8回打たれて降板したときのこと。
一気に詰められ落胆は解りますが、後を引き継いだ投手を応援することなく、ベンチの奥に座って呆然としているところは頂けません。
新人ではなくもうベテラン、しかも選手会長ですから、気持ちを切り替えてしっかり応援すべきと思います。
大きな負担をかけた訳ですから・・・
この試合での収穫は長岡選手の打力が戻ってきたことだと思います。
オープン戦では打ちまくっていましたが、シーズン突入ではサッパリが続きました。
ファインプレーが多く、外すのもちょっとの状態。
この試合も1回に大島選手の難しい当たりを後ろ向きでキャッチするというファインプレーで始まっています。
このまま「今日も守備の人か」と思いましたが、なんと4打数3安打2打点と変身。
センター方向に良いタイムリーを打って、チームに貢献しました。
はにかみながらも嬉しそうにヒーローインタビューに応える長岡選手。
これが覚醒となることを期待します。
昨季中日には痛い目に合っています。
優勝はしたものの、対中日戦だけが10勝14敗と負け越しています。
今季は少し巻き返しているのが、ちょっと嬉しい。
現在6勝2敗と珍現象が起こっています。
しかしよく見ますと中日戦以外は勝ち負け同数か、負けている状態です。
昨季のお得意様感があった横浜には2勝5敗と大きく負け越し中です。
まぁ、4位とはこういうものですな。
5月後半となります。
ジャイアンツ3連戦以降は、上位3チームとの9戦が待っており、交流戦前の大きなポイントです。
交流戦になる前に、チーム状態を万全にしたいところですが。。。コロナが。。。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年5月14日
東京ヤクルトスワローズ 8-5 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
阪神タイガース 15-7 横浜DeNAベイスターズ | 甲子園 |
東京読売ジャイアンツ 2-7 広島東洋カープ | 東京ドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年5月14日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 34 | 20 | 13 | 1 | .606 | 0.0 | |
2 | 33 | 19 | 14 | 0 | .576 | 1.0 | |
3 | 34 | 18 | 16 | 0 | .529 | 1.5 | |
4 | 36 | 17 | 18 | 1 | .486 | 1.5 | |
5 | 36 | 16 | 20 | 0 | .444 | 1.5 | |
6 | 35 | 13 | 22 | 0 | .371 | 2.5 |
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