9/10 ヤクルト 対 中日ドラゴンズ カード2戦目
嫌な予感が現実化しました。
CSに向って意気揚々のドラゴンズ。
1戦目を落としてしまったので、この試合は気合を入れてくるだろうこと。
それに対し、このところ乱投が続くランバート投手で太刀打ちできるのか・・・無理かも
殆ど初顔合わせ状態のルーキー金丸夢斗投手を攻略できないのでは?
当たっちゃったな
では試合を振り返り、所感を書き留めたいと思います。
9/9 ヤクルト 対 中日 スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中日 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 6 | 9 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 8 | 1 |
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 19号 2ラン(4回)
・中日本塁打 岡林勇希 5号 2ラン(2回)
![]() |
負ランバート、石山泰稚、木澤尚文、山本大貴、松本健吾 – 古賀優大 |
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勝金丸夢斗、藤嶋健人、H齋藤綱記、Hメヒア、S松山晋也 – 石伊雄太 |

村上4試合ぶりの19号2ラン出典ヤクルト公式サイト2025/09/10
投手陣
先発ランバート投手
乱調で序盤で流れが決まってしまいました。
まあ4回4失点と相変わらずですが、とにかく制球が滅茶苦茶で投球に成らない。
内容的には良く4点で済んだというところです。
初回、2死満塁となりましたが、何とか無失点で切り抜けました。
球数も嵩んで体力的に持つのか懐疑的でしたが、案の定2回には岡林選手にしっかりホームランで2失点。
3回は三者凡退で切り抜けたものの、4回、先頭の山本投手に四球を出してから歯車が狂い始めます。
安打や犠打を経て、また岡林選手に決められてしまいました。
その後何とか抑えたものの、4回終了時点で97球と、これ以上は無理の判断で降板。
前にも書きましたが、どんどん悪くなってきている感じで・・・もうこれ以上何を期待するのかです。
基本的にフォームが安定せず(下半身が弱い)、投球後バランスを崩す場面が多くみられます。
これでは制球を求めてもの感じです。
初めての日本の夏で慣れないストレスがかかっているところでのシーズン終盤で疲れの部分も大きく作用していると思います。
そんなこんなで、どんどん制球が悪くなってでは結果は推して知るべしです。
先発が4回降板だったため、継投に負荷がかかりました。
5回は石山泰稚投手
4,5,6番をサクッと10球で三者凡退。
少し調整できたでしょうか。
6,7回は木澤尚文投手。

木澤2イニング3奪三振無失点の力投出典ヤクルト公式サイト2025/09/10
6回はヒヤヒヤものでしたが、7回は立ち直り、3,4,5番を三者凡退でした。
7回のような投球が今後もできればと思います。
きっかけになってくれればいいのですが。
問題は8回、山本大貴投手。
7回裏で1点差に詰め寄り、勝利への可能性が見えた段階で、8回に山本投手の起用は疑問です。
負けているところでは勝ちパターンは使えずでの起用と思いますが、復帰後の投球内容は決していいとはいいがたい。
9月3日、5日と登板し、3点差、2点差のビハインドでの投球でした。
5日に関しては傷を広げ、4点差としてしまいます(センターのエラーもあり、そこは不運だったと言えますが)。
リスク承知かもしれませんが、この試合で松本投手を9回と考えているなら、8回はまず松本で行くべきだったのでは?
1点差で8回裏は2番からの好打順。
裏の展開で勝ち越せば星投手、ビハインドならば松本投手の回マタギ、点差が開いたなら山本投手ではなかったか。
8回先頭山本選手への投球で安打を打たれ、右が続く以降の展開はみえみえでした。
2失点で3点差となり、勝負ありの状況になってしまってから松本投手、しかも回マタギ。
松本投手の無駄使いと思います。
これで次には使えずで采配が疑問です。
打線
村上宗隆選手は、この試合で19本目、19号2ランを打ちました。

村上4試合ぶりの19号2ラン出典ヤクルト公式サイト2025/09/10
4回表に2点を加点され、4点差となったところでの貴重な2点。
これで試合がまた締まりました。
2点差なら、何とかなるかもという希望が見えましたから。
しかし、一見ちょこんと当てただけのような打球が大きく飛んで、左翼中段付近に着弾ですから、いつもながら逆方向のホームランには感心してしまいます。
20号に王手をかけましたが、本人にとってはまだ途中経過の1本に過ぎない感覚と思います。
この頃の村神様はどこでもドアを持っているかのように、どこにでも降臨します。
北村恵、岩田、古賀選手が頑張っています。
7回先頭北村恵吾選手がライトに安打で出塁。
古賀優大選手。
しっかりつないでレフトに二塁打を打ち、無死2,3塁。
岩田幸宏選手。

岩田タイムリー出典ヤクルト公式サイト2025/09/10
初球をライトにタイムリーで得点が入り、1点差になりました。
濱田選手、乱れてきました。
少し焦りか悪い方向に向かっています。
ここで踏ん張らないと、又同じことになってしまいます。
まあ8回の村上選手の大飛球が入っていれば展開は変わったのですが・・・
行ったと思ったのですが、バックスクリーン僅か手前で落ちてしまいました。
今夜はカード最終戦。
先発はヤクルトが吉村貢司郎投手、中日は涌井秀章投手と発表されています。
vs
吉村投手は前回の9月4日、地方球場で雨の中粘投し、7回1失点の好投でした。
村上選手が2ランとグランドスラムで支え、8回雨天コールドが成立と、良い形の勝利でした。
この試合でも奮起を期待。
一方の涌井投手は7月に一度対戦し、攻略できそうなところを4回で降板しその後抹消。
復帰1戦目の9月4日には阪神戦で負け投手となっており、強い決意で登板すると思われます。
多彩な変化球で翻弄されぬよう、打線は柔軟に対応して欲しいと思います。
2025年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2025 では19号(通算243号)を更新中です(こちら)

19号2ランを逆方向に打つ村上出典中日スポーツ2025/09/10
プロ野球 セリーグ 試合結果 2025年9月10日
東京ヤクルトスワローズ 3-6 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
東京読売ジャイアンツ 4-3 広島東洋カープ | 東京ドーム |
阪神タイガース 1-6 横浜DeNAベイスターズ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2025年9月10日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
128 | 78 | 47 | 3 | .624 | 優勝 |
2 | ![]() |
128 | 63 | 62 | 3 | .504 | 15.0 |
3 | ![]() |
127 | 60 | 62 | 5 | .492 | 1.5 |
4 | ![]() |
127 | 57 | 68 | 2 | .456 | 4.5 |
5 | ![]() |
127 | 54 | 68 | 5 | .443 | 1.5 |
6 | ![]() |
123 | 46 | 71 | 6 | .393 | 5.5 |
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